分かりにくい業種だが
2015/11/19 15:52
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投稿者:シンジー - この投稿者のレビュー一覧を見る
その歴史、そして今、具体的に何をやってきて今後どうするのか分かりやすくまとめられている。
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大きくは「コンサル業界の歴史」、「コンサルタントの仕事」、「コンサル業界の今後」といった三部構成。
前半2部は、読み物として面白く読ませてもらいました。
また、後半の「コンサル業界の今後」について、ある意味現在の SI 業界も似たような課題を抱えており、なかなか根深い課題なんだなと痛感しました。
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元マッキンゼーの名和氏の言うとおり、従来型のコンサルティングはコモディティー化の一途を辿っている。
IGPI塩野誠氏が言うように、今後は高級人材派遣、高級文房具、PE化が大きな潮流になるだろう。
ファンド側としてコンサルを使うときは、特に関連プレーヤーからのヒアリング業務をアウトソースがメインのイメージで発注していることが思い返される。
今後は、コンサル経験者が起業、事業会社経営層、社外取締役などを経て、ファクトベースコンサルティング+グレイヘアコンサルティングの融合を目指していくのが一つの差別化となるだろう。
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マッキンゼー
プレゼン内容のチェックを受ける社内会議で提案書が少なくとも提案金額の20-100倍のインパクトを生み出すかを問われる
JAL再建:BCG
ADL:1886
Mckinsey:1926
フレデリック・テイラーからコンサルはスタート、科学的管理法
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【諮問から実行へ】一般用語として定着した感はあるものの,実際に何をしているのかと問われれば,明確な回答や定義を与え難い「コンサル」。特に経営コンサルティングに焦点を当てながら,その実態を詳述した作品です。著者は,経営コンサルのマッキンゼーで務めた後に独立した並木裕太。
何気なくふわっと使ってしまいがちなコンサルという用語を深掘りしてくれた一冊。できる限り専門用語を排しながら,時に著者自身の体験談と合わせて解説がなされているため,飽きることなく読み続けられるのも高評価のポイントです。
〜コンサルティングの長い歴史を遡れば,改善すべき点が澱のように沈殿してきたはずなのだ。コンサルティング業界は,自己批判を繰り返しつつ新たな業態へと自ら変革していかねばならない。〜
就活生にもオススメできます☆5つ
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アライアンスパートナーをどうすればより良く導けるのか、更に言うならどうすれば有益なパートナーかどうかをより早く見極められるかを、見つけたい
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コンサルティング業界って隠された世界だし、まだ自分の理解がない部分も多くあると感じたため読んだ。
色々読んだけどまだコンサルティングファームが提供する真の価値みたいなところは理解できてない気がする。事業会社の人でコンサルを絶賛してる人は出会ったことないし。
一方で世界的にコンサルの市場規模が伸長し続け、8割以上のクライアント企業が引き続きコンサルを雇いたいと言っていることは事実。
今後のコンサル業界の流れとしてファームの大規模化と中小ファームの淘汰が起こるだろう。また、コンサルタントはコモディティ化しており、その中でどのように差別化を図るかが「コンサルタント」としてサバイブする鍵となるだろう。
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コンサルの歴史や働き方を知り、プロジェクトのイメージが掴めるので、コンサルへの就職を目指すタイミングで読むと良い。
ただし、後半のコンサルに求められる変革は、いま働く人にとって示唆が多い。
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コンサルティング業界の世界的な成長を書いたものであった。以下メモ
・日本にいち早く会社を立てた戦略コンサルティングファームはBCG
・コンサルの仕方に関する種類は大きく2つある。一つ目はファクトベースコンサルティング。これはデータから事実をもとにしてコンサルティングを行う手法。もう一つはグレイヘアコンサルティング。これは、今まで様々な経験を重ねてきた「グレイヘア」な人たちがコンサルティングを行う手法
・総研系のコンサルティング会社は、官公庁の仕事を受ける傾向がある?戦略系は少なく、野村総研はちょっとある。総研系でのトップティアコンサルは野村総研、次に三菱総研。
・コンサル業界の主な激動は、銀行業務と総研業務を分けるように設定された法律および、会計監査におけるコンサルの禁止が設定されたときに激動を迎える。
・日本はコンサル業界のGDPに対して市場規模はかなり小さい。
・これからは、「グレイヘア」コンサルティングと「ファクトベース」のハイブリッドコンサルが日本のコンサル市場を成長させる。それについて、コンサルはどんどん企業するべきである。
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「経営コンサル」という一見要点を掴みづらい職業について、その歴史から実務に渡ってフォーカスした良本。
20世紀初頭のテイラー主義に始まり、マッキンゼーの誕生、グレイヘア・コンサルティングからファクトベース・コンサルティングへの転換、IT系ファームや会計事務所系ファームの台頭など、100年に渡ってコンサル業界の歴史を辿る内容は純粋に面白かった。
コンサルの成り立ちや日本市場の動向に加え、実際のプロジェクト事例も掲載されているが、これもまたコンサルのやりがいと難しさを裏に感じ取れる楽しい内容だった。
そして最後にはコンサル業界に変革を訴える熱いメッセージも込められている。クライアントの使い方が悪いと口にする一部のコンサルもいるが、実績が出ないなら自責するべきである。自分の話に耳を傾けてくれる人に対し、全身全霊でぶつかって情熱を燃やしきれているか。この問は忘れてはいけないと感じた。
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仕事で必要な知識として購入した。
業界についての知識がほぼゼロの状態だったためスタートの歴史からの内容に満足できた。
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コンサルティングの読み物として興味深い。採用試験の話などは秀逸。
本書で転載してある実務書、就活や転職の実用書である日本実業出版社『コンサルティングの基本』のほうが実用的なので、そちらも読んでほしい。