「ライナスの毛布」
2024/05/12 06:49
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
宮が主人公ではありますが、4人の視点で語られる物語は
まるで水面に乱反射する光のように読者を惑わせる。
絡み合う過去・想い・恋心
メインの4人だけでなく、他にも重要な登場人物がでてきて
4人のそれぞれの想いの糸がこんがらがっていくのが良くわかる。
宮のうつむき加減の思考はその生育環境にあり
(彼の幼少期の経験は切なく胸が痛すぎます。
でも生き延びてくれて良かったとも思うのです)
母の言葉はセキュリティ・ブランケットでもあり呪いの言葉でもある。
高砂はもう完全にそんな宮に落ちて翻弄されている。
(溺愛の未来も見えるが・・・それも疑わしいくらい無自覚さに翻弄されている)
年の差やお互いの関係性(親族関係(叔父甥でありながら親子)・友人関係他)
ストーカー女に元彼の子供そして
上巻最後に「え?」みたいな人物も参戦しての続くなので
下巻を準備して読むことをおすすめします。
余談
実はこの作品とても前に購入しており
2回ほど上巻途中で挫折してしまった作品です。
数年越しの積ん読(放置)作品となってしまっていました。
3度目に途中挫折したらもう諦めようと思ったのですが
無事に読むことができました。
(途中乗り越えた感覚があるので評価としては難しいのですが)
☆3.5
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四人(五人?)の群像劇形式BL。
それぞれの視点で描かれているので、ある人にとっては好きな相手がある人にとっては恋敵だったり当て馬だったり…。
いまいちノれない敗因は、脳内が高砂×鼎cp萌えしてしまって本来のカップリングを応援できないこと(宮は可愛いんだけど…)。国生×鼎が、宮に隠れて不適切な関係を続けていること。それにしても鼎さんはモテますな。
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とっても良かったです!まさかのめっちゃ気になる終わり方で続きがすっごく待ち遠しい。しかもどうくっついてもおかしくないですよね。誰と誰がくっつけば幸せなのか。でも龍は誰に似てあんなに大きくなったんでしょう。
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年の差過ぎて、チョットなんだけど、
国生は応援したくなる。
一番カッコイイと思うのはのは万ちゃんなんだけどね。
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健気受な宮がいい。素直で可愛くて…片想い同士だけど、すでに高砂が溺愛モードになるのがわかる。そしてイタリア男的な高砂も、まあまあのスパダリ具合で、二人無事くっついてもらいたいと願わずにはいられない。ストーカー女の顛末にはモヤモヤが残るけど、本筋は4人の恋愛だからしょうがないのかな。休まず次の巻に手が伸びる。
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下巻発売が迫ってやっと読む。
この後どうなっていくのか、予想通りだとつまんない???
色あせても残っている気持ちは、結構厄介なものだと思うが。
やり直せないということは、なんと残念なことか!!と年寄りはもったいながる(笑)
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続きがきになるーーー!
宮が不憫でならない(泣)
個人的には、高砂×鼎でとりあえずくっついてしまえばいいのにって思います。
宮と幼馴染みの国生はまだ高校生だし、別の出会いが今後ありそうだし(笑)
主要人物四人の主観がそれぞれ変わりながら展開するお話で、視点が変わると感じかたも変わって、とってもおもしろいです。
個人的には鼎に感情移入しますが、国生とはくっついてほしくない、なんか!(笑)
イラストがいまいち好みではないのが残念。
でも、お話は面白いです!
下巻が待ち遠しいです。
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幼い頃母を亡くし路頭に迷った壮絶な過去を持つ高校生の宮と、彼の親代わりで陶芸家の超絶美人な叔父の鼎、鼎の長年の親友でカフェ店主の高砂、そして宮の頼れる幼馴染の国生の4人が織りなす、ちょっと複雑な人間模様が描かれたお話です。
生き生きとしてそれぞれに明確な個性を主張する登場人物たちが、さらに脇キャラを巻き込んで恋愛を繰り広げていくので、群像劇が好物な読者にはたまらないものがあります。
宮の過去が辛すぎるのですが、あくまでも暗さとかドロドロ感とかなくて、フランス映画でも観ているような感覚になりました。ところどころコミカルだったりして、鼎の自由すぎな恋愛関係にツッコむのを忘れてしまうほど。
四角?五角?関係に拗れていて、デリケートな宮が一番傷ついてしまったと感じさせられました。
それでも誰が傷ついたとか、誰のせいとか決めつける事ができない切ない恋のあれこれ…
4人交互視点での進行なので、それぞれの思いを十分に感じる事ができるからなおさら切ないです…
愛すべきキャラいっぱいなんですが、花房ちゃんとジェシーは今のところ共感できないですね~
花房もジェシーも超エゴイスティックで、女だから中坊だからってだけでは納得できない最悪モンスター。
自由に見える鼎だって、実は孤独や胸に秘めたままの想いに苦しんでいるのに、そんな彼に自分の気持ちだけを押し付けてくるなんて…
それに比べて宮は自分を押し殺し過ぎですよね。我慢せずに幸福を思い切り味わえるようになるといいなと思ってしまいました。宮はかわいいです、ほんとに。
すごいところで下巻に続いちゃってて、このあとどうなるの??と脳内が勝手に暴走中。
オトナcpとお子ちゃまcpでおさまるとも思えず、だったら誰かが諦めるのか…?とか、ぐるぐる予想中です。…やっぱり高砂と鼎なんでしょうかね~
でも、宮には絶対幸せになって欲しいですよね。
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さすが作家10周年です。面白いです。登場人物たちのいろんな人生と思いが詰まっています。少しでも自分と共感できたり理解できる部分があるとおもう。
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ホモの痴話喧嘩に巻き込まれるお花ちゃん主人公受け
いやでもでっかわいい受けはいいぞ
それ以上に攻めが古の女の子の夢みてえないい塩梅のダンディな大人の男で…少女漫画なのか昼ドラなのか…(混乱)
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まずは、
田舎にそんな美形ばっかいるなら私も遠くから眺めたい。あくまでも遠くから。
スペインとハーフの宮龍之介、18歳高校生。母親のネグレクトで死にかけて、叔父の古林鼎(かなえ)に9歳から引き取られ育ててもらっている。
友人は同級生の国生。
鼎には古くからの友人、高砂沙耶花(さやか)がいる。沙耶花はゲイで、ふらーっと陶芸家になった鼎のところに来て、おしゃれなカフェを始めた。
新進気鋭の若手陶芸家の鼎には、ギャラリーをやっていふ万座という彼氏(?セフレ?)がいるが、お互いほんとの気持ちは違うところにある。
花房という女性のストーカーまでいる。
が,主な登場人物。
宮くんは背が高いんだけど、なんか可愛い可愛い男の子な感じ。謙虚すぎていい子すぎる。
綺麗な高砂に密かに恋心を抱いているが、19歳差の為叶うわけもないと思っている。
高砂は高校時代、鼎が好きだった。だか、関係壊したくないので、かけがえのない親友という位置にいることにした。(のち、鼎が男も行けると知ってショックを受ける)
今は健気で可愛い宮くんが好きだけど、やはり19歳差で親友の息子同然の宮なんか、ダメだと思っている。
国生はとにかく、鼎が好き。小学生の時から好きだつた。鼎と万座の関係を,宮にチクると脅して鼎を抱く。
そんな時、ストーカーの花房がやってきて事件を起こす。
登場人物の恋愛模様が交差しまくっててややこしい!
でも、なんか面白い!
じとじとしそうな性格の人が多いのに、話はそんなジメジメしてないのがいい。
下巻楽しみです。
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こういう典型的なくらいあり得ない設定なのに、感情表現は繊細なのいいですよねぇ。あり得ない設定もどうでも良くなるくらい読み進められてしまいます。
2024.11.24
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