「デッドエンドの掟その一 子供は見捨てるな」
2022/12/03 07:51
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投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
5巻ではルーデウスとエリスが、デッドエンドの掟を守り窮地の子供を救おうと頑張るシーンがありました。
ルイジェルドから良い影響を受けています。
このシリーズはイラストも良いですが、特にこの巻、パウロのイラストの1巻との差に、年齢と転移後の苦労を感じさせられました。
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投稿者:豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
書籍版限定の話は、蛇足編みたいでファンには嬉しい限りです。
ランドルフが列強4位になっていたのが気になりましたが…
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表紙はエリスとルーデウス、父パウロと妹ノルン。
父親と感動的な再会とならず、互いにすれ違っての苦い出会いから始まるが、物語に深みを加えている。
単純ではないストーリー展開はすごいと思うが、登場人物がどんどん多くなり読者はついてこれるんでしょうか?
ネットで読んでれば、閑話や番外で出てくる人物にも興味は持てるが、クリフやアリエル王女など今後の重要人物であり、知らない読者がどこまで受け入れられるか心配。
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web版の第5章 少年期 再会編 第四十四話〜間話「ロキシーの帰還」の内容。
番外編1 ドラゴン肉のナナホシ焼き
番外編2 アリエルの死
が書き下ろしで追加されている。
番外編1は、ランドルフのお店の話し。こうゆう閑話もおもしろい。
番外編2は、4巻の番外編の続き。フィッツ先輩が活躍が見えて嬉しい。こう考えると、シルフィの凄さがちゃんとでてる話しが好きなのかもしれない。
ルディとパウロの親子など家族の再構築にフォーカスが当たってる。web版では、最後の食事にエリスが来てなかったけど、書籍版では参加してる。
QRコードのwebアンケート答えると作者のこぼれ話で、パウロのキャラ考察が読めます。
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故郷へ帰る道中今までよりも大きな街に到着したルーデウスたち。そこでまさかの再会を果たす・・・
いやぁ、きつい・・・まさかの再会がこれとは・・・大人は思っているよりも大人でない、なんてことはわかっていますがね。
世の中の親は大変です。でもそれ以上に子どもたちは大変です。
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相手のことはわからない
想像するしかない
だけど
似たような顔を見たことあったから
あの時の
自分を写し見ているようだからこそ
想像が難しくないからこその気持ち
転生前の思いが
ここに生きてくるのが面白いです
前世の知識と経験の活かし方って
こんなやり方があったんだね
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感動の再会は演出のよう。
年齢にそぐわないほど優秀だったからこそ、呑気な旅ではなく自分以上に働いてくれてると思ってしまったのだろうな。
「ドラゴン肉のナナホシ焼き」
久しぶりに見た米は旨く。
どれだけ歴史があって護っていきたいものだったとしても、訪れた客を満足させることが出来なければ辞めるべきだろ。
「アリエルの死」
王女とは思えない護衛達。
優れた情報屋であり自分の目耳で確認したとしても、人間である限り全てが完璧なことなどあり得ないから仕方ないな。
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パウロとの再会後の再会がグッときて泣きそうになりました。
アニメ版では再現されていないところが本当に原作はいいです。
また、アニメ版をより一層に魅力的に映ります。
もうそろそろアニメ版のシーズン1が終わりそうです。
ミリス神聖国の首都ミリシオンから中央大陸に向かう途中。
次巻も読むのを楽しみにしています。
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面白かった。
そして、父親との再会が心に痛い。
これまで故郷に帰る。故郷できっと家族が心配して待ってるだろうという思いで、楽しみながら、ときおり苦しみながら、家族の待つ家をゴールに旅をしてきたルーデウス。
そのゴールが無くなっていた事を知る。
まさか、故郷が吹き飛んでるなんて思わないだろう。
でも、その被災者として歯を食いしばりながらなんとか生き抜いてきたパウロにとって、楽しい冒険旅だったと語るルーデウスに怒りも湧くだろう。
怒りが湧くのは、期待を裏切られたからなのだろう。天才の息子に大きな期待をかけていた。ヤツなら自分より上手くやってくれるだろうと勝手に思っていたのに、その息子はまったくの期待外れ。災害が起きたことすら知らなかったし、調べることもしていなかった。
その怒り、十一歳の息子に向けるべきものではないのにな。
外見だけが子どもの歪な息子。
どんな距離で接すればよいのか、分からないだろう。
息子だけど子供じゃない。
親子としての距離感が、きっと分からない。ノルンと同じように、庇護し危険から遠ざけ、悲しい事には耳を塞いでやる。そうやって守れる子供じゃない。守ることが親の愛情だと思っているのなら、ルーデウスには愛情を注げない。
自分よりも強くて頭がよくて機転がきいて行動力もある。
でも十一歳な幼い息子を、どう愛せばいいのかわからないだろうな、なんて思った。
親からの拒絶に、どん底まで落ち込むルーデウス。親は自分を裏切らないし見捨てないって、心底思っているのだろう。
ルーデウスにとってパウロは父親として見ていない部分が大いにあるけど、でもそれだけショックをうけるということは、なんだかんだ言って、パウロを父親として受け入れていたのだろう。
パウロとルーデウスの父息子コンビは、仲の良い悪ガキ同士みたいで好きなので、読んでいて辛かった。
そして、ノルンが平凡であることに、失望しないパウロっていい父親だと思う。