投稿元:
レビューを見る
結婚とは。
色々考えさせる本。
結婚について気づきを与えてくれる本。
決してハウツー本ではない。
でも結婚についての良い本でした。
投稿元:
レビューを見る
とても肯定できない結婚本。
前妻との終わりかたが特に非道すぎて大嫌いだ。
勝手すぎる。
29年一緒にいた夫に、とつぜん好きな人ができて、ろくに説明もなく家出されたら…
美子さんとの生活の話になってもそちらの気持ちに踏ん切りがつかず、上の空で読んでしまった。
美子さんもまた、素ん晴らしい旦那さんにお別れを告げて、末井さんと一緒になる。
いろんなことが、それでいいの?というまもなく過ぎていく。
これが恋愛のリアルなんだなあともおもう。
たしかにあんまりない結婚本です。
「たまゆら」「死の棘」が読みたくなる。
あいだに挟まっている植本一子さん、高橋源一郎さんとの対談がとてもよいです。
投稿元:
レビューを見る
著者の2度の結婚生活を振り返り(ちなみに2度目はまだ継続中)、男と女が一緒になるとはどういうことか、幸せとは何か、について考えた本。
既に現在の妻である、神蔵美子の「たまもの」を読んでいただので、これで夫婦のそれぞれのパートナー評に触れたわけだ。
好き放題に生きてきた著者が、「女は男を愛せない」とか「日常のなんでもないことが楽しくなること、それが『しあわせ』ということなのかもしれません」などかなり達観した感じになったのは、やっぱりトシのせいなのか、それとも今までの数々の修羅場を潜り抜けてきたからこその境地なのかは不明。
いずれにせよ、「たまもの」との併読は必須。
あと、本書とは関係ないが、著者の初著作「素敵なダイナマイトスキャンダル」が映画化されるらしい。こちらもぜひ見てみたい。
投稿元:
レビューを見る
植本一子さんとの対談が入っているのに惹かれて読んだ一冊だけれど、なんというかすごい。結局神蔵美子さんの「たまもの」「たまきはる」にも手を出してしまった。
投稿元:
レビューを見る
読了。やっと読んだ。著者は酷い人間に思えた。でも生い立ちを考えると仕方ないのかなと思ったりする。「相手のしあわせをたえず祈れ」と書かれた箇所は、私の心に刺さった。
投稿元:
レビューを見る
一言で言えばとても面白かった。それは筆者の言葉が赤裸々に思えるからだろう。
聖書について興味を覚えるきっかけになりそうな一冊だ。
投稿元:
レビューを見る
フリーの編集者であり、作家でもある著者の結婚にまつわるエッセイ。
なかなか複雑な生い立ちであることも関係していると思うが、私にはちょっと理解できない世界であった。
「パートナーに嘘をつかないこと」というのは理想論であると個人的には思う。
2人の関係を維持するために嘘が必要な時もある。
略奪婚のような形で今のパートナーと一緒になったようだけど、前の奥さんの方が良かったのでは?と勝手ながら思ってしまう。
「ぶつかり合うことでお互い成長できる」と言えば聞こえはいいけど、宗教や聖書にすがりつかないと維持できない夫婦関係というのは、もはや破綻しているのでは。
そして、何より、エッセイの内容があまり幸せそうに見えない。
まあ結局は、お互いが良ければそれでいいのだろうけど。
投稿元:
レビューを見る
前作『自殺』のように、いろんな人の結婚観をインタビューしていく構成かと思いきや、ご本人の結婚、離婚、再婚の顛末(と対談2つ)のシンプルな構成。千石イエスという、これもまた毀誉褒貶ある人物がキーパーソンなのだが、どういう主張なのか調べてみたくなった。