きっと感動します
2016/03/06 22:36
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投稿者:pafupafusnow - この投稿者のレビュー一覧を見る
同著「天空の犬」の続編になります。一個一個の小さなお話(できごと)のつながりで全体を通したお話になっています。ふだん山に登ることが好きな方であれば共感できる部分があるのではないかと思います。警察の山岳救助の厳しさ、命の尊さ、そして犬と人間との繋がり、いろんな面から気づかされることもある感動いっぱいの一冊です。きっと続編も出るのではないかと思います。
読みごたえがある
2022/08/08 10:28
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投稿者:かのま - この投稿者のレビュー一覧を見る
この話は、天空の犬の続編です。天空の犬がとてもよかったので、期待して読んでみましたが、期待を裏切らない内容でした。人物描写が具体的で、思い入れを持って読むことができます。読みごたえがあって、非常に読みやすい本です。
山の風景が浮かんでくるような描写が嬉しい。
2020/02/26 07:58
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
山の風景が浮かんでくるような描写が嬉しい。山ブームで無謀な登山者が増えるなか、こうした救助する側の大変さを主題にした小説は貴重ですね。気軽に楽しみながら、安全登山への意識が醸成されると良いですね。1作目(874:『天空の犬 南アルプス山岳救助隊K-9 [1]』(2013))とは異なり、各々が独立した話からなる短編集となっている。手軽に楽しめる山岳小説。
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2015/9/13 喜久屋書店北神戸店にて購入。
2021/5/9〜5/12
北岳の白根小池小屋に本拠地を置く、南アルプス山岳救助隊K-9シリーズ第2作。6遍の作品からなるがどれも良いが、夏実が大きく成長する、「ハルカの空」と「ビバーク」がベストか。舞台となる白根小池小屋でテント泊をしたので、非情に身近に感じる作品。続編も楽しみである。
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期待していた「南アルプス山岳救助隊K-9」の続編。舞台である北岳の描写がとても精緻で、読んでいると山に行きたくなります。
このシリーズの主人公は夏実とメイですが、本作では主人公がメインの話ではなくサードマン現象を扱った短編が印象的でした。
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単行本未収録「ビバーク」を読みたくて文庫で再読。私も北岳に登って叫んでみたい。
初読の時と変わらず、色鮮やかな山の姿と人のつながりに温かい気持ちになる。怒りを覚えるところもあるけど。。
でも6編の短編それぞれ、清々しい気持ちで読み終えました。
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シリーズ第2弾。
今回は山岳救助隊ではなく、山岳救助隊を取り巻く人たちの生き様を綴った短編集。
山岳救助隊のメンバー達を描いた1作目も良かったが、人それぞれが山に登る理由を描いた今作も違う意味で良かった。
山小屋でバイトをする女子大生目線で描かれた表題の「ハルカの空」は山で働く人だからこそ、見える問題点に触れていて、自分自身、山に登るので身に染みる部分も…
次作ではどんな人間模様が描かれるのか、楽しみなシリーズ。
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第1作の『天空の犬』が、星野夏実を主人公にした長編だったのに対し、第2作は南アルプス山岳救助隊のメンバー(神崎静奈、関真輝雄等)が、それぞれ交代で主役となる連作短編。
もちろん、星野夏実も各編でちょい出するが、『NO WAY OUT』では、主役として同僚の警察官の救出劇を演じる。
表題作の『ハルカの空』は、山小屋でアルバイトする少女が主人公。正義感の強い彼女が、マナー違反をする登山客に憤然としながらも仕事をこなし、遭難救助の手伝いもする。
彼女は、今後のシリーズにまた登場するような気がするが、果たして・・・
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南アルプス山岳救助隊K-9シリーズの短編集。
全て日本第二位の標高を誇る山、北岳が舞台になっている。
火山じゃない山としては、日本最高峰なんだって!
*
前に読んだ『火竜の山』から主人公は夏実なのかと思っていたら、この短編集は主人公がK-9の他のメンバーだったり、山小屋のアルバイトの子だったりと変わっていく。
面白くて続きが気になって、あっという間に読み終わってしまった!
救助犬たちも可愛いし。
*
夏実の相棒はボーダーコリーって何回も書いてあるのに、実はずっと頭の中でコーギーを思い浮かべてた…(^v^;)
メイ、ごめんね!
表紙にちゃんと絵まであるのに!
ってか、『火竜の山』からずっと頭の中でコーギーだったわ…。
今作の中盤で、突如として毛色がそんなコーギーっていたっけな…ハッ‼︎ってなった。
思い込みって怖いわぁ。
*
それにしても山に登る人のマナー違反て、う〜んて思う。
馳星周さんも解説の中で「山に登る人間が増えれば、山の上では下界と変わらない光景が繰り広げられることになってしまうのだ。」と書いてらっしゃったけど、本当にそうだなぁ…と。
わざわざ山に登ってまで、そんなマナー違反をするなんて!って思うけど、人間は色んな人がいるからなぁ…。
良い人も悪い人も。
*
*
遭難の話が続くので、山が兎に角怖くなってしまって、私は登らないな!とか思ってたのに、最後の方には山に登ってみたくなってしまった。
不思議。
このシリーズ面白いので、他の作品も読んでみたい。
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南アルプスの主峰北岳で活動する南アルプス山岳救助隊K9の活動を描いた短編集。美しく厳しい自然、命を守る献身的な彼らや働く山荘のメンバー、そしてそこに思い出を持つ登山者たちの姿は感動的だ。素晴らしいシリーズ!
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北岳を舞台に天空の犬に登場する山岳救助隊と、登山者、山小屋の短編集。本当に最近の山は人が多いと感じるけど、老若男女いれば、技術体力考え方…マチマチだ。特にマナーと正義感の箇所は考えるところがあった…
2018.8.14
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天空の犬の続編。
メイと夏美が救助隊をつとめる北岳での出来事が、短編集のように描かれている。
本当にこんな救助犬がいたらなぁと、楽しく読める作品。
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清涼な山中で行うトレイルラン。人気のスポーツに没頭する青年は山に潜む危険をまだ知らなかった―「ランナーズハイ」。登山客の度重なるマナー違反に、山小屋で働く女子大生は愕然とする。しかしそこは命を預かる場でもあった―「ハルカの空」。南アルプスで活躍する個性溢れる山岳救助隊員と相棒の“犬たち”が、登山客の人生と向き合う!「ビバーク」は単行本未収録作品。
この際だから、未読のシリーズ残りを読んでしまおう。
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前作で山梨県警察南アルプス署地域課
この特殊な警察署の役割と生活・山の
厳しさを知りました
今回は何人かがクローズアップされて
主役となります
アノ神崎が・・・
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巻末を見て初めて知ったのですが、警察が山に救助犬を配置しているという事は無いんですね。すっかり本当にある組織だと思ったのでびっくりしました。
北岳という日本2番目の高峰を舞台に、救助犬とそのハンドラーである婦警を主人公にした作品です。
当たり前ですが、この本の登山者はすぐ遭難するし滑落するので読んでいると登山怖いと思ってしまいそうですが、しっかり準備して過信せず、天気予報をがっちり確認して行動すれば大丈夫なんですよね、きっと。わからんけど。
今作は山岳救助隊それぞれが主人公の連作となっているので、前作で登場した仲間たちの素性が知れてとてもよかった。救助犬が活躍しない作品もあったけれど逆にそれがアクセントになっていると感じた。
全体的に山を愛している感がにじみ出ているので、読んでいると登山行きたくなってきます。そんなハードなやつではなくて、一泊二日で行ける位の・・・・。