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投稿者:JJの中の人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
勤務先の社長が「読んでみろ」と薦められたので購入。
一言でいえば「やればできる」
このヒューリックも自分の勤務先も、出資元の「寄らば大樹」で安泰のところ、西浦氏はそれをよしとしなかった一方、自分の勤務先は…。。。。
というところで、問題意識を再確認した1冊。
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
利益を上げ続ける会社、倒産しない会社、ガバナンス・コンプライアンス意識の高い会社、といった”あたりまえ”を実現することによって、「問題のない会社」から「良い会社」へと成長させた経営者のPRもの。
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戦略がとても分かりやすく書いていた。目指す方向も、それを実現するためのステップも。1〜2時間で読み切れますよー。
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良著であった。読みやすく、また内容もスッキリしていた。分かり易言葉で、簡潔に社長の考えを知ることができた。無駄がなかった。
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①こうなるべきだという将来像を社長自ら描く
②施策の順番を意識し、プラスの連鎖を働かせた
③企業にとって、高収益の実現が何より重要
④判断と実行のスピードを武器に
⑤事業を牽引できるプロを外部から招き入れ、少数精鋭主義で生産性を高めた
⑥自分の考えを繰り返し社内外に発信
⑦やること、やらないことを明確にし、成長分野で半歩先を進んだ
⑧こうなるべきだの根底には、社会や人の役に立ちたいという思い
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読了しました。
都市開発・不動産の仕事をしている時に、上司に進められて手にした本です。
「ヒューリック」という会社名を聞いたことあるでしょうか?
みずほ銀行系の巨大不動産会社であり、時価総額では業界大手に次ぐ4位の一部上場会社である。
本書は、社長の西浦さんが社長として就任し、約10年で会社を大きくするまでの経営改革ノンフィクション本である。
全上場企業中、平均年収の2倍
第3子出産時に100万円支給
本社ビル内の飲食は全額会社負担
住宅ローン1%を超える部分は会社負担
従業員に対してのインセンティブがスゴイのが有名でもある。
それを実現するまでに様々な施策を西浦さんは用意周到に計画的に行った。
さぞすごい物ばかりかというと、シンプルなものばかり。
当たり前のことを、当たり前に確実にやること。
分かりやすいから伝わりやすい。そしてやることが明確になりやすいので、上位から下位まで共通認識をもち一体感を醸成。組織論の王道である。
あそらく後付けのものもあるだろうと思うが、態勢は一本の筋が通っている。
真骨頂は、計画だけではない。社長自らの実践である。
なかでもすごいのが「スピード力」「やることやらないことの明確化」である。
何十億円の購入を決定する判断を2日でする。
従業員200人のアンケートのコメントは金曜に回収し週明けの月曜に渡す。
スピードや、無駄なことはしない、分かりやすくするために、やることやらないことをはっきりさせて、それを実践する。
中小企業ならまだわかるが、これを上場企業で強大な企業がやることが
簡単なようでできない。
本なので美化されていたとしても、数字が結果を物語っています。
ここに至るまで、トップマネジメントとして、自ら相当な努力をしており、それを見える形で自ら示したし、従業員にも求めた。
大事なのは、自らが実践し、その姿をみせることである。
簡単なようで、なかなかできないものである。
本書は、ヒューリックという会社がスゴイということを
書いているが、数ページに区切られ要点が絞られ、一見バラバラなようでしっかり戦略が記載されており、とてもスマートである。
自分の会社に置き換えて考え、本に表そうとすれば、そんなにスマートな内容にはならない。
集中と選択、スピード経営は、いまや使い古された言葉かもしれないが、それを実践し成果を出している、そのノウハウを知りたい方にお勧めの本です。