男装の女王の物語
2015/09/20 13:45
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投稿者:まきまき - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代エジプトで唯一の女性のファラオ、ハトシェプストの物語。
第1巻はまだまだイントロダクションで、王位継承権はあるものの即位する資格を持たない女性という性に懊悩するハトシェプストの若き日が綴られる。
エジプトを愛し、正当なる継承権を持ちながら、女性ゆえに王「妃」となるしかなく、臣下にも軽視される。
2巻以降、ハトシェプストはいかに現状を打破していくのか?!
王宮内に味方ができたけれども、一方、なにか企んでる風のキャラクターもチラ見えしていて、先が気になる。
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投稿者:ままれもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっと気にはなってて一巻が安くなっていたので購入。
やっぱ面白いよね〜、古代エジプトに興味はあれどなかなか勉強までする機会はないのでわくわくします。兄にして夫であるトトメス2世は史実だと割と早く退場するけど、彼との関係もどうなるか楽しみだし、後に男装の王となるハトシェプストをどう描いていくのか…やっぱり続きも買います
歴史大河ドラマとしてワクワクする
2018/11/25 21:25
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投稿者:ポンちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
丁寧、綺麗な線の繊細な絵柄で、実在の女傑を描きます。こんな人が昔ほんとに実在していたんだろうかと驚きました。古代史が好きならドまなんなか間違いなしです。
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ハトシェプストをテーマにってのは面白いね。女の子の成長活劇という事なら他にもありそうだけど、古代エジプトが丁寧に描かれているので、歴ヲタとしてはどうしても読んでしまう。
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本屋でなんとなく目が合って購入。
エジプトの女王・ハトシェプストの物語。
兄王にかわって王となれるのか?
骨太な絵柄とストーリー。
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新刊で平積みされていたときに歴史好きということもあってジャケ買いしました。
長いことそのまんまにしちゃってたけれどやっと読めた♪
主人公はハトシェプストというエジプトに実在した女王です。
男勝りで婚姻候補第1位の兄にも勝る剣術を持つ快活な少女時代から始まります。
当時は女性、特に長女が重視されその人が婚姻相手を選ぶことができました。
しかしハトシェプストの時代にはすでに形骸化していたようです。
だからいくら頭がよくてもままならないし兄も調子に乗りまくってるし…。
そこからどうやって道を開くのか楽しみです。
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ハトシェプスト、エジプト新王国時代の男装の女王の物語。
1巻は、トトメス2世のハトシェプスト王妃として即位したところから始まります。トトメス2世の死後ファラオとして統治した歴史があるので、それまでの紆余曲折を描いていくのかな、と。
暴君の素質があるトトメス2世の描かれ方なので、それに対する仁愛の君として描いていくのでしょう。後半から登場したセンメトが腹心になっていくのかな。
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二巻まで。
なにこれ面白い。主人公の健気さ?とか強さとか弱さとか。これからどうなるのか楽しみだなぁ。
あと結構兄上も好きだな…
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古代エジプトの女王・ハトシェプストの人生物語。エジプト古代史は詳しくないので、新しい物語として楽しめそう。
絵が綺麗で好みなので、見ているだけで楽しい。特に、男女ともほぼ半裸、しかも筋肉ムキムキで豊満なのが見応えあって好きです。話と話の間の隙間ページにある壁画風の絵も凝っていて良いです。
今後に期待。
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エジプトの歴史物的には面白くて、テンポも良いが、主人公の少女の行動に一貫性がない感じがする。
小さい頃武芸方面から、美しさを磨く方向に転換した理由が不明だし、生かされてない。
だか、若さ故の足掻きが、空回り気味なところが味と言えなくもない。
絵は力強くて見応えがある。
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女だてらにファラオにまで登り詰めたハトシェプストを描いた漫画。性別故に軽んじられるハトシェプストが権謀術数を用いて生き抜いていく。善隣外交の印象の強い(ハトだけに)人物だが、実はエジプト一刻を統治するだけあって硬軟織り交ぜた生き様を見せつけてくる。Civ4で知ったかぶりをしているだけだった人物を詳しく知れて面白かった。
しかし、古代エジプトには謎が多い。例えば前ファラオであるトトメス2世の治生は3年説と13年程度という説がある。漫画では前者を取っているようだ。
作者は資料を調べてもすぐ行き詰まることが多かっただろうが、それでも大作を描ききったこと、感動である。ハルタにハズレ無し。
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ネットで1巻の一部分を読んで、全体を知りたくなった『蒼いホルスの瞳』(犬童千絵)。
読みながら学生時代にエジプト唯一の女性ファラオ・ハトシェプストについて調べていた時の事を思い出してました。
何の講義だったのか…残念ながら忘れてしまったけれど、彼女に魅力を感じて調べる事になった事は確かです。
それまで『王家の紋章』(細川智栄子)や『天は赤い河のほとり』(篠原千絵)で【ファラオは男である】という事を読み続けてきた事もあったからという事も大きかったかもしれない。
そんな事もあり本書を読む前に彼女についての軽い知識はあったので、
ここで描かれた【IF】は面白かった。
先にあげたマンガ2点は【王に寄り添うヒロイン】の話であり、今回のように【自身が王として振る舞うヒロイン】の話は今まで読んだ事がなかったので、
次が気になります……。
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全巻読了。
偉大なる王、戦神トトメスの娘、シェプスト。後にエジプトの女王となる人ですが、周囲はもちろん、そんな無茶を許してはくれません。彼女のストーリーは、王家=神の血筋同士、兄トトメス2世の王妃になる所から始まります。
エジプトといえば、親子、母子、兄妹、姉弟で近親婚だらけでおなじみでございます。名前も崇める神様もコロコロ変わるので、普通に読んでるとぐっちゃぐちゃですが、この作者さん、エジプト三代記を良くまとめてくれてます。びっくりするくらい読みやすい!
妾の息子、トトメス3世とはどうなるのかハラハラしたけど、3世が意外といいヤツで、最後は気持ちよく読み終われました。
シェプストはしんどい一生だったと思うけど、親友も得て、長生きできて、アンタ、いい生き方したよ。