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北欧女子オーサシリーズの4巻目。
今回はオタクネタは少なくてハウスメイトの陽子さんのスウェーデン体験、そして新聞連載の日本文化体験とシェアハウス引っ越し騒動がメインです。
オーサさんの異文化に対する変わらぬフラットな視点とたまに発揮される天然ぶりが楽しいです。
シェアハウスのG対策に何故か「ネズミホイホイに生のバナナ」を使ってしまうなど微妙な思い違いをあえてそのまま見せてくれる編集さんはナイスだと思います。
あと夏至祭の花冠をかぶったオーサさん。妖精感が半端なく、陽子さんが撮影しまくった気持ち、良く分かります!
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借りたもの。
今までオーサさんから見た「日本の不思議」がテーマだったが、今回はスウェーデンについての描写が多い。ルームメイトの陽子さんとの帰省&旅行の回。
観光スポットを回るというより、本当にスウェーデン日常風景を垣間見る。
太陽が出てきて拍手をするオーサさんと家族の姿に、ヨーロッパ特有の光への飢餓感があることを理解。(日本だと桜吹雪に拍手が起こるのと似ていると思った)
公平性を重んじ、男女平等の考え方が日本と全然違うと改めて思った。情報のオープン性やアクセス権など、ちょっと日本では心配になる……
甥、姪とのやりとりが可愛らしい。子ども特有の寝相の悪さとか。
それ以外にも日本の文化体験(サブカル含)もあり。
うさぎ島、江戸切子、剣道に藍染体験、ガングロカフェ等。
日本のシェアハウス騒動(大家さんの都合もあって退去!)は事件だと思う。
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オーサさんのファンなので読んでいて楽しい。スウェーデン事情がくわしく書かれていてもっと知りたくなった。
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日本在住のスウェーデン人によるコミックエッセイ4巻目。
今回はハウスメイトの日本人女性友達がスウェーデンに行ったのでその話がメイン(といっても、4章のうちの1章分だけだけど)。
スウェーデンでは男女混浴サウナは水着禁止のところも多いらしい。そりゃあ、日本人女性は困惑するだろうなぁ。
後、スウェーデン人は極端に公平性にうるさかったり、平等主義なんだなと思った。
割り勘はきっちり1円単位で行うし、誕生日パーティーは仲のいい友達以外のクラスメートも呼ばないと不公平だと思われるのだとか。なんだか面倒くさい国だなぁ。作者によると、社会民主主義な国だからだろうとのこと。
ただ、今回の話では作者が体験した日本の婚活パーティーの話があって、プロフィールカードに女性は「得意料理」の欄があり、男性は「年収」の欄があるのは作者のいうとおり性差別だと自分も思う。せめて性別によって求めてるものを考慮するにしても、どちらにも「得意料理」も「年収」の項目も用意しとけよと思う。
それにしても、なんで作者はこんなにガングロ文化を好んでいるのだろう。相撲とか芸妓さんみたいに大事に守ってほしい日本文化だと思ってるらしい。何がそんなに惹かれたのだろう?(関係ないけど、芸妓についてこの本では「げいこ」とフリガナがうってあって自分もそう読んできたけど、「げいこ」で変換してもでてこなかった)
後、今回は作者がうさぎ島(大久野島)に行った体験も描かれてあったのだけど、うさぎをだっこすることは禁止ということを初めて知った。これは確かに、ちょっと辛いかもしれない。
それにしても、スウェーデンの福祉制度は何度聞いてもすごいなと思う。大学が無料どころか、留学生にも奨学金(月4万円ぐらい)がもらえるらしい。アルバイトせずに勉強に100%集中できるって本当、いい国だなと思う。もちろんその分、税金が高いのだろうけど、税金が高いことについては特に不満はないのだろうか。
そして今回は、またシェアハウスが変わったという話も。そこには他にもスウェーデン人がいるそうなのだけど、その彼の話は全くなかった。あまり話すことないのだろうか。
アイスクリームとミルクアイス(後、ラクトアイスも)の違いは日本人でも知らない人多そう。作者からするとそれは、偽物商品と同じようなものだとのこと。後、バター風マーガリンとか、乳飲料(牛乳風)とか、発泡酒(ビール風)のも偽物商品だとのこと。少なくともうちの会話では、アイスクリームといったらラクトアイスも含むし、牛乳といったら乳製品も含むことが多い。
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新刊を見つけて読もうとして、前巻をまだ読み終わってないことを思い出し慌てて読了。
ナンバリング入った4巻なので基本構造は割愛。
四コマなマンガエッセイ。
今巻の特徴は、スウェーデンから日本に来たオーサ嬢のギャップネタだけではなく、日本のルームメイトがスウェーデンの文化に触れたギャップのネタも含まれている辺り。
著者が日本に来て勘違いから失敗し、正解を教わってびっくりする流れが基本。
正解の解説も載った、雑学にもなるマンガエッセイ・・・の側面もあるはずではあるけれど・・・。
この正解も、諸説あるものが多く、一面しかとらえていないのでこれはこれで間違った解釈と言えちゃう気がする。
教えた人が知っていた知識に偏っているのか、著者が咀嚼した際にこぼれたのか(なんとなく後者な気もする)。
日本式マンガを引っ提げて日本で活躍しているわけで…。
エッセイ系以外のマンガ作品を読みたい。
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スウェーデンと日本の架け橋のオーサさん
スウェーデン人から見る日本、
スウェーデンのお国柄を知ることができ
面白かったです✳︎
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定番の取材に加え日本人親友とのスウェーデン旅行、千葉旅行の話。
スウェーデン旅行の話はいつもと逆で、日本人からみたスウェーデンの不思議って感じで面白かった!
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スェーデンの話
公衆トイレが少ない。ナチュラルトイレ(森でする)という言葉がある
太陽が出てくると拍手
3面鏡みたいなもので顔を焼く
半分くらいの人はサマーハウスを持っている
ダニ退治はお酒&コロコロテープ
チーズスライサーは必携アイテム
敬語廃止、1967年
人見知り、知らない人とは話さない
奨学金制度は海外留学生でも対象
8月はザリガニを食べる
アルコールは政府の店でしか買えない
※度数3.5パーセント以上
綺麗な家は無駄な人生の証
ちょっと汚いものは腹を洗ってくれる
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日本
うさぎ島訪問、婚活パーティ、猿島
千葉市プロモーション、ガングロカフェ
競馬、剣道、秋葉原神社
作者が好きという「blue」は(魚喃 キリコ)
一瞬、山本直樹かと思ったよ
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日本でいろんな体験をしてみたり、スウェーデンの文化を紹介したり、2、3巻をすっ飛ばして読み始めたから
一気に著者個人の視点から視野が広くなったと感じた。
日本があらゆる場面で極端なのは共感する。全か無か、差が激しいよね。
本や商品のパッケージ、サイトの見た目がシンプルなのは羨ましいな。目から入る情報が多いと疲れやすいから。
仕事に対しての考え方もすごく羨ましいけど、アメリカのように実力主義なのかしら。
人生において余暇がメインという考え方は同じだけど、仕事が出来ないと切られるとしたら、私は外国で生きていけないな泣
ま、実際やってもいないから分かんないけど。
そしてギャルの方たち、かっこいいよね。
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異文化の中で頑張ってる人は応援したくなっちゃう。
この本では地元の国に戻った時の話も入っているので面白い。
暦の記載順はホントに混乱する。
2024/2/24 → 24/2/2024 とか。
自分も海外と関わって仕事してた時すごくそう思った。
人生において余暇がメインという考え方はヨーロッパはおおむねそうなんだと思う。
日本人が滅私奉公過ぎなんだけどさ。
仕事のことより私生活なんか楽しいことあった?ってすごく聞かれた。
平日にそんなに特別なこと無いよって。
自分は若い頃競泳をやっていたので、ドイツに行ったときにプールとサウナが一緒になってる施設に行ったことある。
この本のようにサウナは水着禁止だった。
そしてプールは↓
・プールサイドは走ってよし!
・飛び込み、潜水OK!
・プールサイドでの飲食OK!
事故やケガよりも子どもたちの楽しさを優先しているようだった。
もし仮に何かあったとしても子どもたち同士で解決したり、親も自己責任であることを認識し、おそらく施設や行政を訴えるような人がいないのだと思われる。
この本はスウェーデンのいいところもイマイチなところもちゃんと描いているのが好感持てる。
「北欧」に幻想を持っている人は読んでもらいたいと思う。
日本についても、いいところもイマイチなところも等身大の目線で描いていて、いやな感じはまったくないので著者のバランス感覚がいいんだと思う。
日本を過度に持ち上げたり、異様に批判したりだと、どっち方向でも鼻につくものだけどこの本は大丈夫!