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任侠書房 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー168件

みんなの評価4.2

評価内訳

167 件中 1 件~ 15 件を表示

毎度のことながら・・・

2016/02/14 05:43

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エメルダ - この投稿者のレビュー一覧を見る

今野先生の作品の中で、変わった主人公なんですが、その設定と物語の展開が面白くて、あっという間にシリーズ3冊とも読んでしまいました。そして、また楽しませてもらったよ、ありがとうとつぶやいてる私がいました。作者と同い年と言うのも、引かれる理由なんだろうか、本当に懐深すぎる~!!!と言いながら、楽しませてもらっています。ありがとうございました。

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ちょっと違う。

2020/12/05 14:13

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ありすばぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る

警察モノのシリーズ以外、はじめてです。新鮮でした。

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発想が面白い。

2020/11/05 07:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔気質のやくざというのは、なかなか大変なものだと思わされてしまう。やくざと暴力団とは違うということをプライドとしてもって生きている。そのうえで、日陰者であることも受け入れている。多分、今のやくざとは違うのだろうけど。
面白かったです。

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今野敏氏の人気の「任侠」シリーズ第1弾です!

2020/07/20 10:45

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、「横浜みなとみらい署」シリーズ、「倉島警部補」シリーズなどでお馴染みの今野敏氏の作品です。同書も人気の「任侠」シリーズの一冊です。同書の内容は、日村誠司が代表を務める阿岐本組は、今時珍しく任侠道をわきまえたヤクザです。その阿岐本組長が、兄弟分の組から倒産寸前の出版社経営を引き受けることになりました。舞い上がる組長に半ば呆れながら問題の梅之木書房に出向く日村ですが、そこにはひと癖もふた癖もある編集者たちが存在していました。マル暴の刑事も絡んで、トラブルに次ぐトラブルが巻き起こります。頭を抱える日村と梅之木書房の運命は果たしてどうなるのでしょうか?続きは、ぜひ、同書をお読みください。

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このシリーズは最高

2019/09/22 11:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ガンダム - この投稿者のレビュー一覧を見る

まいどおなじみの展開ですが、スカッとできて、悲哀もあって考えさせられる
面白い作品で、言うことなしってとこですね。
ぜひお勧めします。

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ヤクザを通して知る日本人?

2016/05/07 09:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BACO - この投稿者のレビュー一覧を見る

相変わらず読みやすく、引きつけ感があり一気読みの部類に入る。
仁義と人情をテーマにしたヤクザ物語ではあったが、ヤクザというキャラを活かして今の現代日本への風刺を描写したような、また大事なものを教えてくれるような、そんな感じが随所に見られ、物語の面白さだけでなく自分自身を見つめ直す機会も得られたと思う。

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軽く読めます

2016/01/26 07:42

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:焚き火料理人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

休日1日で読破。面白かったです。ナンバーツーの日村を主人公に設定しているのも良し。神田の出版社もアリがちな描写でしたが、こんなに簡単にベストセラーを作れるとは思えませんがそれも小説の世界ですからOK!第4弾を早く読みたい。

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異色の「お仕事小説」

2015/10/08 21:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

ヤクザが堅気の会社を真面目に再建するという発想が面白く、衝動買いしましたが、たいへん満足しました。
 本書は異色の「お仕事小説」で、出版業界の仕組みに加え、ヤクザのしのぎの手口等もわかり、2度美味しい仕上がりとなっています。バラバラで覇気のない社員たちも、一生懸命なヤクザの姿に感化され、最後は同じ仲間として受けいれていく様子には感動しました。
 阿岐本組の組員たちは、まさに少数精鋭で、ヤクザにしておくには勿体ない人物ばかりでした。責任感溢れる中間管理職である日村、頭脳明晰なテツ、大切なものは命がけで守ろうとする真吉、普段は好々爺だが、締めるところは締める組長等々、魅力溢れるキャラクターたちばかりです。
 阿岐本組のように社会に役に立つヤクザは実在するわけがなく、そういった意味ではファンタジー小説ですが、その昔、幕末頃までは清水次郎長や新門辰五郎に代表されるように、地域社会に貢献し、地域の人々に愛される存在だったのかもしれません。
 本書はシリーズ化されていて、学校や病院も立て直すとのこと。早速、続編を購入して読みたくなるシリーズ第1弾でした。また、是非ともテレビドラマ化してほしいと思いました。

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明るく楽しい架空のヤクザ物語

2015/09/13 15:09

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「任侠学園」「任侠病院」に先駆ける、「任侠」シリーズ一冊目。このシリーズはたまたまさかのぼって読んでいくことになったが、実はこれが一番いいと思う。どの作品も、舞台は変えつつ主人公となるヤクザは同じだし雰囲気も通じているが、一番キレがいいのがこの作品という気がする。ヤクザが一般の会社や施設を立て直すという設定で、現実にはありえないが、その架空性がおもしろい。
主人公となるのは指定暴力団「阿岐本組」代貸の日村。この日村がとにかく心配性の苦労性で、親分が次々持ち込んでくる無理難題に取り組む様子が可笑しくも楽しい。阿岐本組の四人の若衆たちのキャラもそれぞれ個性的だし、親分は普段はとぼけているようで大事なところでは凄みを見せる。この作品では立て直すのが出版社だが、グラビア編集に女たらしの真吉がアイディアを出してそれが功を奏したりする流れにもユーモアがあった。

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任侠らしいという作品ですね

2024/11/15 07:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポッポ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ひと昔前の任侠、町の人々に恐れられるだけでなく困りごとを手助けしながら町を守っていくんですよね。倒産寸前の出版社を立て直していく話ですが、阿岐本組長の貫禄さ、日村代貸の中間管理職的心配症がリアルで楽しく読み切りました。また、さすが、組長の人を見る目、そして行動させていくのは人材育成にもつながりますよね。

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極道小説

2023/09/02 21:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いずみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちょっとご都合主義だけど、とても楽しく一気読みした。
任侠のひとたちの実践心理術の描写も、おもしろい。

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理想論でスカッと解決

2022/11/29 09:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

語り手は日村誠二。30代半ばで、今時珍しい任侠道をわきまえたヤクザ・阿岐本組の代貸です。組は組長を含めて総勢6名ですが、阿岐本組長が異様に顔が広く、全国のヤクザの組長に収まっている人たちと若い時分に兄弟の盃を交わしているため、大きな指定暴力団の傘下に入らないまま独立で生き残っています。
甘糟はこの阿岐本組の様子見に来ており、時には阿岐本組に対する警察側の理不尽な扱いがあった際に助けてくれたりするので、「ちょい役」というほど小さな役割ではありません。

さて、甘糟刑事のことはともかく、この任侠シリーズの面白いところは、組長が損得ではなく人情で様々な面倒ごとの解決を引き受け、そのたびに振り回されている心配性の日村の人間性と、組長のヤクザらしからぬ行動の手伝いを嬉しそうにする若い衆の意外な可愛さでしょうか。

とにかく、阿岐本組長の弟分の神永が毎回処理に困った旨味のない債権などを持ち込み、阿岐本組長がお人よしなのか道楽なのか理由はともかく、それを引き受けるのがこのシリーズのお約束です。

最初に持ち込まれるのが、倒産寸前の出版社です。(任侠書房)

潰してしまえばそれなりに処分できる財産はなくはないものの、それそれで面倒なことも起こるということで、阿岐本組長が経営を引き受けて出版社を立て直すというストーリーです。
阿岐本組がどのように出版社の問題点を見極めて解決していくかが見ものです。
問題自体は極めて現実的で生臭いのですが、それらを阿岐本組長の体現する理想論でスカッと解決し、解決後は見事に身を引くところに大きなカタルシス効果があります。

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今野敏の任侠シリーズ第一弾

2021/05/22 14:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

『任侠』シリーズの第一作目。やくざ稼業の阿岐本組の面々が、傾きかけた出版社の立て直しをする話だが、その手法はかなりまっとう。そして、今どきの一流コンサルタントファームさながらの結果につなげる。
その再建につなげる過程のまともさにうなずきつつ、その担い手が、組関係の人というギャップがそこはかとなく面白い。特に、組のナンバー2である代貸・日村の中間管理職として心を配り、組長に振り回されるキャラクターがしみじみといい。

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日本人の郷愁に残る、古き良き任侠物語はやはり良いですね。

2019/12/28 09:56

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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本人の郷愁に残る、古き良き任侠物語はやはり良いですね。こんな任侠団体だったら、町内会代わりに町ごとに一つ欲しいですね。内容的にはもっとハチャメチャな喜劇ものかと思ったが、むしろ日本人の郷愁に残る、古き良き任侠を現代社会に当て嵌めてみたらという著者の思想が貫かれており、予想より遙かにしっかりとした話になっている。一般社会に居ずらい人々が自分たちの生きる道を探していく物語としても読める。次は学園、その次は病院とまだまだ楽しめそう。

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胃に穴が

2019/10/29 16:19

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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

義理と人情を大事にするヤクザで素人衆には迷惑を掛けない、という現実にはあり得ないようなヤクザたちの話だが、警察の締め付けや世間の目は現実と同じで厳しい
組長の思い付きに振り回され、東奔西走してもただ頭を下げ無理難題を飲み込む中間管理職の主人公を始め登場人物が皆ユニークで魅力的だ
代貸しの胃に穴が開かないか心配になるし次の組長の思い付きはどんなのだろうとか、もっと阿岐本組の面々の話が読みたいと思う
幸いにしてシリーズ化されているようなので秋の夜長の楽しみが増えた

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