著者の空手歴と熱い想い
2021/04/07 07:32
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投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の空手修業に至る経緯と琉球空手への熱い想いを綴っている。琉球空手4作のような技術的な話は殆どないが、面白く読めた。
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作家の名前だけ見て、てっきり小説のつもりで購入した本でしたが、表題がそのまんまのエッセイ集でした。
エッセイ集と知っていたら、購入せんかっただろうな。。。と思いつつ、せっかく買ってしまったんだからと、読んでみました。
今野さんが空手をやっていることは知っていましたが、ここまで本格的にやっていたとは、、、また、すごい飲兵衛らしいこともわかって、新たな驚きで、こういうハプニングも嬉しいものです。
(2008/7/21)
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うーん、つまらなくはないんだけど、エッセイと見ると、それに茶々をいれるような編集のコメントがあまりにつまらないような。。。でも、それに対する作者のコメント返しは面白い。
あと、イラストが素晴らしく面白いのだけれど、本文との切れ味・トーンに差があったり。残念・惜しい。
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ついつい、立ち読みしてしまい、そのままズルズルと読みきり。
くすくす笑いながらも、心当たりのあるところにウンウンと頷いてみたり。武術はロマンですな。
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琉球空手、というタイトルに惹かれて買った。内容は作者の体験談、エッセイ。面白いとか面白くないとかではなくて、いろいろ知らないことが書いてあってわかりやすく説明されていてよかった。
手(てぃ)とは何か、沖縄空手には棒術は必須だったとか、武術整体の話とか。自分ももっと深くいろんなことを知りたく勉強したくなった。
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空手がテーマのエッセイ。文章が軽妙でくだけていて、おもしろい!こんな文章も書くのかと、意外な発見です。あんな小説やこんな小説をを書いている、同一人物とは思えない!空手や格闘技全般にとくに興味はないけれど、するする〜っと一気に読了してしまいました。けっこう爆笑モノです。
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私はジャッキーチェーンの世代ですわ
青年時代が私と今野さんの分かれ目ですかね
格闘技好きだけど習うことなくここまできちゃったし
なんだか、体を動かしたくなってきたなぁw
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最近、外でははなるべく韓国語の本や新聞を読むようにしているのだが、遠出時の車中読み物としてはやっぱり日本語本がほしい。今、読んでいるシリーズとの関係でこの本を選ぶ。内容は雑誌に連載したエッセイを一冊にまとめたもの。かなりおふざけ調なので、余程の今野敏ファンでない限り本書単独で買うことはお勧めできない。但、『惣角流浪』、『山嵐』、『義珍の拳』の格闘実録小説三部作を読んだ(もしくは読む予定の)人なら副読本として面白いかも?それはそうと著者が琉球唐手の実践者の為か、空手を上位に描いている様な気がしてならない。
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幼い頃、近くに二件くらい道場があって、
男の子がそこで習っていた。
かっこいいなあと思っていたけど、
男の子の世界だしなあと思い、一歩置いてい見ていた感がある。
それが、妹が生まれると、なんとかよっていた保育園で空手(もどき)を習い始めたのだ。
胴着に身を包んだ姿、誇らしげでうらやましかったなあ…。
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内容(「BOOK」データベースより)
強くなりたい!ブルース・リーに憧れて空手道を歩みはじめた少年今野。手作り巻藁を突き、鉄下駄代わりに父親の下駄を履いての跳び蹴り特訓。気がつけば空手塾を主宰し、指導の合間に本業をいそしむ、立派な“空手ばか”になっておりました。文壇屈指の格闘家がつづる爆笑自伝エッセイ。五月女ケイ子の豪快なイラストも満載。
人気小説家今野敏の空手との出会い、蜜月の歴史を一冊にまとめた本です。コミカルなテイストしはしているものの、実は空手への思いを皆に伝えたくてうずうずしていたのを吐き出したようでかなり読み応えあります。逆に途中で挿しこまれる担当とのやり取り部分はいらないような気がしました。淡々と思いの丈を書いて貰って、さらに濃密にして頂きたかった。
基本的に格闘技小説が好きなので、楽しんで読めたし伝統空手への誤解が自分の中で氷解しました。
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おそらくはとても熱く精進してきたのだろうとは思うのだけれど、作品としてはあまり惹かれなかった。残念。
払ってもいい金額:200円
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今野敏さん、1955年生まれ、空手道が大好きな作家さんの自伝的エッセイです。「琉球空手、ばか一代」、2008.5発行。著者は小学生の時は大山倍達に、中学生ではブルースリーに憧れ、空手道を始めたそうです。私は、自分の体と心を鍛えるため、大学で一番厳しいと言われていた空手道部に入部しました。動機は違うように見えますが、たぶん、「克己」と言う意味では同じではないかと思っています。本の内容は、空手に関してかなり専門的な感じがします。
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今野敏と知らずに、以前に図書館で借りて読んだことを思い出す。著者の小説を一冊も読んでいないので、琉球空手シリーズには目を通したいと思う。そして本家の空手バカ一代も機会があったら読みたい。
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ブルース・リーに憧れた少年今野。
紆余曲折がありながら、空手を学び始めます。
青年今野の修業時代を経て、あくまでも古来の沖縄唐手を追求すべく独立し、今野塾を開きます。
一連の沖縄唐手の小説は、自分自身の体験、修行があってのものだと、深く納得です。
著者の沖縄唐手愛がすごいです。
文壇屈指の格闘家がつづる自伝エッセイです。
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今野 敏(こんの びん、1955年9月27日 - )は、日本の小説家、元漫画原作者、武道家。本名は敏(さとし)。血液型はO型。長年の空手の経験から武道や格闘技の描写に優れる。裏社会や登場人物の心理描写も特徴的で、上品でポジティブな作風から女性のファンも多い。ジャンルとしては警察小説、SF、バイオレンス、アクション、伝奇、オカルトといった分野の作品が多い。2013年、日本推理作家協会理事長に就任し、のち、2014年から2019年まで代表理事を務める。
1999年より空手道今野塾を主宰(常心門から独立。現・少林流空手今野塾)。本部は東京。支部は大阪、広島、モスクワ、サンクトペテルブルクなどにある。(ウィキペディア)
空手も使える硬派な小説家のイメージがあるが、この本では抱腹絶倒な自伝エッセイという裏芸を披露。本書に、突然割り込んでくる編集長T、元編集長Y、体育会系女子編集Oなどのユルユルコメントに返事する形で話は進む。特に、体育会系女子Oの武勇伝(本人は武勇伝ではなく普通のことと思っている)が面白い。
本書にあるように、筆者は中学生の時見たブルース・リーに憧れ(「グリーン・ホーネット」のカトー役)空手を習い始め、気がつけば自ら新しい空手塾を主催し、指導の合間に執筆という立派な空手バカだが、沖縄空手(首里手という古流)への愛と忠誠心は本物です。