目の前の事を、シンプルに捉えよう。
2019/08/12 01:01
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投稿者:つるぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
良書。
シンプルなルールは、作ったその場で効力を発揮するものもあり、そこで留まらず多くの経験を経て考え抜かれたものになる。
そのシンプルなルールは、家族や恋人から勉強する時の環境やオンラインゲームのルールにも当てはまるはずだ。
どうすればよりよいルールづくりができるのかは、ある意味 "本書を読んで経験を積む" のが一番早く有効かもしれない。
なんとなく友人や上司に合わせているルールを考え直すのも良いと思う。特に、私の考えは一人で行えば効率がいい事も、周りに理解してもらいにくいので伝えることに時間がかかってしまう。
それなら、あらかじめ人に任せるところは簡単なルールが用意できれば良いのではないかと思えるようになった。自分だって、突然人にマイルールを押し付けられたら理解できるかどうか怪しいものだ。
そして、決めたルールを忠実に守り、結果について考える。ルールは守ることが大事だ。頑張ろう。
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混沌の中、何かひとつの問題を整理しようとルールを作ると、そのルールでは足りない状況ができ、さらにルールを細かくしていくことを繰り返していると、すぐにまた混沌が現れます。
挙げ句に「上に判断してもらう」、というシンプルなルールだけが残っている現場は、少なくないのではないでしょうか。
とりあえず目の前のことに対処した(ふり)をするだけではなく、本質的で現実的な対応をするために。
シンプルであることを最優先することが、読み終わるころには確信にかわります。
付け加えるのではなく、切り捨てて、研ぎ澄ます。
それは、もともと日本人の、そして日本の文化の根本に流れる美しさだと思います。
なのになぜ、目の前の世の中には、小さなルール守ること、破る人を糾すことばかり目立つのかな、と感じます。
ルールばかりが増えるのは、決して正しい姿ではないはずですが。
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シンプルなルールの重要性を教えてくれる本
本書の内容を見ると現在の繁栄や売れているものなどはシンプルなルールをもとに構成されており、複雑なルールに比べて失敗が少なくなるのだという印象を持ちました。
ただ、背景にはボトルネックを突き止め、根本・本質に対する洗練されたルールの適応がシンプルなのだと私は考えられる。
そして、もう一つは人間自体が複雑なルールに適応するのが難しいという背景もあるのだと私は考えましたが、本書には言及されていなかったので気になるところです。
最も大事なことは、ルールを作った後に失敗を繰り返し、洗練させることだと理解した。
失敗への価値観を柔らかくすることがなんだかんだ大切だ。
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評判は高いのだが、
ちょっと自分にはあわなかったかな。
後半は読み飛ばしてしまった。
内容は読みやすいけど、実践するには結構本気で取り組まないといけない印象。
シンプルなルールを作って、うまくいっている事例がパラパラと纏まっていて、それが効果的なのは解るし、ああすごいなと言う感想は持ったのだけど、けっきょく、それぞれの状況に合わせて、自分でトライエラーをしていかないと。という感想をもった。もちろんしっかりこの本を読み込めばヒントにはなるんだけどね。
まぁ、自分なり、チームなりの行動原理を、ルールとして言語化するという営みが大事なのは伝わったので、
タイミングをみて、チャレンジしていきたい。
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SIMPLE RULES
ルールは目的を達成するための指針であり、円滑に物事を進める助けとなる。しかしルールが複雑であるとそれに縛られ、かえって物事が進まなくなる。物事が複雑に絡み合った今の社会を生きる上で、「シンプルなルール」は必要不可欠であるという話。本章ではルールの作り方とその効果が多くの事例を用いて紹介されている。
この本でいう「シンプルなルール」とは、ただ単純なルールという意味だけでなく、余分な物を削ぎ落とし本質だけを残した、つまり洗練されたルールを意味する。本質だけを残し無駄は削ぎ落とす点においては、ミニマリストの考えに近いと感じた。
このルールは本質的で機能的だから、最初からできるものではない。試行錯誤しながら作っていくもので、簡単ではないが、試す価値のあることだと思う。
そしてこのルールは個人や組織、仕事やプライベートに関係なく適応できるので、物事をシンプルに捉えて、問題や悩みを解決したいという方にオススメです。
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学んだこと。
●何が重要なのか、目標を絞って、
シンプルなルールを設定すると、
もっとも効果を発揮できる。
●単純だからこそ、
最優先事項に集中できる。
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・シンプルなルールには4つの特徴がある
1:ルールの数が少ない
2:使う人に合わせてカスタマイズできる
3:具体的である
4:柔軟性がある
・目標を1つに絞ってシンプルなルールを設定すると、最も効果を発揮できる
・適応範囲が広すぎるルールは往々にして非現実的なものとして軽く扱われてしまう
・より良い決断をしたいなら、細かい要素にこだわらず、最も重要な物事に焦点を絞らなければならない
・シンプルなルールには大まかに6つのカテゴリーに分類できる
1:境界線ルール(二者択一の形式をとることで時間をかけずに何をすべきか決断をくだすことができる)
2:優先順位ルール
3:停止ルール
4:ハウツー・ルール(どのように?どうしたら?)
5:コーディネーション・ルール(協調のため)
6:タイミング・ルール
・仕組みを作らないで自由にさせることと、仕組みを沢山作ることのあいだで絶妙なバランスを保つことが長く成功する企業
・ルールづくりのための4つの方法
1:自分の経験を活用する
2:他者の経験を拝借する(似たモデルや自然界から)
3:科学的証拠で巧みに補強する
4:話し合いでレベルを上げる
・表面的で中途半端な情報を与えられると情報に流されやすくなり役に立たない類推に飛びつく傾向がある
・ルールというのは実際に運用する人が関わってつくるべきで、4〜8人くらいで話し合って決めると良い
・新しくルールを作り替えるときは潔く一気に行う。ゆっくり行動するとためらいが起こり、過去と現在のルールで身動きが取れなくなる
・ルールづくりがゴールになってはいけない。ルールを通じて成果を出すことがゴールなのである。ルールづくりを通じて、目指すべきゴールを再確認するきっかけがもらえる。
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2020/02丸善
シンプルなルール
①ルールの数が少ない
②使う人に合わせてカスタマイズできる
③具体的である
④柔軟性がある
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シンプルなルールを決めれば、いろんなことがうまくいくと感じた。
マイケルポーランの食事のルールが参考になって実践したい。仕事におけるルールにも使える。
この本を参考に自分の生活におけるマイルールや、子供を叱る時のルールなどを決めました。
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仕事におけるルールや生活におけるルールを予め決めている人は、それにそって純粋にこなしていくので、ルールを決めていない人に比べて、成果が出やすい。
ただし、ルール設定が肝でわかりくいとか多すぎるとかそういったルールは使えない。
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2020.8.8
確かにルールがシンプルな方が良いのはその通りだと思う。一方ミスが許されないような業務の場合は細かいルールの方が良いとも書いてあり、私はどちらかというと後者タイプの業務に絡む事が多いので、結局仕事のルールはシンプルにできないかも…?
日常生活に役立てたいと思う。
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シンプルこそ至高。
複雑なルールは動きを阻害する。
ルールは数を減らし、柔軟性を持たせるのが大事である。
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わかりやすく、具体例も多くとても読みやすかった。
会社の規則のように複雑化しすぎたルールは見る人をわかりにくするだけだが、考えていないシンプルなルールはただの惰性。
自分に合ったシンプルなルール作りを練り上げていく必要があると思った。
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ルールは単純であればあるほど、行動につながりやすいことを伝える本。
伝えることがシンプルであるため、事例を数多く紹介している。
分かりやすいルールであれば、ダイエットを継続すふこともできるし、事業でのミスを減らすことができる。
まずは、自分の行動のためのルールを単純化することで、動ける人間になっていきたい。
マンガやYouTubeに時間を取られることが多いので、マンガを見るのは30分以内、YouTubeを観るのはお風呂だけでやっていこうかな。
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つまりどうしたら良いのか分からない本。本書はとにかく、「シンプルなルールがいかに強力なツールか」を、具体例の中で伝えようとしてくれます。それ自体はありがたいのですが、なぜ、それが優れているのか、きちんと論じられているところはなかったように思います。その上、どうしたら、自分の実生活の中でシンプルなルールを作ることができるのか、そのやり方も整理されていたとは言い難い。シンプルなルールを作りたい!というやる気はあるのに、じゃあどうしたら良いのかわからない、そんな感覚にさせられる本でした。