アクティブラーニングの第一人者による新しい評価方法を解説しています!
2019/05/16 15:46
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、新しい学習指導要領で推奨されているアクティブラーニングによる学習の評価をどのようにすればよいのかを丁寧に分かり易く解説した一冊です。現場では、テストの点数で学力を評価することに慣れており、児童が主体的・対話的な学びをした場合、どのように評価すればよいのかという戸惑いも大きいという声が聞こえます。そこで、同書では、新しい評価の方法、ノウハウを教えてくれる画期的な書なのです。同書では、評価の視点として、集団の状態を評価すること、アクティブ・ラーニングがうまくいっているかどうかを見極めること、集団の流動性に注目することなどが強調され、その方法が詳細に説明されています。
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発売当初に読み終わっていたが、新指導要領が始まる一年前の今、今年度の評価を話し合うために再読しました。
アクティブラーニング時代の評価、というだけでなく、本来の「指導と評価の一体」にもしっかり対応しています。「評価は成績を出すってこと?」と思う(私はそう思っていた)教員をスタートしたばかりの人には早めに読んでほしい。先輩の言う通りにやっていれば成績は出るが、児童生徒の変容に関しては物足りないものになるはず。
○評価基準を生徒に公開する
☆公開できない基準なら、基準そのものに問題がある。また、評価を何のためにしているのかを考えれば、公開しないという判断はあり得ない。目指す姿をはっきりさせる。
○振り返りカードでの評価
☆新学習指導要領では「提出物や発言回数での評価は行わない」とはっきり解説されている。それに代わる成績算出の資料としても振り返りカードは有効だと考える。「学習内容」「学習方法・取組」「わかったこと・考えたこと・できるようになったこと」の三段階で書かせることで評価を行っていく。
○評価基準を子どもがつくる
☆これも「指導と評価の一体」を考えれば自然だと思った。ルーブリック評価の話を聞いた際にも、子どもが基準をつくるという話は聞いた。これに関しても取り組んでいきたいが、今年度(R2)はまず振り返りカードから。
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なんか、すごい緩い、書き下し本みたいな感じだった。ブログみたいな(笑)。
まぁでもお陰でサクッと読めて、アクティブ・ラーニングの大体の様子は分かったから、もっと具体的な評価論を期待していた面もあるにはあるんだけど、まぁとっかかりにはよかったかな。
本屋で買ってれば、見てから買っただろうから、手にしてたかはわからないけど(笑)、ネットでタイトル購入したからね。
まぁ、値段も安いし、十分役には立った。
☆は、3.5辺りが感覚に近いかな。
内容面では...アクティブ・ラーニングが「必要」と説得するロジックが、未だに個人的にはしっくり来てないんだけどね...。誰かもうちょっと別の面から語ってくれないかな。将来的な保険、とか、そういう話じゃなかろう、、と思ってしまう。そのロジックだと、やっぱり上位層にはあまり響かない気がしてならないよ...。