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どんでん返し
2017/02/18 19:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
坪井先生の通夜に集まった弔問客や娘が、心の独白形式で物語が進む。娘や教え子、同僚、隣人、店子の二人。小学生から大人まで多くの人達が、坪井先生を偲んで涙を流す、本当に慕われていた故人の通夜。神様のような存在でみんなの心の中にいる。ところが、少しずつ、本当なのだろうか、もしかするとあの時、あの状態になったのは、先生が関与していたのでは・・・、とそれぞれの心が疑心暗鬼になってくる。まさか、そんなはずはない。否定しつつも、あるきっかけで通夜ぶるまいの途中から、話が怪しくなってくる。凶悪犯罪に加担しているのでは、と一人また一人と先生に疑いを持ち始め・・・。話が二転三転、最後にさらに一ひねり。
ドラマティックな展開で面白かった。ドラマや映画になりそう。
毒気のあるひねり
2017/08/27 23:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。怪しい感じが二転三転と目が離せない。思わず笑ってしまうとこもあるが、結構毒気があり、人間の闇に迫ってる。
とにかく面白い!
2017/10/28 13:50
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投稿者:みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく面白くて、一晩で読みきりました。「裏の顔」というタイトルから裏の顔を予想しながら読むものの、何度も話はひっくり返り…解決したところでまさか、あの人に「裏の顔」があったなんて…デビュー作でこんなに面白いお話をかかれる作家さん、今後も期待大です!
ワクワク
2017/04/02 19:03
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投稿者:タンタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
没頭して読みました。
次々と、展開が早く最後は、えっ?娘が…と…
幼い頃の人間関係は大事だなぁと…
改めて考えてしまいました。
面白かったです。
「100パーセント善意の悪意も存在する。」 (by ナンシー関 氏)
2017/02/28 21:54
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投稿者:ちぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読後直後の感想は、
「100パーセント善意の悪意も存在する。そして、そっちの方が性質が悪い。」
(by ナンシー関 氏)
次から次へとどんでん返しが繰り返されます。ワクワクしました。
叙事ものが大好きな方は大はまりすると思います。
文章も、会話的で、漫画チックなのでかなり読みやすいです。そのため、読書習慣から離れてしまった人でも、楽しんで読めるのではないでしょうか。
それにしても、著者が元お笑い芸人の方と聞いてビックリしました。
これだけの人物追及とストーリーの創造性を持っている方なら、お笑いの方でも、もっと大活躍が出来たのでは?それとも、私が無知なだけ?結構メジャーな方?著者の戯曲による舞台があったら観てみたいなぁと思いました。もちろん、著者の次回作があれば読みたいと思います。
二転三転
2017/02/05 17:01
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞広告を見て読みました。「横溝正史ミステリ大賞」を受賞した作品です。
断片的だった点の情報が、第四章(通夜ぶるまい)・第五章(控室)で線として繋がっていきます。そして一旦、繋がったように見えた線が、実は違う線として繋がる逆転劇。ところが最後の最後に衝撃の事実が明らかにされます。まさに二転三転の展開ですが、それが8人(?)の登場人物の独白形式で進行。さらに解説で、著者の藤崎翔氏は、元お笑い芸人だったということを知って、また驚きました。
とにかく面白かったので、他の著作も読んでみようと思います。
自分の想像はあっているのか・・・
2017/01/31 21:36
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投稿者:アコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
神様のような人に裏の顔があった?
通夜に参列した人物が、故人との思いでを回想している。
読み進むうち、「えっ?これが裏の顔なんだろうか」と想像が膨らんでくる。
しかし、その状況証拠ともいうべき内容を知っているのは、読者のみ
この先、関係者が話をする機会はあるのだろうか。
お互いの状況を話合ったら、それぞれが疑惑を持つのだろうか。
はたしてその想像は、真実なのだろうか。
想像が裏切られるのかどうか、その通りなのか、楽しみになってくる。
裏の裏
2024/08/21 07:03
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投稿者:たかぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
どこまでもいい人で神様のようだった元校長先生のお葬式。
元同僚、元教え子、アパートの住人、ご近所さんなどなどが参列し、故人をしのんでいたはずだったのに、善人と思っていた故人が、もしやあんなことこんなこと・・・と疑心暗鬼になっていく。
ふとした一言でやっぱり善人だったんじゃん、と丸く収まったかと思いきや、まさかの女神さまの裏の顔。
読み進めるごとに二転三転の裏の裏。
あー、驚いた!
視点の入れ替わりが楽しいミステリー
2018/07/21 14:57
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
元教師で、神様のように人望があった方のお通夜の場面で、家族や故人を慕ってやって来た7人の視点で描かれる作品。視点の入れ替わりが読んでて本当に楽しかったです。神様のようだった故人が実は裏ではとんでもないことをやっていたのではとの疑惑が、話が進むごとに深まります。しかし、当然それだけで終わるわけではなく。最後にはとんでもない事実が。楽しく読めたミステリーでした!
面白いけど読む人を選ぶかも…
2017/04/09 07:50
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
第1章を読んでいると、本当にまさに聖人君子といった感じの先生。
しかし、読み進めていくと、次第に「あれ? これって、最終的に後味の悪い展開になるんじゃ…」と、怪しい要素がたくさん出てくる。
はたして、真相は…といったところが最大の見せ場。
面白くて「どうなる? どうなる?」とページを読む手は止まらない。
ただ、会話よりもほとんど登場人物の独白で進む上に、語り手となる主人公が次々と変わるので、慣れるまでに時間がかかる。
(個人的に独白的な内容がニガテなだけなので、読む人によっては苦にもならないと思います)
良い人と言われている人も、絶対的な善人ではないし、その逆もありえる話。
視点が変わり、立場が変わると、見方も変わっていくんだなと考えさせられた。
舞台もほとんど変わらないので、なんとなく『12人の優しい日本人』を彷彿とさせられたけれど、それとも違う面白さがある。
私は面白く読めたけれど、登場人物たちの言葉のやりとり・テンポのいい展開・読みやすさなどを求める人には向かないかも…
ハラハラ…5
うきうき…2
キュンキュン…1
うるうる…2
ほのぼの…2
ふむふむ…3
意外な展開
2017/03/31 15:25
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投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯人を思わせる文章の展開が面白かった。
なかなかに凝った作品
2016/12/30 10:07
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
複数の人物のモノローグだけで構成された、なかなかに凝った作品。
裏の裏の裏の...とかなり凝っている。
もっとも最後の「裏の.」はもう少し素直なストーリーのほうが読後感が良いと思った。