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トラブルを抱えた多くの人の人生を見つめてきた著者だからこそ,実感を持って伝えることができる人生観だと思います。
何かと殺伐とした世の中ですが,本書の中で述べられるエピソードに,まだこんな素晴らしい心持の人もいらっしゃるのだと胸が熱くなりました。
西中先生が今年の2月に逝去されたことを知って驚きました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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有名な経営学者ドラッカー氏は言っています。経営者が身に付けていなければならない資質とは、天才的な才能ではなく、品性だ。品性とは人徳のことです 運を決めているのは人間性
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○(所感)「心は磨けない。見えないから。」
ある禅寺の座禅会に参加したところ、和尚さんが言いました。「ここにきた理由はなんですか?」
私は模範解答のつもりで、「心を磨きにきました」と自信満々に答えました。
ところが、和尚さんはこう言いました。「それは結構。しかし、見えない心は磨けません。まず、目に見えるもをしっかり磨きなさい。」
大切なことは、毎日の仕事や、掃除や、挨拶などを心をこめてやること。当たり前のことを一生懸命やることで、自分が磨かれる、ということを、和尚さんはおっしゃっているのです。
○人を束縛すると運が落ちる
門限とか規則とか、不要なルールで人を縛ると、かえって自分が縛られます。
○知らないうちに犯している道徳的過失
○ズルは自分に返ってくる
○人の恨みを買うと、運を落とす。
絶対に、人様の恨みを買うようなことをしてはいけない。
○恩人を忘れない
○財産よりも、徳こそ残すべき
○元気が一番。経営者の声が大きく明るいと、会社は成長する。 元気が、運を呼ぶ。
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『1万人の人生を見たベテラン弁護士が教える「運の良くなる生き方」』(著:西中務)
今年に入って読了した本がたまってる・・・
付箋部分を抜粋します
・良い人格になると、良い出会いが増えて、運が良くなる(p20)
・成功には運が必要(p41)
・道徳的な負債を放っておくと、運が落ちてしまうのです(p50)
・誰かからもらった恩を、別の人に返す。すると、その人がまた自分ではなく別の人に返す。そうやって、世の中全体に
恩が循環するようになります。恩を順送りにするわけで、これを「恩送り」と呼びます(p78)
・比較するから恨む。恨むから争う。争うから不運になる(p85)
・人の恨みを買うと運を落とす(p87)
・人間性が良いと、一見、損な生き方をしているようでも、運が味方して成功します。人柄の悪い人は、一時は成功しても
運に見放されて転落してしまいます(p102)
・人間性を磨くには、当たり前のことを一生懸命にやればいい(p135)
・運を運んでくるのは人です(p138)
・褒めると運が良くなり、褒めないと不運を招く(p148)
・運を良くするには、良い言葉を使うこと(p150)
・白いボールが来たら白いボールを返す、キャッチボールと同じ(p160)
・身近の人の運が良くなれば、自分自身の運も良くなります(p163)
・人の役に立つと、神さまに好かれて運が良くなる(p174)
・自分に縁のある人を喜ばせる(p185)
・誰かを喜ばせれば、回り回って、世の中に大きく役に立つ(p186)
・「人間は一生のうちに逢うべき人に必ず逢える。しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎないときに」(p189)
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経験豊富な弁護士さんが、色々な人を見てきた中で
幸せや不幸を見た人を統計した結果がまとめられています。
弁護士さんらしい視点だなとなんだか納得もできます。
謙虚さ
情けは人の為ならず
善いことをすると運が良くなる
悪いことで得た成功は長続きしない
同類は集まる
自分のことばかり願うと運が悪くなる
争うと運を落とす
困っている方が気持ちを変える
感謝
報恩
利他
慈悲
謙虚
人徳
天命
道徳的な罪
法は破ってないけど人に迷惑をかけている罪は運を落とす
私利私欲
ズルは自分に返ってくる
誰かからもらった恩を別の人に返す 恩送り
比較するから恨む
恨むから争い不運になる
人間性がよければ幸運が舞い込む
気持ちよく損得を忘れて働く
賞味期限の早いもにから買う
心の向上は挨拶から
褒めると運が良くなる
コミュニケーションは相手を受け入れる
命の電話はただ話を聞くだけ おうむ返し
善の循環
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弁護士として1万人以上の人生を見てきて導き出した考え方。運の悪い人は、同じようなトラブルに何度も見舞われ、その都度相談にくる。一方、全く反対にいつも商売の相談で来る人もいるが、その人は、会う度に会社が大きくなっている。運のいい人と悪い人はいる。では、その違いは何によってもたらされるのか。
ドラッカーは言っている。「経営者がみにつけなければならない資質とは、天才的な才能ではなく、品性だ」
善いことをすると、運が良くなる。と昔から言われているが、情けは人のためならずとはまさしくその事である。つまり、人の役にたとうとすると、運が良くなるという事だ。一見、悪いことをして金儲けをする人は、派手に贅沢をしたりして目立つことも多い。一般の人は、そうした人がその後どうなったかという事を知ることはあまりないが、弁護士はうまくいかなくなった人を数多く見る。結論を言えば、悪いことをして得た成功は長続きせず、すぐ不幸になってしまう。本当の幸運は、長い目でみないと分からない。
著者の経験則で言うと、「運は人徳で決まる」と思うようになったという。人間性の良い人ほど、運が良いことに気がついたという。一見、そんな生き方をしているようでも、運が味方して
成功する。人柄が悪い人は、一時は成功しても、運に見放されて転落する。
孟子曰く「天爵修めて、人爵これに従う」。天から与えられた爵位=地位をしっかりとこなせば、人爵=世の中での地位が伴ってくるという事であろう。言い換えれば、徳を積めば、富や権力などは自然についてくるということである。
イエローハットの創業者、鍵山秀三郎さんは、スーパーで買い物をする際はわざわざ賞味期限がちかいものを選ぶそうである。皆が賞味期限が長いものばかり買うと、スーパーは廃棄処分しなければならなず、利益が減り、商品の値上げとなり、結果客は割高の商品を買うことになる。社会全体で見ると、賞味期限が短い商品が増えることは損なのである。
自分の事だけを考えていると、思わぬ損をしてしまう。運を失うといことはそういうことなのである。
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ハガキや手紙の書き言葉には運を良くする効果がある、ハガキは開運の方法、運のいい人は人の役に立つこと、神様に好かれることをやっている、親の面倒を見ようと決心したら運が良くなった、自分のことばかり願っては運は良くならない、恨みを消すと運が良くなる、辛い人に思いやりのハガキを出す、
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たまたまタイトルが目に留まり、自己啓発の本を弁護士先生が書かれていることに興味を持って読んでみました。
感謝、報恩、利他、慈悲、謙虚、人徳、天命の7つが人生を良くするキーワード。
メールなどデジタルが当たり前の世の中だからこそ、手紙や書き文字は人の心に響く。
教育哲学者の森信三先生のお話も心に残るものがありました。