犯罪心理が少しわかった気がする
2019/01/02 12:38
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投稿者:クニくんクニちゃんクニさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビのニュースを見て、どうして犯罪が起こるのだろうかと思っていましたが、今回少しだけわかった気がします。
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よくニュースで聞くような単語や話が色々わかる。身近で大事な割には結構勘違いや決めつけで話しちゃう犯罪やその心理。読んでみてよかった。
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借りたもの。
犯罪心理学において、今現在、犯罪やその原因についてどの様な解釈・体系・分類を持っているのかを知るには手頃な本。
ディープで繊細な問題であるため、それらを見開き1ページにまとめるのは至難の業だったと思う……
犯罪は、ここに挙げられたものが複数・複雑に絡み合って成り立っているのだと思う。本の冒頭で、単純化する「しろうと理論」に警鐘を鳴らすのは、この本の分類が全てではないという事を念押ししているのかも知れない。
法律上の罪の概念から、犯罪の種類、犯行手口、犯行動機の傾向など、幅広い。
そして刑罰・更生・矯正についても紹介。
最後の方になって犯罪心理学とは何か、その歴史について簡単に述べられている。
「犯行時から更生まで関わる学問」であること、それによって同じような事件を繰り返さないようにする布石となるだろうか――?
ゲームの残酷描写などの映像に感化されて殺人を犯すという図式には、私は疑問。
「ゲームが引き金」というのはつまり、原因では無いということ、二次的なものに過ぎない気がする……原因はもっと、その前段階にあるリアルな対人関係にあると思う。
「ファンタジーと快楽殺人」について取り上げられている所のメモコラムで『羊たちの沈黙』を挙げているが、ハンニバル・レクターと連続殺人鬼「バッファロー・ビル」を同一視している間違い。
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色々な犯罪に関わる心理を簡単にまとめている。
それぞれの犯罪における人間の心理について見開きでまとめられている。概要を理解するにはよいと思う。
最新の説と古い説が混在されているのだと思うのだが、どこまでそれでそこまでがこれか、ちょっとわからなかった。の科学的なことがあるともっといいような気がする。
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様々な犯罪についての理由や原因、更生について書かれていた。
性犯罪についての項目が多いように感じたし、現在(2018年)と比べて変わったところもあった。
少年犯罪・非行少年についても詳しく書かれていた。
イラスト付きで、わかりやすかった。
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まとまっていてわかりやすかったが、十分な説明なく男性が加害者で女性が被害者という構図を刷り込んでいるように感じるところがあった。
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犯罪とその心理、犯罪を起こした後の処遇などが書かれている。イラストが多く分かりやすい。
パーソナリティー障害は精神病でないので責任能力が十分あるとされることを初めて知った。
少年犯罪の厳罰化は賛成できない。そうすることでより社会に馴染みづらくなるのでは、と考える。
犯罪が起きにくい家庭環境や社会を作らないことには、犯罪者が環境の犠牲者ともいえると思った。
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犯罪心理学が簡単にまとめられている。犯罪とは何か、なぜ人は犯罪を犯すのかという根本的な問から始まり、様々な研究による心理法則を混じえて犯罪に対する心理を解き明かしていく。知識ゼロからでも読めるとても入りやすい本だ。世界には色々な種類の犯罪があるが、本書で取り上げられているのは主に殺人、性犯罪、詐欺、DVや虐待、そして少年非行だ。それらの犯罪を犯すのはどんな人か、原因は何か、どのように裁かれるのかという角度から一つ一つ見ていく。1つのトピックに対して図解も含め1.2ページで完結しているので、どこからでも読むことが出来る。最終章には犯罪心理学の歴史や生まれた背景、何を研究する学問なのかが書かれていて、この1冊で犯罪心理学に対してある程度の理解が出来るように出来ている。本書を読むことで、それぞれの分野への興味をもつきっかけにもなると思う。
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犯罪者が出来上がる仕組みから、どのような動機で犯罪が行われるのか、そしてどう裁かれるのかをまとめた一冊。
概ね見開きページで収まる分量で解説されていて、イラストや図も多く分かりやすいです。
しかし、何分不満だったのは紙質。
ボール紙かと思うほど分厚い紙をぎっちりと綴じてあるせいで、開いて読むのに握力が必要なほど。
とてもじゃありませんが、開いたまま書見台なんかには置けませんし、ページをめくるときにうっかり手を滑らせたら指を切ることになりそうです。固い。固すぎる。何度、本のノドをグッグッと押し広げたことかわかりません。
内容は良いけど装丁がとても残念。
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素人理論の話があったが結構この考え方をしてしまうので気を付けたい
(自己の中の少ない経験でカテゴライズして〇〇だからこうみたいなやつ)
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なんか、途中から過去の有名な犯罪者の紹介ばかりになる。ランダムな羅列。これを読んでも何かわかるようにはならない。
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加害者、被害者、第三者、この関係性が複雑に折り重なって犯罪が生まれるのだと本書を読んで思った。
加害者が発生してしまう負因は、ざっくり言うと「生まれつき暴力的な性分だった」というより、取り巻く環境やコンプレックスの嘲笑など、外側からの刺激による場合が多い。
コミュニケーションが苦手で疎外される、偏見による言われなき中傷などにより、「周りと違う」という感覚が肥大化し、世間に対する恨みを募らせ犯罪に手を染めてしまう。
傍目で見ると「なんでそんなこと…」と言いたくなるが、加害者も自分の感情に収集がつかないでどうしようもなくなったんだな…と思った。
普段ニュースを見ていて軽率にやってしまう加害者に対する批判が、他の生きずらさを抱えてる人を苦しめ犯罪を示唆してしまう場合もあるのだと気付かされた。
何も知らない第三者がメディアの単純化された情報を鵜呑みにして当事者を攻撃することの恐ろしさ…自戒の意味も込めて手元に置いておきたい本。
昨今は「なぜ犯罪を起こしてしまったのか」ではなく「なぜ被害に遭ってしまったのか」にフォーカスされているというのも興味深い。