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エボラ出血熱がアフリカで猛威ををふるっている今、この本で描かれている兵器化されたウィルスはフィクションとは思えない。と、思って読んでたのだけど、最後ものすごい駆け足で「はい?」って言う間もなく解決してね?いやまぁテロが防げたのは万々歳なんだけどね。オイシイとこ(ここでは表に出ることはない栄誉か)は名も無き兵士たちによって持ってかれたし。 国名が多々出てくるのだけど、大丈夫?ライス女史と心配になるぐらい悪国として描かれてます(笑)
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発売された当時、エボラ出血熱のニュースが報道されていたので
「なんてタイムリー……(げんなり)」
と思いながら読み始めたところ、
やはりしょっぱなからけんなりな展開で。
また、ライスは敵方の描写もしっかり行うので
こちらはなかなかモチベが上がらず。
その割に、最後の頃は展開を巻いて巻いて状態でしたね。
賛否両論はあると思います。
ヒーローもヒロインも、ライスパターンからちょっとひねっている(と自分は思っている)ので
その点は嫌いじゃなかったんですけどね。
訳者後書きを読むと、これはジェニングス名義だったんですね。
私はジェニングス作品が嫌いではないのかも。
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兵器化されたウィルスによるバイオテロを防ぐため、ヒマラヤ山地のとある王国に潜入した古文書学者のルーシーと、陸軍山岳部隊長マイクの物語。エボラ出血熱に世界中が震撼している時勢柄、緊迫感があった。ヌハラ王国の文化と風土が異国情緒溢れる感じで良かった。かつてこの国で両親を亡くし、一人ぼっちで生きてきたルーシーが健気。いつしか惹かれあっていく二人の様子は良かった。世界規模レベルの危機と緊迫感が続いた割りには悪役が倒される最後があまりにも簡単過ぎて拍子抜けの感じ。ヒロインのとる行動もあまりにも意外過ぎて現実感がないし。2014.10
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ウィルスによるバイオテロを防ぐため、ルーシー・メリットと陸軍のマイク・シェーファーはヒマラヤの閉ざされた王国に潜入する。
恐ろしいバイオテロ作戦が進むの描写が節々に入り、ストーリーに恐怖感を加えて読みごたえはある。
エロはちょっとでライスにしては控えめ。
しかし、読後に思うのは一番のテロを防いだ功労者は、冒頭に死んだ名もなき工作員だよね、という思いです。
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生物兵器を作っていることが判明した、ある国の陰謀を阻止する為にヒーローとヒロインが潜入調査するお話。
リサの昔の本なのかな?
ちょっと物足りない感じもあるけど、やっぱり好き。
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図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
ヒマラヤ山地のとある王国に潜入していた諜報員が、エボラ出血熱にも似た恐るべき症状を示して死を遂げた。兵器化されたウィルスによるバイオテロが計画中との情報を得たCIAは、その国の王宮で少女時代を過ごした古文書学者のルーシーにテロ計画の全貌を探らせる役目を依頼、陸軍山岳部隊のエリート戦士を護衛につける。婚約中のカップルをよそおった二人は、やがて真の信頼関係で結ばれていくが、世界規模のテロ計画は、二人の命も脅かし…大人気作家が贈る本格派ラブ・サスペンス!
久しぶりにいいロマサスに出会った感じがした一冊。
ルーシーの強さはしなやかで嫌味なく読めた。パゾウロマンス、スピンオフでないかしら?
Darkness at Dawn y Lisa Maeie Rice