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「記憶の果て」の後日譚ともいえる内容(すでに本書を読み終えた方にとっては、この表現には違和感を覚えられるでしょうが)で、前作を読んでから読むのが必須だと思います。
前作で投げかけられたままの謎が明かされたり、脈絡なく見えたエピソードが思わぬところで相互にリンクを見せる様が、読んでいて快感を覚えます。
詳しく話そうとすると、どうしてもネタバレになり兼ねないので、あとは読んでくださいとしか言えません。
ラブストーリーであり、SFでもあり、そしてやはり疑いなく紛れもなくミステリーである本作。
オススメですよ。
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SF・ミステリー・サスペンス…だとは思いますが、ジャンルの分類は困難。
上下巻だけでなく、前作『記憶の果て』まで含めて、あまりにも複雑な物語。
個人的には、読了後、物語の繋がりを必死に考えるのが一番楽しい。
主題『時の鳥籠』だけでなく、副題『The Endless Returning』も秀逸。
上下巻合わせるとかなりのページ数ですが、一日で一気に読めました。
前作も合わせて、時間に余裕のある時にまとめて読むことをお勧めします。
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前作の記憶の果てから繋がり、時の鳥籠もとても面白かった。そしてまたもや続きが気になります。
次は頭蓋骨の中の楽園です。
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前作、『記憶の果て』ともはや一体化した物語であり、絶対に前作を読んでから読むべき作品。
前作の伏線を回収している部分もあるが、謎はさらに増える。前作の謎もまだまだ残っている。
前作と同じくSF、ミステリとしても面白いのは間違いないが、やはりこの言葉では言い表せない、捻くれているけれども地に足がついており、けれども現実とは一線を画すような世界観、雰囲気が素晴らしい。
もうこのシリーズ読破するしかない。