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銃撃されても死なない、怪我もしない、傷つかない。この不死身の力を武器に、自分を虐めてきた人間への復讐を果たした”奇跡の男”八木剛士に訪れる、これまでと一変した日常。彼はもう、昔の姿には戻れない……。自分に好意を寄せる、金髪の美少女・マリアと唯一の理解者である松浦純菜の間で揺れ動く剛士。彼が選んだ道は、新たなる悪夢へと繋がっていた!
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最初はそんなに面白くなかったんだけど、だんだん面白くなってきた。何やら壮大になってきた伏線が気になる。早く続き読みたいなー。
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2008/10/13
忘れてたシリーズ。
久しぶりに読んでみると八木君の思考が心地いいなぁ。
でも前の忘れちゃった。
なんで純菜はそんなわだかまりがある感じなんやったっけ?
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読み始めるまでがおっくうだけど、読み始めると止まらない剛士&純菜シリーズその7。
……で。
あああああ、ラスト手前の南部くんのアレにすべてがふっとんだ!
ナニソレ?!そんな伏線あった?
どこに向かうんだこの話。わからない、着地点がわからない。
とりあえず残りあと2冊でどんな風にカタがつくのか…期待します。
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松浦純菜シリーズ7作目。
前作『世界でいちばん醜い子供』は、この作品の"前奏"と対になるみたい。
八木くんがちょっと変わっただけで随分読みやすい。
物語としても大きく動き始めている印象。
面白くなってきた!
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ー 戦争反対とほざく者。差別反対とぬかす者。核兵器など絶対に持ってはいけないと主張する者。彼らの顔を見ればいい。のっぺりとした、まるで緊張感に乏しい表情をしている。それは善意という欺瞞によって漂白されてしまった、人間が本来持つ獣としての野蛮さを否定した者達の成れの果てだ。
人間とは殺し合う生きもの。戦争する生きもの。そのことを理解してヒトは初めて己の中にある残酷さを飼い馴らすことができる。戦争を起こすのは、人を殺すのは、そういう理屈を分かってないやつだ。自分だけが高みに立って締麗な言葉を弄び、己の中に差別心、残酷性が潜んでいることを締麗に忘れている。 ー
昂る力への意志と厭世観。
背後では何かが起こっているんだけど、本筋では何も起こらない作品。
7冊目にしてまさかの“何も起こらない”という究極のアンチミステリ。
ジュブナイル小説だっけ?
もはやこのまま最後まで読むしかないな…。