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【「現役最大の俳優」の到達点!】岡本喜八、黒澤明ら名監督との出会い、高峰秀子、原節子、勝新太郎ら伝説の俳優との仕事、そして現在の映画界について語り尽くす。
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娘に言わせると「仲代達矢っていまいちピンとこない」とか。
時代ですかね~、でも現存する役者の中ではピカイチの俳優さんだと想います。
私は特に「切腹」という映画が大好きです。
この本は彼がこれまで舞台、映画で関わってきた人日のエピソードや役作りについて
大変興味深い話が満載されています。
映画好きのみなさん、必読の一冊だと想います。
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仲代達矢…
重厚という言葉を天下一品のこってりスープで十日間煮込んだような濃厚な味わいの演技。
同世代の俳優たちが次々と天国へとログアウトしていくなか、いまだ延々と地上界にインし続けるアプリ廃課金者のごとき生命力。
彼が語る名優・名監督の逸話が実におもしろいです。
本書を読むとまた彼の映画が観たくなります。
「人間の條件」「殺人狂時代」などがアタクシのフェイバリットでございます。
唯一の汚点は市川崑の「女王蜂」冒頭部分の学生服姿でしょうか。
どう見ても浅草のコント芸人にしか見えないのです。
彼の演技力をもってしてもこれだけの年齢的なギャップはいかんともしがたく…痛々しいかぎり。
やはり学生姿はあっさり風味のほうが口当たりいいね。
まだのかたは是非一度ご賞味あれ。
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私の人生にカスりもしなかった日本映画黄金時代を、この人から教えて頂けるありがたさ。演技という面で映画を見る、視座をも与えてもらった。
こんな人生送ってきた人には、今の邦画界は狭過ぎるんだろうなぁ。
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芸能界の生けるレジェンド、映画史の生き字引こと仲代達矢に、時代劇研究家:春日太一がロングインタビューに挑んだ書。若手イケメン俳優やアイドルのインタビューがフォトブック的に出ることはあるが、聞き書きがここまでしっかりした文芸書として成立するのは、仲代達矢ただ一人だろう。仲代の個人史であると同時に、戦後映画の道のりをたどる歴史書だ。
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日本映画黄金時代について、その時代を生きた大スターのリアルな証言。才能で映画がとれるわけではなく、確固たる基礎基本があって、とてつもない手間があって、良い映画ができることがよくわかる。今はもう難しいか。
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名優仲代達矢の生い立ちから役者として多くの名作に出演し苦労話や名監督、共演した役者とのエピソードが興味深い。
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こういう本はいろんな裏話が知れて面白い。今の役者や日本映画に嘆いておられます。自身出演作でこの一本にあげる『切腹』をまだ見ていない。早速見てみたい。