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縛ってる人間こそが実は縛られているのだとかいうごくごくありきたりな感想。乳首が適当気味だったのがちょっと不満
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背徳的、この一言で絵も、ストーリーも、キャラの個性も、総合的に言い現わす事が可能な漫画
線からして別格。えすとえむ先生のそれを「艶」とするなら、黒咲先生の引く線は「淫」であろうか
断言はできないが、テーマが緊縛だから、そう感じる訳ではないと思う
何っつーのか、黒咲練導って漫画家としての人間性そのものが、歪なのか?
同じ、女性を縛る『ナナとカオル』(甘詰留太)とは違った味を感じる
あちらは濃さはあるんだが、胃にズシンと来ないので、サクサクと口の中に放り込んでいける。しかし、この『ユエラオ』は一口目からねっとりと重厚で、やや疲れそうになり、完食しきれても、しばらくは無理、と思ってしまうほど
ホント、淫靡だ。造りの脆いエロ漫画より、よっぽど興奮できる
黒咲先生、相当に研究したな、縛りの極みを。これはあくまで、私個人がこの漫画を読んで思ったことだが、多分、先生に縛る趣味も、縛られる趣味もないだろうな。どちらの快感も理解できないからこそ、ここまで縄に縛られた女の底からしか出ない、エロを通り越した淫らさを描けるんだろう
歪んだ表現だからこそ、男女の間に存在する恋愛感情が回を重ねる度に澄んでいくのが緊縛を例とするSM。アブノーマルの魅力を、読み手の耐性も考えずに、本気でブチこんでくるので、読み際には細心の注意を払うべき
はてさて、縄に縛られているのは男か、女か
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2014 6/16読了。Amazonで購入。
黒咲だしとりあえず買っておくか・・・と思って買ったら連載媒体楽園かよ! 割りと直球でエロじゃないか!
はなからそういうの期待しているときはいいんだけど、そういうわけでもなかったので・・・そろそろ黒咲さんなら無条件で買うのはやめっかな・・・
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縄師・・・いや、縄師というよりも緊縛にスポットを当てた作品。他になさそう。
縛られる快感に目覚めた主人公の女の子だけど
気になる地味系眼鏡女の子がいたので縛ってみたら、キマシ展開に発展。
重要人物臭を放っていた縄師は特に深く関わって来る事も無く
緊縛をする方される方の心得を一通り伝授したらフェードアウト。
女の子同士で縛り縛られ、貴女の家に泊まって、ご両親が寝ている隣で朝まで百合百合。
女の子同士の小指を繋げていたのは糸ではなく赤い縄でしたとさ、おしまい。
お話としてはこれだけ、一切の掘り下げは無し。
あとはひたすら緊縛シーンをじっくり堪能すればいい、見ごたえは十分。
しかし黒咲先生は特殊なフェチズムを描かせたら日本で10本の指に入りそう。
余計な事は書かず、かといって簡潔化せずに行間・・・
コマ間?を読み手に考えさせる描き方と
人体を記号化して大げさに描いて尚魅力が溢れるデザイン。この2つはもう見事に尽きる。