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4巻の構成だからして、起承転結の転であろうかね。実際には各種のバラバラ動いてた点が、じわじわとまとまって線になってきた感。個人的にはホッサルさんがやることやってるということに衝撃を受ける。いやまぁ子どもじゃないんだからと言われればその通りなんだけどね。
まぁそんなこんなで盛り上がってまいりましたよ。
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「おれたちの価値は、あの地獄で死なずに、生き延びたことにあるの、か」
民族同士の諍い、そして黒狼病のしくみについても明らかになってきた。
けど、今回も難しい…。細切れに読んでいるせいでもあると思うけど難しい。
終盤でついにヴァンとユナが再開して、ホッサルとも出会った。
ホッサルから見たヴァンの様子が、まるで獣のように描写されていて面白かった。
いつもいつも緊迫した場面で終わっている気がする。
とうとう次巻で最後。
しっかり読み届けたいと思う。
2022.7.15 読了
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3巻に入ると、場所もどんどん変わるわ、新しい人がどんどん出てくるわ。
お話について行くのが大変(笑)
全部読み終わったら、じっくり映画を見たいなぁ(笑)
このユナという幼子はかわゆいなぁ。
さて、やっとこの巻の最後にヴァンとホッサルが出会い、ここからお話は一つに集約さ!ていくのだろうか。
いよいよ次巻はクライマックスだろうか。。。
うーん、楽しみ(*^▽^*)
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2人の主人公。そのひとりヴァンは、さらわれた女の子(ユナ)を攫った者を隠れながら追います。ヴァンの過去にも触れる場面が多く、かつての仲間の思い出も現れます。そして協力な相棒も仲間になり、いよいよ少女を取り戻すところまでたどり着きます。もう一人の主人公のホッサルも、伝染病の治療のため訪れた村で囚われるも、この伝染病の謎につながるヒントを得ていきます。そんな2人の運命がいよいよ後半で出会います。原因不明の伝染病ゆえに、宗教的に解釈し利用しようとする人々。学院という知識の積み重ねをもって、その原因に少しづつ近づいていく主人公。伝染病に対するこの両者のスタンスに読者も翻弄されます。どちらが正しいのか。非常に考えさせられる深いテーマの真骨頂が現れつつあることを感じます。
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この巻で、やっと話の大枠・全体像がぼんやりと見えてきた。整合性は取れてるような気もするけど、何となく物足りなくも感じた印象。
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1巻と2巻が起承なら、
3巻は転です。
急展開で物事が進み、明かされていきます。
キンマの犬の秘密。
裏返ること。
その中で火馬の民には、胸が痛くなります。
征服されれば故郷を追われ、平穏だった生活が奪われる。
読み終わった後に、
ブックカバーをとって、
装丁を見ると、何とも言えない気持ちになりました。
次が最終巻。
あっという間です。
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盛り上がってきました〜‼︎
もう誰が敵なのか味方なのかわからない‼︎
全員集合で4巻へ(=゚ω゚)ノ
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本作は本屋大賞受賞作品であると同時に、日本医療小説大賞も受賞している(浅学なのでその賞自体、初めて知った)。この小説がきっかけで医療の道を進む子どもたちがいるかもしれないと思うとワクワクする。
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この物語は、誰もが善で、誰もが悪になりうる可能性をはらんでいるように思う。自分の中にいる得体の知れないものの姿を知ろうとするヴァンや、病の全てを解明し人の命を救おうとするホッサル、故郷からの命と自分の感情で板挟みになるサエの姿に、置かれた状況に抗おうとする人たちの強さを感じる。
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国や部族間の思惑、善悪が露わになってきて入り乱れる。それぞれの想いを見ると、何が悪いと一概に言えない。読みながら、思わず考えてしまった。どうすれば、平和に安心して皆が暮らせるのか?
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それぞれの点が線になって重なった!物語の転機。
政治と部族、支配と解放、敵味方ではなく、それぞれが正しく今を生きようとしている。
そして私は医術の進歩を見守ってる。
全4巻って知って驚き…あと1巻で終わるのさみしい!
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バラバラで動いていたメインのキャスト達が遂に同じ場に揃い、さあ謎解き&フィナーレの4巻へ。
期待してまっせー
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さまざまな思惑が絡みついてくるヴァン。
今回はその伏線の回収だった。
物語が進むごとに、どんどん引き込まれてく。
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素直に次のページが気になり、読む手が止まらない。
人はなぜ病に罹るのか、そして治る人とそうでない人がいる。
『病にかからぬ人もいるのに、なぜ、妻と子は罹ってしまったのか。なにか悪い事でもしたと言うなら、まだ納得もできただろうに、何の理由もないからこそ、どうしても問わずにいられない。』
『長く生きることができる者と、長く生きられぬ者が、なぜ、いるのか。』
『長く生きられぬのなら、なぜ生まれてくるのか。』
運命の不公平
言わずもがな、解説が素晴らしい。
『私たちの身体は、ひとつの国みたいなものなんだ』
『このひとつの身体の中に、実に様々な、目に見えぬ、ごくごく小さなモノたちが住んでいて、いまも、私の中で休むことなく働いている。滑らかに連携を保ちながら。そうやって、私の体
身体は生かされているんだ。』
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ヴァンとサエと火馬の民、ホッサルとトゥーリムと沼地の民、各出会いがありそして出来事の様態、それぞれの思惑が明らかになっていく。。。「承」~「転」の巻。ひとつひとつの文章が頭に染み込んでいく感覚、読む同じ早さで脳裏に情景が広がっていく感じ。。。幸せの時間(笑)。まさに、犬ならず物語に「裏返り」没入しました。