家族愛あり恋愛あり
2016/06/19 15:34
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投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
受けの子がとにかく一途でけなげで意地っ張り。攻めが大人げなく嫉妬で受けに意地悪いうのでどんどんこじれてしまいます。
樋口美沙緒先生のこのパターンはもはや王道で、先の展開も見えているのだけれど、やっぱり切なさに涙してしまう上手さ。最終的には「よかったね」と祝福したい気持ちになります。
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投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
画家だった父を亡くし、父の後輩の久代に引き取られた篤史。少しでも久代さんの役に立ちたい──。仄かな思慕を秘めて家事をこなす篤史に、一人息子の忍は意地悪。一人暮らしをした忍が実はずぼらだった事のギャップがまた良い。好きな人の前では完璧な人を演じたいよね。穂波さんの挿絵ととても合ってました。
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投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
義理弟の篤史が好きで、自分を見て欲しい為に「貰われっ子」と揶揄する義理兄の忍。王道パターンで、お互い両想いなのにすれ違って、徐々に距離を縮まっていく様子が良かった。忍が実家で家事が上手だったのも全て篤史の為って、そこまで想われてる篤史は幸せ者だよ。一人暮らしをした忍が実はずぼらだった事のギャップがまた良い。好きな人の前では完璧な人を演じたいよね。穂波さんの挿絵ととても合ってました。
なんたるジャイニズム
2016/08/28 18:24
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投稿者:にゃうにゃう - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きな子に振り向いて欲しくていじめるって。
分かるわけないし!
ただえさえ遠慮しながら生活してるのに追い打ちかけるとかっ。
のちデレデレだからいいけども。
SSもけしからんくらいエロいし。
変態めっ!
よくわからない物足りなさ
2018/10/31 09:37
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投稿者:かなぶん - この投稿者のレビュー一覧を見る
基本的にはおもしろかったのですが、物足りなさを感じました。
なぜだろう・・・?
受けくんが良い子すぎるからか、攻めがちょっとむかつくからか・・・?
可哀想受けで良かった
2016/11/30 23:52
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人として大切な根幹である家族という部分が不安定なせいで、受けの篤史は孤独感がついてまわってる。
そのため必要以上にがんばってしまう。
家族な久代に対する渇愛を恋愛感情と区別できなくて、篤史は忍に対する愛情に気づくのが遅くなってしまいます。
最後に近くでの忍の変態発言がちょっとくすっときました。
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すごく良かったですね♪恋愛ものというよりも作品としてとても良かったような気がします。もちろん恋愛もののジレジレとか攻がどれだけ受を大事にしているかも後半ず~んとくるんですけど、攻めの気持ちはイヤというほど伝わってくるんだけど、イマイチ受けの気持ちの切り替えがぎこちなかったような違和感を感じてしまったのだけれど、それを上回る忍の気持ちが好きです♪
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面白かったー!すっごく良かったです。篤史が健気でいじらしくて…!泣けてくる〜;;めっちゃ良い子。そんな頑張らなくてもいいよって言いたくなる。忍が、ずーっと篤史に対して悶々とぐるぐるしてたというのがまたツボ(笑)彼女作ったり、わざと遅く帰ったりという涙ぐましい努力の数々!途中二人の気持ちがすれ違ってたところはせつなかった…!;;福山さんが篤史に見せてくれた父親の絵のシーンはかなりグッときました。
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あっくんも忍もかわいすぎっ(笑)
あっくん視点でも、二人の「胸キュン」(笑)が伝わってきて、さすがこの人は心理描写上手いなあ・・と思う。
設定、展開とも、BLだけあってファンタジーっつか、リアリティは皆無だけど、二人の心の動きにはリアリティ感じるな。
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画家だった父を突然亡くして、父の友人であり画家の渡会家に身を寄せる事になった篤史は、養父となった久代に好意を寄せていた。
久代の息子で5歳年上の忍はしょっちゅう彼女を変えてはまた付き合うを繰り返していたが、それは秘めた想いを忘れる為の行動で。
義理の家族だから、大事にしたいという思いが溢れていて心が温かくなりました。
忍の秘めた思いが、酔った勢いで塞き止められなくなり、それでも自分の気持ちを抑えても篤史の気持ち優先にしようとする優しさがよかった。
樋口さんの作品は愛が散りばめられているから、読み終わるとストンと気持ちが落ち着きます。
絵も柔らかくて作品のイメージそのものでした♪〜
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話と挿絵がよくあってて最高だった/初めて読んだ作家さん/何年も何年も片思い(攻めが)ってのが大好物なので(硝子の街にてシリーズ!)もっと読みたい
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義兄弟の誤解しちゃった家庭内三角関係。
描きようによってはドロドロする話が、ドキドキ胸キュンに仕上げられていてとってもかわいい印象です。イラストが穂波ゆきねセンセなのでなおさら。表紙も口絵もかわいくて、キュンキュンさせられます。忍がカッコいい。そして、ラブシーンのイラストも萌えます…
終始高校生の篤史視点でストーリーが進行するので、他の登場人物も彼の目を通してしか描かれていないのがクセモノでした。登場人物みんなの本心がなんとなく読者には透けて見えているのに、篤史の思い込みでどんどん話が逆方向へと進んでいくのです。
篤史は無意識のうちに、渡会家に引き取られた子供であることに引け目を感じているのか、いつもいい子で優等生であろうとしています。家事も率先して引き受けるし、久代や忍に甘えてはいけないと自制して生きてる健気な子。愛が欲しいくせに遠慮しちゃってるいじらしさなんです。
小さい時から遠慮して素直に甘えなかったせいで、家族愛と性愛の区別がついていない篤史です。それが自ら3人の関係をややこしくしてしまっているわけなんですが。
そんな篤史視点での忍は、カッコよくてモテて身だしなみもきちんとしていて篤史を好きじゃない男として映っているわけで、相当誤解があることに気付かされると、もう苦笑するしかないですね。
篤史って、忍に嫌われてるとか自分のせいで久代が苦労しているとか久代が好きなのは福山だとかすっかり思い込んでいて、真に受けると可哀そうってなるんですが、実はかなり大ボケ。ズレててかわいいです。
そして、一番よかったのは忍!篤史視点だと軽くてカッコよすぎるし、何考えてるかわからん奴というキャラにされていますが、どんだけ無理していたの?と思わせるくらいのへタレた実態でした。
やせ我慢していたのは、篤史より忍だったというオチにツボりました。
久代は引きこもって絵に没頭していて、ちょっと存在感が薄かったように感じます。父性をもっと見せて欲しかったかな…ファミリーものっぽく。血の繋がりがないので、禁忌が皆無!いつもならもの足りなくあるけど、この話の場合は健全でぴったり。安心して読めます。
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たったひとりの家族だった父を亡くし、その友人の男(息子一人あり)に引き取られることになった少年のお話。
おもしろかったです。「家族もの」ということで、泣ける展開がありつつも、温かく幸せな気持ちになれるお話でした。
強がりながらも心に寂しさを抱えどこか危ういところのある主人公。彼の行動はいちいち健気で胸が痛くなるかわいさでした。
主人公への想いを抑えようとして抑えきれない相手役にはニヤリ。普段キリッとしているのに、実は"あんな感じ"で主人公絡みで暴走してしまうのに大変萌えました。
そしてかなり浮世離れしているかと思いきや、ちゃんと"わかってる"お父さんは最高だと思います。
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わー、萌えたあ(*´∇`*)忍の後半の残念具合にはびっくりしたけど、可愛く見える不思議w篤史のこと好きすぎて、ぐるぐるしてるのが良かったv何度、篤史気付いて!と思ったことか…w
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久しぶりに良い小説を読んだ。一気に読み進めてしまいました。
読み終わった後に寝ていたら、実の兄と喧嘩する夢を見たという(笑)