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美味しい短編がみっちり
2015/03/02 16:35
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:成瀬 洋一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
週に1日だけ異世界とつながるという商店街の洋食屋を訪れるお客と、彼らと美味しい料理との出会いを描いた短編集です。決死の伝令で荒野を駆ける騎士とか逃避行を続ける男女が追い詰められて飛び込んできたかと思えば、週に一度の営業を心待ちにしているドラゴンや妖精たちとか、さまざまなお客がさまざまな料理に舌鼓を打ちます。
最近は、異世界で現代日本の料理を食べさせる小説がちらほら増えていますが、これはその中でも読みやすく、面白く、美味しそうなことにかけては群を抜いているかと思います。
扉の向こうから異世界のお客さん
2015/11/09 17:26
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIF - この投稿者のレビュー一覧を見る
洋食「ねこや」にはとある秘密が。
それは毎週土曜日は店の扉が異世界とつながり、様々な客が「未知の味」を求めてやってくるということ。
異世界とはいわゆるファンタジー世界のことで、訪れる客は商人や剣豪、高貴なお姫様等の人間だけではなく、エルフやドワーフ、リザードマン、はたまたドラゴンなどもやってくるという。
概ねファンタジー世界の文化レベルは中世くらいってのが相場でして、その時代の連中がタイムスリップしてきて現代の文化に触れたらどうなるのかってありがちな命題にファンタジーを練り込んで触れる文化も街の洋食屋メニューに特化したのがプラス。
洋食を提供する店主(現代人)も文化浸食に関しては結構ゆるゆる…というかなにも考えていないので、平気でお土産持たせたり向こう側の食材を輸入して自分で食べてみたり。
設定も凝っていて面白い
2018/05/29 08:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:amada - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニメを見て大変気に入ったので購入してみました。
原作とは多少異なる部分もありますが、気にせずに読めます。
また、アニメでは放送されていない話も収録されているので、アニメとはまた違った感覚で読めて大変面白かったです。
また読みたいです
2015/05/25 18:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
さまざまな異世界の住人が魔法の扉を開けると、食堂の中って設定が面白いです。エルフやリザード、剣士、魔法使いなどいつもは立場が異なるので、まったく一緒になるはずの無い住人が、食堂でカレーライスやパフェ、プリン、ビーフシチューなど食べたことがない料理を食べ、舌鼓をうち、毎週のように食べに来てしまうところが、読んでて料理の魅力を教えてくれてる気がしました。こんな不思議な食堂が現実にもあったらいいのにってふと思ってしまう本です。また続きを読んでみたいです。
一人で切り盛り、ちょっとたいへんだな。
2018/06/23 16:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:anp - この投稿者のレビュー一覧を見る
もはや何でも屋。洋食に限らないではないですか。
でも、じゃあ洋食ってなによ?ってなったら、答えに窮するわ。
そして閉店後に現れた深夜の来客。
セキュリティいいんだか悪いんだか・・・
サンドイッチに挟む最高の具は何ですか?
2015/08/24 17:38
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ef - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の舞台になるのは、日本のとあるオフィス街の一角にある「洋食のねこや」という洋食屋さんです。
先代店主の父親から店を継いだ中年男性一人が切り盛りしている(後にアルバイトを雇うことになるようですが)割りと評判の良いお店です。
実は、この「ねこや」、異世界であるファンタジー世界とつながっているんです。
「ねこや」は土日定休日なのですが、ファンタジー世界には土曜日だけ出現する「ねこや」へ通じる扉があり、そこを通ってやってくるエルフやドワーフ、ドラゴンなどなどの、ファンタジー世界でお馴染みの面々が土曜日の「特別営業日」のお客さんなんです。
ファンタジー世界って、大体中世みたいな設定じゃないですか。
ですから、たとえばパン一つとってみても、中世に作られていたパンと現代のパンを比べればその質も味も歴然たる違いがあるわけです。
最初は迷い込んできたり、おっかなびっくり入ってくる異世界のお客さん達も、見慣れない料理を一口食べたらもうそのとりこ。
毎週土曜日を楽しみにする常連さんになってしまうのですね。
その意味では、現代の私達は、なんと贅沢な、凝った料理を食べていることでしょう。
「ねこや」は洋食屋にしては首をかしげてしまうようなメニューもあります。
例えば、豚の角煮定食だったり、清酒が置いてあったり。
「うまけりゃ何でも良いんだよ」との先代の言葉もあり、そんなメニュー構成になっていたりします。
異世界の住人達は、何だかひたすら同じ料理ばかりを食べているような印象です。
まぁ、一通り色んな料理を試してみた結果、それぞれのお気に入り料理が決まり、以後、毎回その料理ばかりを食べているということのようですが。
メンチカツ定食LOVEな女性冒険家、ロースカツに生ビール一本の賢者、もの凄い勢いでカレーライス(大盛り)をかき込む戦士などなど(もちろんみなさんしこたまおかわりしちゃいます)。
はたまた、エルフは菜食主義者という設定なのですが、お気に入りは豆腐ステーキなんですね~。
それぞれ自分のお気に入り料理を愛しちゃっていますので、時にどの料理が一番美味しいかについて論争が勃発することもあります。
あるいは、サンドイッチに挟む具で最高な物は何かについて、「カツだ!」、「テリヤキに決まってる!」、「いやヤキソバを挟むんだ!」とかますびしいこと。
ま、そんな論争が勃発した日には、「そこまで言うのなら喰ってやろうじゃないか」とか「いいから騙されたと思って食べなさい」などの言葉が飛び交い、さらに追加オーダーが出るのが毎度のことなのですが(笑)。
物語の展開はワン・パターンですが、まぁ、楽しく、軽く読める作品になっているので難しいことは言いっこなしですかね。
また、この本にはカラーページも含めて、アニメのような挿絵が盛り沢山でちょっと照れくさい造りになっているのですが、まっ、これも良いことにしますか(苦笑)。
ファンタジー好きな方に
2015/08/12 10:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とういん - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編が一つの食堂でつながる設定です。
ファンタジー好きな方は一読の価値はありかと思います。
ちょうどいい
2023/01/10 20:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りつか - この投稿者のレビュー一覧を見る
1話の長さがちょうど良かった。
出てくる料理が美味しそうだから、行ってみたくなる。
挫折…
2021/11/30 14:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:甘栗 - この投稿者のレビュー一覧を見る
半分くらいで挫折してしまったので、ちゃんとした評価は出来ないので☆3としました。
毎週土曜日に色々な場所にドアが出現して異世界の住人が来店するという設定や常連同士の呼び名は面白かったです。
訪れ方やキャラクターなども色々考えられていて魅力的ではあるのですが、どの話も結局展開は一緒なんですよね。
見たこともない食べ物に夢中になっておかわりして満足して帰ってゆく。そして常連になる。
飽き性の自分には読み続けられなかったです。
正直食事との出会いより常連同士のやり取りの方が魅力的で、そっちをもっと見たかった。
普通に生活していたら会うことのない人達がそれぞれのドアから来店し出会う。素敵な出会いだと思うので。
楽しいけれど
2017/08/20 18:16
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
美味しそうだし何より楽しくほんわかしてる。数ある異世界ものの中でもアイデアがいいと思う。だけど作者さんの日本語が時々ひどいのが…興醒め。
どこがおもしろいのか理解できなかった
2015/06/01 23:22
10人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりんぐりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
WEBで発表されていた小説が出版になったそうですが、私の対したことのない読書歴の中で、この手の「WEBで大人気」作品は好みだったことがありません。
さて、この作品ですが、我々世界にある食堂が、ファンタジー世界に出現するという設定。出てくる料理は、我々にはなじみが深いですが、あちらの世界の住民には珍しいと言うもの。
特に料理についてのうんちくがあるわけではなく、各エピソードがリンクしているわけでもなく、エルフやリザードマンがビーフシチューやらビフテキやらエビフライやら、我々にはおなじみの料理を美味しいと言って食べるだけ。
食べる描写が特に面白いわけではなく。いったい何が面白いと思えるのか不明な本でした。