乙女の学級委員長
2001/06/06 23:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nemco - この投稿者のレビュー一覧を見る
「乙女」。現代にこの言葉が似合う女子がどのくらい生息するのだろう? ともすれば時代錯誤的に思える「乙女」という存在を、はんなりと、そして少し意地悪に定義してみせた、この『それいぬ』。読むとしばらく乙女口調が抜けないのが困りもの。
ある所で、著者の嶽本野ばら氏が、「カリスマではなく、僕は乙女の学級委員長になりたい」と言っていたのが、とても印象的だった。もちろん、そこは女子高ですよね?(笑)
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乙女のバイブル。「えぇ?!」と思う文章もあれば、「うんうん、さすが野ばら!」と思う文章もある。『ファンの心』が衝撃でした。
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この作品で、初めて野ばらちゃんの存在を知ったとき、とてもときめいたのを今でもはっきり思い出します。
素敵な宝石箱のようなそんな一冊です。
単行本が欲しいです・・・(泣)
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一等大好きな本。「努力と根性の違い」が好き。もっと好きな章もあるけど教えません。乙女はみんな根性ワルなので。
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野ばらさんのエッセイは、文章が美しくて大好きです。
「夢見る文章」とでも言いましょうか、恋に恋してる感じが私にしっくりハマっちゃう感じの文章ですね♪
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「乙女の聖書」として語り継がれたエッセイ。
私は、ロリータじゃないけど。
色んな人がいて色んな考えがあって
それを自分がどう消化して力にしていくかが
大切なんだなぁって思いました。
どの道もきっと素敵であるように願います
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ここで語られているような婦女子像だけが乙女ではないけれど、けっこう核心ついてるなー、と思います。古風かつ先進的、一途で盲目で型破り。汝の名は乙女。決して清らかなだけではございませんことよ?なーんてね。
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世の中で最も理解不能なモノが「乙女心」であり、その乙女達に「0と1しか認識できない心を持つ人」とまで言われた完全理系でノンデリケートなワシが、某乙女に薦められて読んでみました乙女のカリスマのエッセイ。
えーと、ぶっちゃけ読み辛かったです。己の乙女論を前面に打ち出している心意気は伝わっては来るのですが、表現方法(風景描写・修飾語・比喩etc.)があまりに複雑怪奇なので、単純にスラスラと読めません。文章の本筋を見失う程の弊害が起きており、あまりの読み辛さに読みながら寝ること確立で示せば90%以上!この人の文章はダメだな…なんて素人目に判断しておりましたが、一応友人の推薦書ということで最後まで必死こいて読みました。
内容的には、乙女はかくありき!という「まんま」の本なのですが、終盤に入り、文章になれてきたのか、心なしか読みやすくなってきた気がして残りは一気に読めました。後半で語っていることも前半に比べ理解しやすく、「ありゃ?ワシも乙女心が解ってきたのかにゃ〜?」なんて錯覚を起してしまいましたが、本化・文庫化に向けて綴られた著者の後書きから、色んなことがわかりました。まず、前半は著者が物書きデビュー時くらいに書いたもので、解りにくいレトリックを自身で反省されており、文庫版では数本追加されている(この本は2頁程度の短編で構成されている)らしく、ワシが非常に読みやすくなったのは、そこらへんが関係しているのではないかな、と。昔の著者であればワシは敬遠したかもしれませんが、今現在の著者だったらもう一冊読んでみてもいいかな、という感じでした。
この本を読もうとしている方で、始めの数ページを読んで「読み辛い」と感じた方は、後ろ3分の1を先に読むことをお薦めします。
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のばらんの小説を読む前にこれを読んだ方がより楽しめるかも。書いてある事全てに納得が出来るわけではないけど、野ばらに対しての見方は変わりました。
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嶽本野ばらの正しい乙女ってつまりあれだよね、規律に準ずる美しさ?束縛される美徳?
普段描く『自分の道を行く女の子』とは逆方向が美しいって言ってる本。
色々な乙女の形があるのですねってことで?
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むかーし昔に一緒によくお茶をさせて頂く機会があって、その時にも既に本は何冊か出されていたようですが読んだことがなくて。。話していて感じ良く紳士でユーモアのある方で気になっていたので後日、学校の図書館で見つた時はすぐに借りて読みました。
せまーい狭い世界を徹底的に掘り下げています。「何者なんでしょう、野ばらさんって?!」とその精神世界にポカーンとさせられるのもしばし・・・
乙女心って勝手で我侭で残酷で孤独で扱いづらいんだけど、でも可愛いなぁということを再確認させられた気がします。そうか乙女って根性悪なのか!
ここまでストイックで狂信的に拘り抜いてるから美意識の一つのジャンルとして根強い人気があるんだろうなぁ。乙女(ロリータ)って。
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本当はハードガヴァーの方が欲しかったのですけれど、入手困難でしたので。環境が変わった時、たとえば進級や進学などで自分を確立しなければならないときに好んで読むと迷いませんし、流されもしませんので重宝致します。何冊か買って、お家用と持ち歩きようなど準備するのが宜しいかと存じます。
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お姉ちゃんが高校生のときに乙女になりなさいといってくれた本。でも、この著者男?ってびっくりして、こんなに有名になるとは思わなかった。エッセイってさ、誰の物でも読めるよね〜
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獄本野ばらが昔発行していたフリーパーパーに連載されていたものを集めた1冊。
現代社会とは決して相容れない華麗さと熱さを持ち合わせた彼の生き方が、わたしは好きです。
乙女=かよわい、弱いと思っている貴方。
そんな貴方は是非読んでみるべきです。
観念が破壊されます。
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*乙女
*野ばらちゃん
*痛ロリヲチ
読み物として楽しむのが正解。
ソフトにアレンジして実践すると、ちょっとエレガントかも。