ママの心が楽になる子育て心理戦 みんなのレビュー

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投稿者：照月　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「ママの」とありますが、書いたのは共働きの５人のパパ。

子育ての本を見ると判を押したように「ママの」とタイトルにあったり（この本も入っているが）著者が女性だったりします。

それが悪いと言うのではありませんが、子育ては本来ママとパパが共同で行うものです。

あまり女性ばかりで固まると、子育てそのものが「女の問題」と受け取られかねません。

本書のように、男性が書くのは良いと思います。


著者は本業は、１８歳以下のこども専門の精神科の医師です。そういう病院が存在する時代になりました。恐ろしいものです。


１章　なぜ、うちの子は言うことを聞かないの？

２章　困った行動の裏に隠された子どもの目的

３章　心が楽になる子育て心理戦

４章　子育ての「困った」対応篇

という構成になっています。

３章で、自尊心を高めることの大切さを説いています。

自尊心が高い状態とは、

１　自分は大切にされている

２　できることが増えている

３　人の役に立っている

４　ありのままの自分を受け入れている

５　やればできると言い聞かせている

以上の５つの感情を実感していることだ、

とあります。

これらって、子どもだけでなく大人もそうだと思いませんか。結局誰でも、自尊心は大事なのです。


「ママの」とありますが、パパにも読んで欲しい一冊です。