暗殺の反撃(下)
2024/08/11 09:03
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投稿者:J.J. - この投稿者のレビュー一覧を見る
目撃しだい射殺指令の真相を解明すべく、CIA国家秘密本部長とサウジアラビアのスパイとの戦いに挑む。
真実に辿り着けるのか
何度読んでも面白い
2020/06/30 21:54
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投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハンリーやハイタワーらこれまでに出て来た登場人物も再登場、「目撃しだい射殺」指令の理由がついに明かされ、物語は第一部完結といってもいい盛り上がりを見せる。アクションシーンの面白さもさることながら、個人的にはこの上下巻はコート・ジェントリーその人のキャラクター性とドラマ部分に魅せられた。お父さんとの場面も好き。
様々な登場人物達が、時と場合によって敵となり、味方となる、複雑な諜報戦の世界の複雑さも魅力。
2017/05/24 08:56
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
追撃戦の迫力はもとより、今回は重厚な諜報戦の世界の裏事情も魅力でした。「目撃しだい射殺」指令の理由を知るためにアメリカに戻って来たグレイマン。着の身着のままのグレイマンは、まず金と武器の調達から開始する。初めは意外と地味な諜報活動の下準備だが、中盤辺りからは期待通りの活劇の展開。そして遂に明かされる「目撃しだい射殺」指令の理由は、ジョン・ル・カレ並みの諜報世界の謎に満ちている。様々な登場人物達が、時と場合によって敵となり、味方となる、複雑な諜報戦の世界の複雑さも魅力。
<エピローグ>
さてこれでグレイマンに対する「目撃しだい射殺」指令は解除かというと、そう簡単ではない。国際的諜報活動の根幹に関わる情報が含まれるため、事実を公表できない部分が多々あるためらしい。ということで、グレイマンは秘密裡に保護されつつも存在しない人物のような立場らしい。替わりに、マシュー(マット)・ハンリー直属で秘密の暗殺仕事に「2年」を限度に協力することになる。ということで、これまでの「逃げる」側でのシリーズから、一転して「狩る」側としての新グレイマンが始まるらしい。
一気読み間違いなし
2016/10/25 07:46
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投稿者:グレイマン ジュニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
暗殺者シリーズのいよいよ今まで隠されていた謎が明らかにされます。派手なアクションシーンの連続に、活字から目が離せません。一気読み間違いなしです。
アメコミのヒーローみたい
2016/08/09 18:38
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投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
グレイマンが追われることになった過去の事件を随分引っ張ったが、なかなか深い事件でよかった。最終的にグレイマンがアメコミヒーローみたいになるオチはびっくりしたが、続編作らないなら、ラストとしてはいいかも。映画化しても面白いかも。
相手を殺さない縛りプレイがやや不自然
2016/08/13 10:18
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投稿者:マル神保 - この投稿者のレビュー一覧を見る
CIAに抹殺対象として追われているグレイマンことコートジェントリーが、ついに反撃を決意してアメリカに帰国します。彼を追うのは、これまでのような犯罪者や悪党に雇われた傭兵ではなくて、一般の警官たち。
ということで、絶体絶命の危機に陥りながらも、相手を殺さずに切り抜けなければならない。トラップも、相手を殺さないように仕掛ける。
ヒーローゆえの不自然なまでの縛りプレイが若干気になりますが、面白さはいつも通り。
楽しめる、けど…
2016/12/05 21:33
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投稿者:KOUME - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一作はスーパーな人だったけど、第五作になるとスーパーマンになったみたい。流石に米国舞台だと日本人の私には現実感が薄れるのだが、アメリカ人はそんなもんかなと受け入れるのだろうか?それはそれで怖いと思うが…楽しめます。でも次作はどう展開するのだろう?
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ひとまずグレイマンシリーズの一区切り
SOSの謎は解決…だけど
これで良いのか?って感じの疑問も…
改めて語られていないジェントリーの生い立ち
父親との場面はベタやけど
このベタさがおっさん大好物やぞ
ちょっと文句を垂れると、銃の名称やたらと描写するのは良いけど読むとき減速するので
控えめでも良い気がする。(ミリタリーモノのお約束なんで他に比べたらマシですが)
今更ながら訳す時にジェントリー、グレイマン、コート、バイオレーターなど呼称の使い分けに意味のあるものとないものが混ざってるのなんか嫌だな。
だけどアクションの読ませ具合はやはり健在
グレイマン読むならここまでは是非読んでほしい。
ちょっと落ち着いたので、この先のシリーズが
蛇足にならないか心配
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本屋さんにいくと、必ず早川文庫のコーナーにチェックを入れる。
トム・ウッドさんのヴィクターシリーズや、マークグリーニーさんのグレイマンシリーズの新刊が出ていないか、面白そうなミステリーが出ていないか確認するためだ。数年前は、スペンサーシリーズや87分署シリーズの新刊を確認していたが、このシリーズはもう新刊が出ないからね・・・。1週間ほど前に本屋さんに行ったところ、ありました。マークグリーニー・グレイマンシリーズの新刊『暗殺者の反撃』。
かつての所属機関CIAから”目撃次第射殺”の対象だったグレイマンが、世界各地で追われ、攻撃を受け、切抜けるといった今までのストーリーから攻守反転させる展開だ。グレイマンがワシントンDCのCIA本部へ迫った。なぜ自身が追われなければならないか、真相を究明するためだ。
今までのシリーズで優柔不断だと思われた行動も、本書ではグレイマンの行動規範として魅力的に描写されている。工作員としての作戦実行力はもちろん魅力だが、20数年会っていない父親との邂逅や、CIAで活動していたころの回想も、グレイマンの人間的な魅力の一つとして書かれている。
圧倒的なアクションは、周到な準備と緻密な読みの上に成り立つ作戦行動の描写なので、飽きることもない。狙われる真相を究明するテーマから、ストーリーに謎解きの要素も多く、最初から最後までグッと引っ張っていかれる。
東京出張もあったので、新幹線の車中、ホテルのベッド、約束時間までの喫茶店と、あらゆる時間で一気に読切りました。
面白かった。
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CIAやサウジアラビアの暗殺者から逃れながら、確実に黒幕へと迫るグレイマン。
初めて過去の戦友が仲間となり、いよいよ黒幕を追いつめる。
明らかにどうにもならなそうでも、なんとかしてしてしまうのが相変わらずすごい。
スピード感があって面白かったです。
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長い間(4タイトルー本5冊分!)命をCIAから狙われ続けたグレイマンの最後の闘い?が描かれる。
真相を探ろうとするグレイマンと、それを阻止&殺害しようとする側が交互に描かれるが、緻密にその両側の活動が描かれているので読み応えがある。ストーリーは一直線でも、双方の思惑や作戦、さらには多彩なキャラを描きこんであるのでドラマが分厚くなっているし、シリーズ特徴である詳細な軍事ガジェットの描きこみも相まって一級の作品に仕上がった。肝心の殺害指示の真相も二転三転して、散々引っ張っただけはある。
元々グリニーはアクションのキレは定評がありながら、ドラマ部分がやや淡白な印象があったが、もはや押しも押されぬ一級の作家になった感がある。
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グレイマンは麻薬密売所を襲撃して資金と武器を手に入れ、隠れ家も用意して情報収集を始める。一方、カーマイケルは、特殊部隊を召集、密かに外国人の暗殺部隊も投入し、グレイマンのかつての指揮官も狩りに加えた。だが、CIAの不審な動きを察知した新聞記者が調査を開始し、警察も動き始めた。CIAが放った強力な敵と闘い、調査を進めるグレイマンは、やがて驚愕の真相を知る!謎をはらんで展開する冒険アクション巨篇。
じりじりした上巻に比べると下巻はアクション全開。ハリウッド映画が好みそうなユーモア付き。
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本を閉じさせない。一気に読み切った感がある。なぜ自分が「目撃次第射殺」なのか?1人の生死を1人の人物が決める。果して疑問は解消し、未来は開けるのか。面白いぞ。
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見つけ次第射殺の指令が下されているグレイマン(ジェントリー)。シリーズを通して謎にされていたものが、本作品で明らかになる。とても大がかりな陰謀があったことが分かり、一連の謎は解決する。これでシリーズとして一区切りついた。本作品でグレイマンシリーズは完結かと思いきや、このシリーズは今後も続くようなことが、訳者解説で書かれていた。こんな面白いシリーズを今後も読めるのは嬉しい。それにしても、手に汗握るアクションの連続であり、読ませる作品である。スパイもの作品として一級品である。難しいこと考えないで、アドレナリンを出しながら、ワクワクドキドキの冒険ストーリーを素直に楽しめた。
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ひとつ、幕が下りましたね。やっぱり、大きな陰謀に巻き込まれていたと。
それと、一つ幕が上がりました。CIAに復帰したわけでは無いですが、請負業者?として、CIAからの依頼を受ける様になったようです。ここからは、話が変わっていきますね。
新シリーズと言ってもいいかもしれません。