薬害被害、それさえも気がついていない人へ。
2016/04/27 16:36
12人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M マサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめに、病気を治すのは、私たち自身の身体で、身体には生来、病気やけがを治す力や機能が備わっている。これが自然治癒力。
痛み止に含まれる鎮痛成分には、痛みを軽くする作用があるだけで、痛みのもとを除く働きはない、解熱鎮痛剤を常用していると、頭痛の起こる頻度は増え痛みが強くなる、頭痛の起こる原因を探すこと。
ノロウイルスによる急性胃腸炎は下痢を起こすが、腸がウイルスを出そうと働く為で、下痢止めを飲めば、腸はウイルスを排出出来ず、身体でウイルスを止めてしまう、感染症の下痢の時は、下痢の薬は飲んではいけない。
ピロリ菌について、胃ガンのリスクを抑えるためにピロリ菌を除菌し、そのせいで食道がんのリスクを高める、除菌よりも、免疫システムを上げる事を勧めている。
CT検査では、日本は欧米諸国と比べても、医療被曝の高い国で、ガンの発症のリスクを高めている。
ガン検査のひとつにPET(陽電子放射断層撮影)検査があるが、ブドウ糖に類似した物質と放射性物質を合わせた薬剤を投与し、ガン細胞がブドウ糖を取り込む性質を利用しガンの位置を調べるが、ガン細胞の栄養素は糖質で、かえってガンを喜ばせている。
大量の食べ物を身体に入れると、酸性度の高い胃酸は多く分泌され、胃酸により、胃粘膜を溶かしかねない、中和させるために、アルカリ成分の含まれた胃腸薬を飲めば中和されるが、そこで再び飲んだり食べたりすれば、飲食により細菌やウイルスを胃酸が退治出来ずに、胃炎が悪化し、胃潰瘍からガンにつながる。胃腸薬と暴飲暴食が胃ガン招いている。
漢方薬の処方は、通常、患者さんのその人の状態を表す「証(しょう)」を見ることから始まるが、証が異なれば違う漢方薬をすすめる、にわか知識の漢方薬には気を付ける。
虫よけスプレーは、農薬の1種であり、子どもの健康に影響を与えかけない、対策として、ユーカリや、ゼラニウム、ラベンダー、レモングラス、シトロネ等のアロマオイル(精油)から、水に入れたスプレー瓶に入れ混ぜ手ずくり虫よけスプレーを紹介している。
あとがきに、徳島県上勝町の「葉っぱ村」高齢者が多く、町では「今日はこんな葉っぱが必要」と防災無線やファックスが農家に連絡され、高齢者は必要とされる葉っぱを集め、一人で1,000万円を稼ぐ高齢者も、このビジネスは2億円を越している。
身体の不調には、生活の中にあり、それを顧ることから、病気にならない身体づくりは始まる。生きがいを持ち楽しく暮らす、あなたの身体の中にある病気の種を癒せるのは、自身の行動の中にある。と締めている。
以上が著書の内容だが、80%位は共感出来る、薬剤は根本的に病気を治してはいなく、非常に危険が潜んでいる事、これらを著者の立場から発言しているのは非常に感心する、薬剤の教育に疑問を持つ事になるのだが、栄養学博士の著者には、日本の栄養学の教育も問題が有ることに、気が付く事に期待したい、生活改善を上回るサプリメントはない、糖質制限の危険性を、解説されているが、その辺は、改めて、深い分析を求めたい。著者の誠実な発言、行動には、今後注目したい。薬に対する危険性の知識が無い人には、読む価値はある。
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薬に頼りすぎることの危険性について書かれている。また、自分で自分の状態を把握し、生活を改善することを医者や薬よりも優先することが大切と指摘されている。
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確かに、そうであろう。
しかし、現状では全ては無理だろう。
逆に生きていけない?
どこまで、意識して取り入れていくか?
だと思う。
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宇多川久美子さんの「その1錠が脳をダメにする」、2016.4発行です。刺激的なタイトルになってはいますが、内容は薬の効果と作用、リスクを具体的に見えるように説明した本です。病気を治すのは自然治癒力、薬はそれを支えるものということをベースに書かれています。要約すれば厚生労働省のHPと同じ「①に運動②に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ」ということでしょう!(^-^) そして、なにより「生きがい」「わくわくする目標」を持ち、リラックスした時間を楽しみたいですね。今、「つま先、かかとの上げ下げ」しながらですw。
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書籍のタイトルからして、"脅かして関心を引く"パターン。
タイトルにある"脳をダメに..."ってのは、内容的にはほんの少ししか触れられていない。
風邪の件は、本当に参考にはなった。
が、"それって本当に医学的に正しいこと言ってます?"的な記述が有ったり、タイトルに沿って?"危険なケースのみ"書かれていて、押し付けがましい表現では無いのだが、何だか経文を繰り返し読まされているような気分になった。
"私自身もこれで健康で若々しく"的な記述があると、うーん何とも新興宗教的でちょっと苦手。
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毎日毎日薬を飲んでいます
高熱の時はロキソニン、抗生剤
眠ること、水分補給
でもそれだけだとやはりつらい
血圧降下剤はではかかりつけ医とちょっとした口論になりました
風邪薬、塗り薬 控えます
すべてを拒否できないけれど、
「薬は毒でもある」こと再認識しました
≪ この薬 害があるとは 分かっても ≫
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2019年2冊目。5.5/10点
ピロリ菌の除去も実は結構疑わしいというのは初耳。高城剛がメルマガで書いていたのは知っていたが、それはあくまでも彼の個人的体験だと思っていた。そうではないのか?
とりあえず気になっているのは、半分ほど読んで薬批判がつらつら並んでいるが、代案がほぼ無い事だ。生活習慣や食事に気を付けましょう程度。その詳細も書かれていない。この先出てくるのか?
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前回気になっていた「こうしましょう」という内容の詳細。それは後半に集中しており、大きくまとめると「食事と運動」になる。
正直、読後の印象としては後半にいくにつれてどんどん胡散臭さが増していった。具体的に書く。
P184.(インナーマッスルは)「鍛えれば鍛えるほど筋肉の質を無限に高めることができ、何歳になっても衰えません。」
いやいやいや、無限って何ですか?鍛えたらダイヤモンドより硬くなったりするんですか?無限ってそういう事でしょう。
P154.「ダイエット食品でやせると、必ずリバウンドする」
という事は100%なの?しかし本文を読んでも「必ずリバウンドする」根拠は書かれていない。何で必ずってつけられるんだろう?それをつける事で胡散臭い印象になってしまうと思うんだけど。
読み進めるほど著者に不信感を抱いてしまった。「薬は控えめに」という事自体、1ミリも異論はない。しかし根拠がすっぽ抜けてたり、表現が過剰だったりするところを見ると、事例も恣意的に偏った事例を集めているんじゃないかと思えてしまう。
知識自体、新鮮だったのはピロリ菌のくだりくらいであとはだいたい既知。内容は「悪くはないんだろうけど、良いとは言えない」。特に表現が。
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やはり薬は怖い。必要以上に過敏になる必要はないと思うが、飲み手の我々ももっと薬に対して勉強しないと。
でも、国が絡んでるからね。子どもの医療費無料化も異常に薬を飲む環境を生んでいるんではないのかなあ~宇田川さんも言ってましたけど・・・
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薬使わない薬剤師なんて、いいじゃん!
見開き1ページくらいで一項目進むけど
もう少し詳しく!てこともある
抗うつ、頭痛、ワクチン、風邪ぐすり、CT、MRI、私が普段ダメだなぁ思っているものと一致
著者、系統が"合ってる方"。以降フォロー。
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他に同様の感想を書いてる方もいるが、ややもするとトンデモというか、極端な薬忌避、と言うところもなくは無いが、薬剤師が言う「薬は治癒させるものじゃなく、症状を緩和するもの(やや意訳か?)」と言う言は信用に足る。
薬は頼り過ぎてもダメ、でも遅くてもダメだと思うが。定常的に飲ませる薬は避けたほうがよくて、それが必要になりそうなら生活を変えて体質を改善するほうが健康のためには良い。
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全て鵜呑みにする必要はないけど、読んで良かったなと思える本。
間違った認識を正してくれるのでよかった。
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うーん、考え方が偏りすぎな感じ。副作用などのマイナス面をことさら強調してるだけの内容。こういう考えもある、こういう人もいる、と言う理解で斜め読み。
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昔流行った「買ってはいけない〇〇」の現代版のような本という印象。インフルエンザのときに処方されるタミフルに対する考え方が印象に残っているので、今度自分の身体で試してみようと思う。この本について一言で言うなら、『自然に任せよう』。センセーショナルな言い方なので、全てを鵜呑みにしなくてもいいと思う。
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経歴をみて思います。
わたしならどうしただろう、と。
簡単に取得できる資格ではなく、それがあることで安定した収入が約束されます。
にもかかわらず、信念をしっかりと持って発信しているという事実に脱帽です。
近藤先生、内藤先生にもある共通の強さを感じます。
相当の圧力もあった(ある)のではないでしょうか。
YouTubeで、肥料として人糞を使うことができるか、という動画(本書とは関係ないです)をみました。
畑が死んでしまうそうです。それも数年回復しないと。
それが意味するところが、本書に記載される薬、添加物、農薬と関係している可能性があります。排泄されているのだから、人は安全なんだ、という見方もあるかもしれませんが、やっぱり違いますよね。
薬が安すぎること(米国に比べて)も問題だ、と言われています。確かに、この薬を飲んだら胃が荒れるから、胃薬も出しておきますね、、、と連鎖的に増えますし。
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薬は基本的に「病気を治す」ものではなく「症状を緩和する」ものであり、病気を治すのは基本的に本人の免疫力である。
熱は病気を倒すための免疫反応なので、熱があるからといってやたら解熱剤を飲んではいけない、とは良く聞くところである。
実際に、免疫反応を抑え込むのが危ないと、私が知ったのはユッケによる食中毒で5人なくなった事故のニュースを見たときだった。若い男子が亡くなった事例。お腹を壊したため下痢止めを飲んのだが、下痢により毒素を排出する自己免疫反応を、下痢止めで抑えたことが重症化する一因になったとか。良かれと思って飲んだ薬が死につながってしまった。
本書は子供医療費無料や保険料による自己負担の少なさが簡単に病院にかかり、病院にかかったのだから薬をほしがり、風邪程度の症状で薬が乱用される原因となっている現状に警告をならすものだ。
そこは同意する。
しかし、本書の後半は、ガンは生活の乱れ、抗がん剤は免疫を下げる、放置したのに長生きした、など、極論すぎる内容を、著者の周囲という、統計データとしては少なすぎることを根拠として語るなど、どうかと思う内容となっていた。
花粉症も生活習慣の改善で治った著者は良かったね、とは思うが、アレルギーは大半の人はそんな簡単に治らない。