投稿元:
レビューを見る
スケッチを使いながらグループでアイデアを育てて行くワークショップを進めるための極めて実践的な優れたガイドブック。
ハイライトと影、周辺の縁取りと言うシンプルなスケッチの方法を共有することで、表現に一貫性を持たせる。プロジェクトのシンボルカラーやスポンサーのコーポレートカラーをハイライトに使う色に選んで、求心力をうみだす。
アイディアスケッチによるブレストの前にマトリクスを使って議論すべき領域を限定的にしておくと言うテクニックも面白い。
巻末の、ファシリテーター心得も大変興味深い。私自身こういうワークショップは何度も運営しているが、ここにある心得には、参加者には秘密にしておきたかったことも書かれてしまっている(笑)
全体的に、まったくの初心者と言うよりは、ある程度慣れたユーザや個人データを相手にしている本だと言える。つまり手が縮こまって全くアイディアが出てこない人むけではなく、アイディアは出せるけれども、ややもすると散漫になったり姿がバラバラに見えてしまうことに悩む人たちに、求心力を保ったまま、しかしアイデアが出やすくする方法をまとめたものだろう。
好著。学生にもすすめたい。
投稿元:
レビューを見る
アイデアスケッチというワークショップの手法の解説も素晴らしいけど、後半のファシリテーターとしてのアドバイスやアナウンスの実例が特に役立つ。
投稿元:
レビューを見る
メモ
・スケッチはアイデアを提案し、探求するもの。プロトタイプはアイデアを記述し解決、検証していくもの。
スケッチをもとにプロトタイプをつくる。
投稿元:
レビューを見る
アイデア・アイディア出しの方法論を誰でも実践できるようにコンパクトにまとめつつ、実例も提示することでより実践しやすいように書かれている名著と呼んで全く差し支えない本。
デザインも洋書のデザインと思いきやIAMASという国内で出した本で、日本人でも読みやすいレイアウト。最高。
書店でパラパラと読んで良さそうで買ってみたら実際良かった。
投稿元:
レビューを見る
ワークショップデザインの参考にしたくて読了。
iPadにメモをしながらできたので、スケッチ要素も一緒にできてよかった。
しかし、自分の行いたい趣旨とはやや齟齬があった。
でも、参考にできる要素がたくさんあったので良い。
事例集も豊富で、それを拡張してやるワークショップもあるので、あとは個別に落とし込んでいくので良いのだなと。
■目次
はじめに
第1章 アイデアスケッチの方法論
アイデアスケッチの有用性
実践的なスケッチの方法論
あなたのチームを助けることは、あなたを助ける
人々がカギ
アイデアスケッチはどこから来たのか
背景としてのサービスデザイン
IAMASとは
IAMASはいつこの方法論を使い始めたか
この方法論をどのように拡張したか
次章以降で説明する内容
第2章 アイデアスケッチの実践
イントロダクション
それぞれのセクション
STEP 01 準備
ペン
ワークシート
マトリクスワークシート
スケッチワークシート
「他のアイデアをもとに」ワークシート
STEP 02 練習
イントロダクション
スケッチの手順
立方体を描いてみよう!
立方体と球を描いてみよう!
人を描いてみよう!
様々な物体を描いてみよう!
STEP 03 実践
事前準備
参加者を集める
会場を準備する
取り組むデザインチャレンジを設定する
セッションを設計する
実行
イントロダクション
マトリクス
スケッチ
共有
投票
ソートとマップ
振り返り
さらなる発展のために
まとめ:アイデアの〈醸成〉について
第3章 アイデアスケッチの事例紹介
イントロダクション
Summer Camp “Hack the World"
パラメトリックデザインファニチャー
ソニー株式会社との共同研究
高校生向け講座「学びの杜・学術コース」
名古屋工業大学
おわりに
良いファシリテーターになるために
経験を積み、アイデアを繋ぎ、フローに入る
実践的なガイドライン
ワークショップのフレーズ集
用語集
投稿元:
レビューを見る
0156
2019/11/05読了
共有するためのアイデアスケッチの描き方、グループワークの仕方というか。
人と何かするときは参考にしたい。
とにかく書くこと、意見聞くこと持つことが大事!