華麗なるヒコーキ野郎たち
2002/06/20 21:14
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投稿者:MIYO - この投稿者のレビュー一覧を見る
☆あらすじ☆
子供の頃から何をやってもうまくいかないけど、飛行機の操縦だけは天下一品のリック。婚約者と大ゲンカして、売り言葉に買い言葉で空軍の傭兵部隊にとびこむハメに。ところがその部隊はイカれた荒くれ連中のふきだまり。さすがのリックも圧倒されそうになったものの、持ち前の強気と明るさでエースパイロットをめざして大奮闘! 華麗なるヒコーキ野郎たちの熱血アクション・コメディ。
☆評☆
飛行機ファンとしては…ちょっと笑わせすぎではないか…(笑)と思ったりもしましたが。
こんなことしながら飛行機に乗る「馬鹿」いるかぁ〜〜(ぶるぶる)と言う感じ。例えば、ある操縦の腕はいいのに必ず着陸で機体を壊し、空ではバラの花束を持って詩を読む(もちろん酒好き)。とにかくキャラが濃い! 濃すぎる! 誰か薄めてくれ!!!
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第一次世界大戦のヨーロッパを舞台にした小説です。
小説中には、実在した軍人さんも出てきます。私はリヒトホーフェンに惚れていました。
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第一次世界大戦で、エースパイロットを目指すリックが主役。
事細かに現状が書かれているので、戦争映画を見ているような気になります。(須賀さん凄い!)
読んでみると『バカ』と書かれた部分が納得できたような作品です。(私的にひよこが好きv)
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読みたくて読みたくて探してる本との邂逅って、もう至福としか言えませんよね!これは、そういう至福本でした。
須賀しのぶさんの本は「キルゾーン」シリーズを友人(ひかるさん元気かな?)が大プッシュしててたのですが、手を付けず、その後「帝国の娘」シリーズを読んで。新谷かおる氏の解説で読んだ!と気付き「このタイトルなら(ある意味)ハズレなしだろう」と思い、ビンゴでした。
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第1次大戦真っ只中、婚約者にふられた主人公リックが海を渡って義勇軍に参加。撃墜王を目指して空を飛ぶ話。比較的軽く読みやすいけれど、そこは戦争を描いた作品なのでシビアな部分もきっちりと描かれている。無鉄砲なリックが飛び込んだ戦場は出撃しても無事に帰れるという保証などどこにもない現実。だけど、空を飛ぶことに魅入られたバカたちは今日も戦いの舞台へと飛んでいく。個性的なキャラと歴史上の人物などもリアルにそれでいて面白く描かれていて読み終わったときにどこか元気になれる感じ。リックを取り巻く義勇軍と敵国ドイツ軍の両方の描写が人物たちを更に魅力的なものにしている。一冊ですっきりと楽しめるからお勧めです。
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第一次世界大戦、騎士道精神が終焉を迎える時代、大空を翔け巡るバカたちのコメディ。飛行機の操縦だけが取り柄のリックは、婚約者との大喧嘩の末にアメリカからイギリスへ向かう。空軍傭兵部隊に入ったリックは、イギリス貴族のロード、陽気なロシア人のピロシキ、真面目なイタリア人のパードレたちと出会う。リックは持ち前の強気と明るさでエースパイロットをめざして大奮闘するが…。
あまり知られていない第一次世界大戦。実在した、後のドイツ空軍元帥ゲーリングや、「レッドバロン」で有名な撃墜王、リヒトフォーフェンも登場します。
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舞台は第一次世界大戦時のヨーロッパ。飛行機乗りってだけで読んでみたら大当たりだった。キャラが立っててとても面白い。
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須賀しのぶにしては案外軽くて読みやすい、空軍士官学校の訓練生の話。
確か全2冊で、2冊目は須賀節が出てましたけど、長編の多いこの方の話の中では取っ掛かり安いと思います。
キャラが立ってて、読みあきません。
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男の子って、大きくなったとしても根っこはいつまでも男の子なのよね。<何だ唐突に
タイトル通り基本的にはバカなんですけれど、歴史背景からもやはり重い戦争の影も描きだされている作品でもあります。
戦場の華であるエースパイロットも結局は人殺しで、人と人とが殺しあう戦争の一端を担っているんだと、決して格好いいものじゃないんだと。それでも空に憧れる男たちのバカさ加減が清々しい。
ピロシキのラストエピソードには不覚にも涙してしまいましたよ……。
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一応戦争ものなんだけど、主人公をはじめ登場人物が明るいしバカばっかりだから全然暗い感じがしなくておもしろく読めるの。でも2巻の最後とかはちょっとグッときたりして。
2冊しかないし、軽く読める感じの作品でっす♪
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二葉機は男(?)のロマン!!!
陸軍、海軍に引き続き空軍にも手を出してしまった須賀先生の作品(笑)
主人公はお調子者のリチャード。そして濃いチームメイトたちとの会話の数々は時代が戦争であることを一瞬忘れさせてしまいます。
須賀先生の作品としては比較的軽く、台詞テンポもいいので須賀先生入門にはうってつけと言えます(笑)