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建築家・谷口吉郎氏が1938年ベルリンの日本大使館改築のために奔走した貴重な記録を綴った書です!
2020/08/15 09:39
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和の時代に博物館明治村の創設をはじめ、藤村記念堂、東宮御所、帝国劇場、東京国立博物館東洋館、迎賓館和風別館など様々な近代建築に携わった建築家の谷口吉郎氏の貴重な著作です。同書では、1938年、日本大使館の改築のためベルリンに赴任した著者が、改築資材を求め奔走し、歴史的建築物を訪ね歩く日々の中、戦火は否応なく迫ってくるという状況が描かれています。そして、そうした状況に中で、建設総監シュペール氏との面会、ベルリン芸術週間の経験など、歴史の転換点に立ち会ったモダニズム建築の巨匠、若き日の記録です。同書の内容構成は、「うすら寒い日―ベルリンの歩道」、「鉛色の日―暗い気候」、「凍てつく日―ベルリンの庭石」、「どんよりした日―無名戦士の廟」、「薄日さす日―フンボルトの旧邸」 、「早春のパリ」、「モネと睡蓮」、「パリ郊外」、「ドイツ人の質問」、「ナチス・ドイツの冬」といったテーマで、興味深い話が展開されていきます。
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