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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベッキー不倫、甘利大臣金銭授受、舛添知事公私混同など
「文春砲」と称されるスクープを連発し復活した『週刊文春』
“スクープ主義”を徹底して追い続ける編集長、デスクが
徹底した、ときに危険をともなう取材の裏側を再現し解説する
本書の内容もさることながら
「文春新書」でなく「角川新書」から出されたこと自体が興味深い
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
週刊文春のスクープの生み出し方がよくわかり、興味深く読むことができました。見えないところでの苦労が、実感できました。
文春砲はスキャンダル・スクープどちらに的を定めているのであろうか?
2017/04/30 21:24
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投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
スキャンダルは「名誉を汚すような不祥事。金銭や異性などに関係した、よくないうわさ。醜聞。」
スクープは「報道活動における『特ダネ』のこと。本来のスクープは、早さだけでなく、ニュースとしての内容的な価値の大きさが厳しく問われるもの」
スクープを連発して、その名も「文春砲」と呼ばれているらしい週刊文春
文春砲はスキャンダル・スクープどちらに的を定めているのであろうか?本書を読んだ限りにおいてはよくわからない。ベッキーのゲス不倫から甘利大臣の収賄まで幅が広い。
本文にもたびたびでてくるが、モチベーションが 「売れるかどうか」だからだろう。
それなりに取材や記者の動きもドキュメンタリーチックな書きぶりだし、面白かったけどね。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
文春は謎大きなスクープを記事にすることができるのか。ベッキーの不倫を皮切りに、どんどん激写してすごいです。
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すごいタイトルですね。それに惹かれて、読書リストにもあげてないのに買って読んでしまった。まっ、可もなく不可もなく、というところ。
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大物政治家の金銭スキャンダルから芸能人のゲス不倫まで、幅広くスクープを連発する週刊文春編集部。なぜスクープを取れるのか? その取材の舞台裏を、編集長と辣腕デスクたちによる解説と、再現ドキュメントにより公開する。
清原、ベッキー、甘利、元少年A…2016年に「文春砲」の標的となった人々だ。本書を読んで電車の中吊り広告に右トップと左トップがあることを初めて知った。スクープの裏には地道な取材の積み重ねがあることも改めて知った。今後も新聞やテレビが「知っていても報じられない」ネタを追いかけて、週刊誌らしいジャーナリズムを発揮してほしい。
(B)
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2016年以降、数々のスクープを飛ばす週刊文春の記者によるスクープを追う体験記。
若干手前味噌な感はあるものの、当事者しか知りえない緊迫感があって面白かった。
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〇〇(他週刊誌)は信用出来ないけど、文春は信用できる。私達にこういう感覚があるのは、なんとなくとかそういうことではなくて、文春を作っている彼らのポリシーがしっかり伝わってきているからなんだな。
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■編集部内では記事を各担当記者を「カキ(書き)」,そのサポート役を「アシ(足orアシスタント)」と呼ぶ。
■デスクに求められる三要件
①ネタを取ってきてそれを企画に落とし込んでいく情報収集力
②原稿を書く力(文章力)
③記者のモチベーションなども考えながら現場を回していくマネジメント力(統率力)
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2016年の「週刊文春」は凄かった。タレント・ベッキーと既婚男性
ミュージシャンとの不倫、自民党・甘利センセイの金銭授受疑惑、
ジャニーズ事務所の女帝メリー喜多川の独占取材、舛添東京
都知事(当時)の公私混疑惑等々。
ライバル「週刊新潮」が霞んでしまうほどのスクープ連発だった。
そんな数々のスクープがいかにして生まれたのかを、編集長や
デスクが綴ったのが本書だ。
スクープの裏側とはいっても当然のように詳細な手法が書かれて
いるのではない。だって、それは企業秘密だものね。
要は地道な取材と情報提供者との人間関係の構築。週刊誌に
限ったことではないと思うが、基本中の基本だよね。
華々しく紙面を飾ったスクープがある一方で、時間をかけて取材
しても記事に出来ないことも山ほどあったのだろうね。それでも
腐ることなく次のネタを追い続けるのが記者根性だと思うわ。
一時期、「週刊文春」の書評が好きで毎週購入してたのだが、近年
は電車の中吊り広告に機になる記事が掲載されている号だけしか
買わなくなったな。皇室関連は必ずチェックするけど。
本書で怖かったのは神戸連続児童殺傷事件の元少年Aへの直撃
取材。何日も張り込みを続けて、やっと本人を直撃したと思ったら
恫喝されて追いかけまわされるなんて、怖いわ。
でも、編集部はきちんと記者たちを守っている。この辺りは立派だ
と感じた。
中吊り広告の記事の配置がどうなっているかも書かれているので、
これは今後、中吊りを見る時の参考になったけれど「週刊新潮」の
中吊り広告を入手して記事を差し替えていたのはいただけません。
2017年も間もなく半年になるが、今年はどんな「文春砲」が出て来る
のだろうな。
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文春の立場からの自己肯定的なあれこれ.へぇ,そんなこともあったのかと改めて思うこともあった.でも,一つのスクープを作るのにかける体力,気力、そして膨大な時間,まるで刑事さながらの難行苦行.ただ,独りよがりの正義にならないことを祈る.
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日本で一番有名な純文学の新人賞・「芥川賞」を創設した格調高い出版社である文藝春秋の週刊誌部門として、1959年に創刊された週刊文春。「新聞・テレビが書かない記事を書く」という信念は年々エスカレートしており、政治家の汚職や芸能人の不倫などのスキャンダルを狙い撃ち、その人生を狂わす「文春砲」の恐ろしい破壊力は他の追随を許さない。本書は週刊文春の編集長と、記者の取材をサポートするデスク達が「スキャンダルの当たり年」と呼ばれた2016年の「ベッキー禁断愛」「甘利TPP担当大臣の賄賂疑惑」「舛添知事・公用車の私的利用」など一連のスクープについて、種蒔きから生育・収穫そして後始末までを克明に記した衝撃のドキュメンタリー(笑)。またこの本が文春ではなく角川から出されているというネタまでもが面白い。
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文春はゲリラ。情報ヒエラルキーがあるからこそ、新聞やテレビでは扱いづらい情報や週刊誌的だと判断されるようなネタを教えてもらって記事にしていた。ゲリラだからこそできる戦いもある。自分たちなりの戦い方ができるところから生まれるスクープもあった。
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そんなにスクープが必要?そんなに知りたい事ってあるのかな?知らなくてもいいことを無理やり?知らされているようなきがして・・・・最近特に。
不寛容な世界をつくっているのではないのかなぁ
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あのスクープはどう取材されたかの裏側がわかって面白かった。大事なのは基本。地取り、物読み、張り込みと。