人はなぜ不倫をするのか
2022/01/15 11:34
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投稿者:mahiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
下世話な話しではなく、否定も肯定でも無い、気楽に読める内容であった。妻帯者は読んでみて欲しい。
読みやすく、面白かったです。
2017/10/03 07:58
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投稿者:monica - この投稿者のレビュー一覧を見る
各スペシャリストの方々の話がちょうど良い長さまとまっていて、色々な視点を見られたのが良かったです。昨今、文系分野の学問については不要論もありますが、一見無駄に思える事が繋がる事もあると思えました。他の本も読んでみたい!もっと各分野について知りたいと思いました。合間に入る著者コメントは正直に言って、必要なかったと思います。
様々な方向からのアプローチが実に面白かった!
2016/09/13 23:24
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投稿者:ネコのももちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『婚外恋愛』の著者が、様々な分野の専門家と共に、人類普遍の(?)テーマ、不倫に迫ります。未婚の人にも既婚者にも、いまどきのセックスレスの問題とともに、当事者としてはとても切実なテーマ、不倫。今不倫をしていてもしていなくても、考えさせられる本。
社会ー文化現象に生物学的アプローチはだめである
2016/12/30 22:42
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投稿者:マハラオ - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳科学者がいう「ヒトの特徴から言えば、人間は一夫一妻でやって行く方が合理的」と。ヒトが生き物である以上動物学や生理学がヒトの理解に寄与するのは確かである。しかし不倫は社会に住む人間の問題であり、人間は生物としてのヒトに還元されない。(だから生物学的アプローチはダメである)こういってしまえば身も蓋もないがユンク派研究者の欠損論などそれなりに面白い。
本題から逸脱ぎみだが宗教学者の島田裕巳教授の観察するヨーロッパのキリスト教徒減少が興味ぶかい。戦後日本社会は観念的であっても先進国の市民社会を模範としてきたから西欧社会が変われば日本にも影響が及ぶ筈である。
個人的には日本人はよくも悪くもなにごとにもきっちりという評価が印象に残った。(しかしこれもいつまで続くことやら)
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ベッキーのゲス不倫に始まり、
なにかと不倫ニュースが多い2017年。
世間から思いっきり批判されてるけど、
そんな純粋な人ばかりなの?!ってかなり懐疑的な私。
不倫を肯定するわけではないけど、理解はとても出来る。「しかたない」と思う。
不倫を色々な角度で理解を深めようとするとても興味深い一冊。
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○引用
自分の人生に巻き込んでも相手の人生に巻き込まれてもいいと思えるほどの相手と巡り会えたことは幸せ
どんなときにも「絶対」ということはなく、常識的なシステムから外れる種がいるのが生きものの世界
昆虫の世界を見ていると、いかに人間が理性や倫理や社会通念にとらわれているかと感じる
自分の場所からなるべく遠い場所にいる異性を選ぼうとはしている
近親交配を避けるために、女性は自分に近い父親の匂いを嫌い、自分の遺伝子と遠いタイプの異性を好む
今はみんなが芸を求めずキャラを見ることによって、その芸人の世界を理解して楽しんでいる
不倫の経験のある方は、ほぼ全員が生育上の問題をもっていた
残る遺伝子というのは理由があって残っている
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芸能人の不倫報道で、テレビが賑わうこの頃ですが、この本は、なぜ人は不倫するのかという疑問を様々な方面の専門家が、独自の視点で解説しています。特に猿のボノボの話が興味深いです。
私自身は不倫を肯定するわけでも否定するわけでもないですが、人を傷つけて幸せになる事の罪深さに、しばし考え込みます。バレなければいいと言うわけでもないですが、不倫は絶対バレちゃダメなような気がします。
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昨今、テレビで不倫のニュースを見ることが増えた。
不倫がばれると、いままで自分が積み上げてきたものが崩れてしまうことがわかっているのに、なぜ、不倫してしまうのか。
著者をはじめ、様々な分野の専門家が意見を発していく。
そもそも結婚と恋愛は違う。結婚して家族になると、そこには恋愛がなくなる。
しかし、人間も男と女であり、目の前に異性がいれば心の穴を埋めたくなってしまうもの。
動物的観点からすると、夫よりいい男性に巡り合ったのなら、寄り添ってみたいと思うもの。
脳科学からの観点からすると、全ての人間の行動は化学反応がなすもの。だから、それを止めることはできない。
不倫は、社会上だめなものとしてルールがあるが、それは人間社会が反映するためにできたものでしかないのかもしれない。
いいも悪いも判断するのはできないが、止まらなくなるとリスクがあること、崩壊につながることがあることをしっておかなくてはならない。
それでも、人は不倫する。
不思議なもんだね。
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これはタイトルで避けると損する本ですよ。
各章のタイトルは
・昆虫は不倫をするのか
・動物は(以下略)
・宗教
・遺伝子
・脳科学
という感じで、論理的に不倫を論じている本です。めっちゃレア。
作者の感想が差し込まれるスタイルも目新しいですね。
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ゴシップ的なものでは全くなく、各分野でも名の知れた学者陣が、自らの専門的見地から、不倫およびそれにまつわるあれこれを真剣に述べ、それに著者がコメントを付していくスタイル。
タイトルの「人はなぜ不倫をするのか」を考えるに当たってはうってつけと言ってよい。
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他の方の本棚から見つけて、上野千鶴子氏の歯切れのいい文章を期待して読んだ。
動物行動学、宗教学、心理学、生化学、行動遺伝学、脳科学の専門家がそれぞれの切り口で不倫を論じていて、見出しだけでも興味深い内容が並びどこから読んでも面白い。ナレーションのように亀山氏の感想や補足があるのがまたいい。
女が女の不倫を叩く理由、結婚詐欺やプレゼントをする昆虫たち、女の浮気の確率はアラフォーで上がる、不倫を人が裁く時代、不倫をしやすい人とはどういう人か、人の性欲は性ホルモンに支配されない、人は大事なことは無意識のうちにやってしまう?、恋は脳のバグであるなど。
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様々な学者が男女の関係について語る一冊。
帯表紙にあるように、どの学者も不倫というか1対多(多対多)の恋愛を否定してないのが印象的だった。
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不倫、といえば…
「金曜日の妻たちへ」(古い!)ですね〜。
小林明子の「恋におちて」が頭の中に流れてきます。
行動遺伝学、動物行動学、昆虫学、ジェンダー研究、宗教学、性科学、心理学、脳の学者が「不倫」について語るこの本。
しかし、学者さんたち誰一人として不倫を否定しない、というか、できない。
どうしても存在してしまうものだと言う。
上野千鶴子さんの章が特に面白い。
ー 結婚という概念は、生涯ひとりの人としかセックスしませんって言ってることでしょう? 私は結婚を「自分の身体の性的使用権を生涯にわたって唯一人の異性に譲渡する契約のこと」と定義しています。
とした上で、どうして人はそんなできもしない約束をするのか不思議だと言う。
挙句の果てに、
人はなぜ不倫するのか?と言う質問に対し、
「なぜ不倫をしないのか、逆に聞きたい」と質問返しをする(笑)
流石です(笑)
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2021 2-2
色々な視点からの「人はなぜ不倫をするのか」
「家庭には恋愛感情が不必要」
「恋は大人を子どもにする」
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2022.32
様々な視点から不倫が論じられていて面白かった。
個人的には宗教の項目が興味深かったです。
・ヨーロッパの宗教離れが加速している。ドイツでキリスト教で教会税が国に徴収されるため、それを逃れるために若者の脱教会が進んでいる。
・SVR理論=結婚相手として異性を決めるプロセス。Stimulus 外見、声、生活、Value 趣味、価値観、Role 役割
不倫しやすい人は永遠にS、恋愛ち刺激を求め続けるタイプ