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投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛軸は、受けのネガティブ思考のせいで上手く行かないだけという
比較的私の苦手なネタでしたが、
前に進めない諒一の苦しさがしっかり描写されていたし、
2巻の過去編でめっちゃキツい失恋の様子を見てしまったので、
諒一に同情してしまい、彼の臆病さを責められませんでした。
一方、仕事ネタや、受けの同僚などの脇キャラとのやりとりなどは
相変わらず密度が高く、読んでいて飽きさせません。
こちらは、焦れ焦れの恋愛ネタを支える縁の下の力持ちですね。
先が読めすぎの王道展開でしたが、
ここまで読んできてメインCP二人にも愛着が湧いていたし、
二人の恋を応援したい気持ちになっていたので、
十分に満足できた最終巻でした。
仕事熱心な男が好きな方、
屈託がなくて懐の広い年下攻めが好きな方、
お仕事部分がガッツリのBLが好きな方で、
いい大人のくせに恋愛になるとぐるぐるしちゃうのが許せる方に
ぜひ、お勧めしたいシリーズです
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投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ最終巻です。
全三巻、読み終わってみると諒一のグタグタさが際立って、
逆に暁がどこまでもいいヤツだった・・・、という感想でしょうか。
諒一が恋愛に後ろ向きでとてつもなく臆病すぎて読んでてイラっとしてしまいました。
たった一度の恋でここまで卑屈になっちゃう諒一って繊細だったってことかな。
その原因となった帯、結局この人ってなんだったんだろうなぁ。
この巻にもさらっと登場してましたが、むしろわざわざ登場させなくてもよかったかも。
諒一にはトラウマになってしまったこの人ですが、ここまでひっぱらなくてもいいのでは?なんて。
うーん、全三巻かけて諒一のトラウマを克服させて読ませるのはちょっとキツかった。
あと、お仕事描写が異様に多かったですね。それに詳しい。
さすが、秀さん、以前の職歴が大いに役立ったというワケです。
ラストとはとても前向きでした。それだけが救いです。良かった。
やっとくっついた最終巻
2017/08/31 19:38
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
長かった…w
自己愛と自己憐憫で格好つけの受は、最後まで格好つけだったという印象でした。
一応チュニジアまで行ったけど、それすら会いに行ってやったという風に見えました。
最後まで受が感情を乱して攻に弱さをさらけ出す事なく、スマートに収まってしまったのが残念でした。
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最終巻です。やっと…!!と言わずにはいられないこの達成感。(読んだだけなのに)
ノベルス版から所持している身としては感慨深い。
これでもかという、秀先生のワーキングBLです。その上元タチなメガネ受けなんて好みすぎる。
ちょっと受けが頑固すぎ&元彼ひねくれ過ぎでイライラするけど。
同人誌どこやったんだろー自分…部屋のどこかにあるハズ…。
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配对:新人摄影师(24岁)X杂志编辑(28岁)
星:3.8
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攻めとの同棲生活が当たり前になってきたと思った矢先、攻めとの間に少しの亀裂が。
最後に、受けが自分の気持ちに素直になったのが良かった。
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完結編。小説発売があの頃は待ち遠しかったな^_^とってもいい作品でした。後日送られてきた小冊子も甘々な暁と諒一が見れて幸せでした+
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[若手カメラマン×敏腕編集者]
疲れた・・・
諒一の歪み具合に本当に疲れた。
そして泣いた
予想外の展開だったが、最後は思い通りになってよかったです。
暁が日本に返ってくるところまで
見届けたかったけど、ここで終わるのがちょうどいいのかな?
面白かったです。
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☆あらすじ☆
元恋人との仲を嫉妬した暁が家を出て行き、
独り暮らしに戻った諒一。
仕事だけが自分を裏切らない――
激しい喪失感を抱え編集作業に没頭していたが
ついに大失敗をしてしまう!!
しかもある晩、家を訪れた暁に突然別れを告げられて・・・!?
過去の恋に傷つく臆病な男が、もう一度愛を選択する
――仕事に全力を懸ける若きカメラマンと編集者、
二人が見つけた不変の愛の物語、感動の完結!!
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いい><
これこそさすが秀先生だと言うべき
仕事場描写最高!!
三巻一番好きな部分はオビさんとの別れかも
実はこのシリーズオビさん本命なのよ…(汗
かなり萌えたよぉぉ><あのしゃべり方といい、冷血さといい
でももし最後諒一がオビさんと一緒になったら、もう秀先生じゃないような気がする
(まぁ、黒さ的にはアリかも
オビさんが諒一のこと好きで好きで後悔してももう二度と手に入らない番外編がほしい!!(おいおい
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暁がチュニジアに行って半年会えなくなるということがそんなに大問題か?という基本的な部分で違和感を持ったので、諒一のぐるぐるや周りが諒一にハッパかけてるのを冷めた視線で読んでました。読み終えてみれば、恋に対して臆病だった諒一自身が行動を起こすというBL的展開が、この作品のエンディングへ向けての大切なファクターだったのだとわかりましたが。番外編をいくつか入手してるのでこれから読みます♪
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『他人同士1』
『他人同士2』
⇒『他人同士3』
『大人同士』 スピンオフ
『恋人同士~大人同士2』スピンオフ
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諒一にじれったさを感じたけど、それがいい刺激になって2人を心から応援してしまいました。欲を言うならもっと帯が悔しがる展開も見たかった
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他人同士完結。時々ホロリとするシーンもあり、暁が半年日本から離れるのに、諒一は何も言えず、空港まで追いかけるも間に合わないところなど切なかったです… さすが秀さんということで、後半のえちシーンは素晴らしい。ラストも綺麗に纏まっていて、大好きな作品になりました。
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あの2巻からの引きを回収してやっとこさ大団円を迎えます。
諒一、素直になって幸せになるのよ!と何度も思ってしまったww
暁の穏やかさの中にある熱い部分も見えて私的には満足。
未来が不安ってのはNLでもあるけどねww
秀先生、我儘を言っていいのなら帯さんにもちゃんと好きになれる誰を〜!
嬉しいサプライズに“くちびるに銀の弾丸”の澤村が出てきたことww
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同居していた暁と元恋人であったオビさんと会ってたことがバレてけんかをして、独り暮らしに戻った諒一。
諒一は、暁が出て行ってしまったことで生じた自分自身の変化を埋めるかのように、仕事量を増やし、まるで仕事に溺れるかのように日々仕事に追われる生活へと変化した。暁がいなくなってしまった穴を仕事で埋めようとしたのだ。
当初こそ、それはうまくいったかに見えたけれど、次第に諒一は余裕をなくしていき……
そんな時にふらりと立ち寄ったのは、まだ諒一が若い頃から行きつけにしているバーだった。その店にはそっちの気のある人間が集まる店、として有名な店なのだが、今日はそんな気分でもなく、ついうっかりそこで会った同じ職場であるも、同じ職場に諒一が就職する前から先輩である男に全てを話してしまう。
どうして自分は割り切ることができないのか、自分はどうしたらいいのか、暁のために何が一番いいのか、過去の失恋から立ち直れずにいた諒一が今、ゆっくりと動き出す……
という感じの話でした。
実はこれの前作を読んだのが大分前だったので、内容を思い出せるのかどうか、大分不安だったんですが、それは余計な心配でした。
読み出したらあっさり、この人の作品の世界に入ってしまって、けんかした原因なんて些細なことのように思えて、過去の恋愛に縛り付けられてる諒一がどうするのかが気になってしょうがなくなって。
で、最後のハッピーエンドにほっとため息をつきました。
人間には誰にでも矜持があって、それを成すがために働いているのだな……と思わされて、ちょっと働くことの価値を見失っている私には思い宿題を突きつけられたような気もしましたが、基本的には読んでよかったと思いますし。
プライドと今のしっかりある男だからこそ、それを折ってまでやり遂げないといけないことがある、と教えてくれた作品だったように思います。
簡単なことで譲ってあげられなくなった大人の恋愛話を読みたい方にオススメします。