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自分の高校生時代を思い出すなあ。わたくも「本物」を求めていた覚えがあります。そして得られないとわかってどこか捻くれるという。
世の中というのは純粋な奴には,というよりも純粋な奴にこそ,生きづらいのかもしれませんね。もっとも,純粋な奴が生きやすい世の中なるものが仮にあったとしたら,逆説的に響くかもしれないが,それは多くの人々にとって生きづらい世の中なのだろうけど。。。
とまれ,ぽんかん⑧さんのイラストの上達ぶり,書き込みぶりに脱帽なり。
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ところで八幡の「幡」と「蟠り」って似てるよね。そんなわだかまりもいよいよ雪解けを予感させるシリーズ全体のクライマックスのような9巻。
人間関係の葛藤がリアルすぎてつらいものがありましたが、それを救った平塚先生の心に染みる台詞の数々。表紙になるのも頷けるほどのカッコ良さでした。
あ、今更だけどアニメ2期おめおめー。どこまでやるのかそのへんも楽しみにしつつ。
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最初から最後まで胸が締め付けられるような長い巻だった。ただ、最初と最後は締め付けられる理由は異なっていた。
最初はうざいキャラなのかと思った一色も三浦も、戸部も葉山も、物語が進むにつれて、実際に人が知り合うに連れて理解していくように色々な面が見えてくる。
いろは逞しかったなー。感心した。
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自意識の化け物とまで言われた八幡が自身の感情に気づき…それに従うとは正直思わなかった。
本物を欲しがる八幡に惚れそうになった。論理的に物事を考えた結果、感情に行き着くヒントこそは平塚先生からもらったが、自分でそこに辿り着いた結果、どうすればそれを満たすことができるかまで導くとは…
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ぼっちが送る青春ラブコメの第10弾。
今回は生徒会長へなった一色が再び相談に。
だが、争った雪ノ下や由比ヶ浜は…。
正直、平塚先生がかっこよかった以外想定内。
っていうより普通の学園生活になってきてやしないだろうか。
八幡のコメディたっぷりの語り部が段々と減ってきて退屈になってきている。
それに手伝う理由がどうしても理解できないしね。
次はしばらく買わないで静観しよう。
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7巻から始まった俺ガイル中盤戦を締めくくるにふさわしい巻であった。
捻くれ主人公の八幡の心にも大きく、そして決定的な変化が訪れ、また雪乃や結衣との絆もまた、新たな段階に踏み出したように思う。
季節はクリスマスシーズン。新生徒会を手伝ったり、みんなでディスティニィーランドに遊びに行ったりと、400ページ越えの大ボリュームで、とても満足いくものだった。
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あの八幡が、あの雪乃があそこまで心の内を露わにするとは。
7巻から続いていたギスギスとした微妙な雰囲気。
それを見事に解決してくれたんじゃないでしょうか。
確かに間違った青春ラブコメをしてるのかも知れない。
でも間違いつつも前に進んでいける八幡たちが羨ましいと思う。
中盤まで胃が痛い展開が続いただけに、終盤の盛り上がりも最高潮。
表紙の平塚先生の困った時の頼り甲斐が半端ない。
どうしてまだ独身なんですかねぇ。
いろはすも留美も、今まで八幡に関わってきた人たちが確かに影響されているっていうのがまた嬉しいじゃない。
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やっと物語が進みだした感じがある
ひねくれてるのは、八幡なのか俺なのか・・
どぅも八幡の考えには共感できない部分もある
ともあれ、最後まで読みたいシリーズ
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アニメ(第2期)でも放映されたクリスマスイベントのあたりの話。この物語が佳境に差し掛かってきた。ずっとニヒルだった八幡がはじめて本気で熱くなった巻であり、「あざといろはす」こと一色いろはが人気を確立した巻でもある。偽物ではなく本物が欲しい、そんな巻。
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ようやく奉仕部の仲が戻ってきてほっとしました。
平塚先生ってほんとにすごい先生…!
相変わらずの様々な小ネタにクスッとしつつも
人間関係にハラハラもしつつ、
トータル楽しく読めました(*´∀`)
あと、相手校のカタカナ語はよくわからんでした。
ちゃんとみんなに伝わるような言葉を使うって大事なことだと思います!
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図書館で。
クリスマスイベント巻。ここまで読んできて良かったよ、ヒキガヤ君おめでとう!とエヴァ最終回(TV版)並に拍手してあげたいようなちょっとした革命勃発。ヒッキーも前に進んでるんだねぇ… 彼はトーマの心臓とか読むといいよ。あれも本当のホンモノが欲しい話だった…と思う。多分。
それにしても青春とかリア充とかレッテルを貼ってあいつらは人生謳歌してるとか毎日楽しそうだぜチクショウなんて羨んでいる輩に、でもまあ彼らだって大変なんですぜ、アナタが知らないだけで…というお話のような気がしてきた。反対にボッチ最高!ってお話でもないけど。まあ足掻け、悩めよ青少年ってお話なんだから本当に青春小説なんだろうな。ちょっとそういうとこっぱずかしい感じもするけれども。
誰もかれもそんな簡単に変われないけれども少しづつ影響しあい、前に進んだり後退したりしてるんだろうなぁ。長い目で見れば20歳前なんて80まで生きたら人生の1/4でしかないし。しかも最初の5年ぐらい記憶はきちんとしてないし。というわけで前途は茫洋とし過ぎて居て反対に不安っていうのが青春時代なのかな、なんて思ったりもしました。いや、まあ自分も老後とか漠然とした不安を抱いてますけどね…
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7巻から続いた黒が、白に変わっていく本編。
安心という心地よいカタルシスを生む展開だが、八幡のキメ台詞、キメ台詞に至る過程、その情景も含め見事なそれだ。
確かに、その帰結自体は「感情という、ロジックでは測りがたいモノを掴む際、そもそも正解はなく、ベターを試行錯誤しながら常に探り続けていく、そのプロセス自体だ」というもので、余りにも当たり前すぎるものにすぎない。
しかし、これに気づく葛藤は、老若男女を問わず人ならば誰でも、他者と関わる中で経験していく。この過程を、青年らしい潔癖さ(「欲しいのは本物」という台詞に顕著)が希求されつつ、丹念に描かれていく(多少くどいが)。
人との関係性の有りようを意識しつつ、本作は展開してきた。
ぼっちの目から見た学生生活、小学生の苛め、恋の告白への拒否と関係性のあざとい保全の両立、文化祭の裏方運営業務、貧困家庭に属する者の葛藤等々。
ある意味、このテーマなら本巻をラストにしてもあながち間違いではなさそう。
しかし、ようやく主軸に据えられてきたのは、本作の主人公3名+α(葉山と陽乃かな)の関係性。これをさらに進め、人との関わりを模索していく過程はやはり外せないのだろう。
そういう意味で、次巻もまた実に楽しみである。
さて、本筋ではないが、周囲が喧しい平塚先生が未婚の件。
しかしながら、本巻を見るにつけ、彼女が未婚なのはやむを得ないなぁ、と感じさせる。
そもそも、彼女の人間観察眼は、八幡をさらに上回る。大人だからというのではなく、彼女自身の個性であり能力としてだ。
しかも、解答を見つけさせるよう仕向けることすら可能な力量を備えた人物だ。
もちろん「教師」「人間」としては実に素晴らしいという他はない。しかしながら、彼女と一つ屋根の下で生活するのは、かなり息苦しい。有体に言えば彼女と向き合い、あるいは一つ部屋にいた場合、寛げないのだ。
彼女がこうなった過程、かような力を得るに至った事情を描くかは不明だが、八幡に似た性格の元カレの存在を想起してしまうところだ。
ちなみに、八幡君、あなたが10年早く生まれて、彼女と出会っても、恋仲にはならないと思う。あなたも素晴らしいが、彼女を惚れさせるには、より懐の深さが要るかも…、そんな風に感じる。
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「比企谷八幡の消失」的内容。TDLはファンサービス
本シリーズで、初めて八幡はトップカーストのコミュニケーション手法に理解を示す。
無駄も多いが、言葉を尽くして、相互理解・調整をしていく手法。
当然、ぼっちでは、ひとりでは、できない方法である。
奉仕部の和解は、珍しく青春、青春した内容。
スプラッシュマウンテンでのゆきのんの一言は若干嫌な予感。
玉縄らの手法は、誇張されているが、良く見られるよね。
でも、雪ノ下のセリフのような反対意見も実社会ならもっと早く出るでしょうね。
しかし、学園ものでこんなに仕事チックな活動を連発しているラノベも珍しい。
さて、登場する女子たち全てのフラグを強固に成長させている八幡。
もはや、あんまり腹も立たなくなった。
アニメ2期が決まったそうだが、長引かせずに、八幡たちが本物を手にすることができるか?
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主人公一人が敵を演じる事でクラスの人間関係を険悪にさせないようにする話が多いです。
1人を救って100人犠牲にするのと100人を救って1人を犠牲にするのどちらが良いかと尋ねた時、この主人公は後者を選んでいます。そして犠牲になる1人と言うのは主人公自分の事です。この本は自分と他者を両方大切にする事が出来るかどうかを問うたものだと思います
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新生徒会クリスマス会準備編。
前巻同様、この話も前半部分は歯車の狂った奉仕部と八幡の心境が続いてて陰鬱とした雰囲気。
ただ、八幡本音吐露の名シーン以降、後半は明るい展開で良かった。
葉山グループのメンバーともちょいちょい遊んだり、見ててほっこりしますね。
にしても、会議は踊るされど進まずの様子は、読んでてほんとにイラつかせてくる感じが凄すぎました。そういう風に書いてるんだと思うのですごい。
そして平塚先生は相変わらず指導者っぷりが素晴らしいですね。
そんなこんなで、最後はティータイムも復活して、紙コップからも卒業してハッピーエンド。めでたしめでたし、、、ですがまだまだ続くようで。期待して次も読みます。