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不気味さ・不条理にあふれた正真正銘の怪奇物語
2015/05/31 19:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
水木しげる、貸本時代の名作で、あの『ゲゲゲの鬼太郎』の原点となった作品が復刊された。ストーリーは、ドラマ「ゲゲゲの女房」をはじめ、方々から聞きおよんでいて大体わかっていたものの、作品そのものを読んだのは初めてだったので、感動をした。鬼太郎がどのようないきさつでこの世に生を享けたのか、なぜ鬼太郎の父親は目玉しかないのかが、これを読めば合点がゆくだろう。
とりわけ驚かされたのは、彼らが最初から正義の味方であったわけではなく、ただ生の本能、あるいは切実なる親心にしたがって生きる妖怪(この本ではまだ「幽霊」だが...)として描かれている点だ。彼らのせいで、鬼太郎を育てた人間の親子がたどることになるあわれな末路なども、正真正銘の怪奇物語のような不気味さ・不条理にあふれ、かえって新鮮だ。
その一方で、不気味な妖怪であるはずの鬼太郎が時おり見せるユーモラスな表情、さらに鬼太郎ファミリーの中心的存在といえるねずみ男がすでにこれらの作品に登場し、笑いを振りまくところなど、後年の水木漫画が生み出す、愛すべき妖怪ワールドの萌芽も見られる、実に興味深い一冊である。
墓場鬼太郎
2016/01/25 10:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こまサンタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
鬼太郎がどうやって生まれたのか
妖怪世界と人間界との関係
私たちが、自分と違う者に対してどう感じているのか
水木先生が感じていたもの
読んでみるのもいいかも
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