「視淫に溺れる」のスピンオフ
2017/03/05 23:17
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「視淫に溺れる」で敵対してたような立場だった時澄が主人公です。これを読んだ後にもう一度「視淫に溺れる」読むとこちらの方もより面白さが増すかも。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きになった相手が人格の一部を封じられていて、封印が解けた後は、まるで別人なのに、ひたすら支えようとする様子が健気で。
なんとか幸せになれそうでほっとしました。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
おもしろかったです。将来wp嘱望されている若手国会議員が不眠で悩んで担当医となった男と関係を結んでいく。
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前作が記憶にない…。けどスピンオフ苦手だし、むしろ謎を煽ってくれたので前知識なくて良かった。
まぁこれも二重人格になるのかな。前半は紳士な攻めが、封印をとかれて政界を牛耳ろうとする鬼畜になる。攻めは天人という特殊能力者で人を操れるが使いすぎると頭痛がひどくなり、過去の天人たちは短命だったという。受けが視力失ってまで攻めのために尽くそうとするのには、オオ!となったがいろいろな単独行動がちょっと…。
視姦プレイ?がビームみたいでなんか笑えた(いたってシリアスな濡れ場だったんですが…)
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「視淫に溺れる」の半年後の弥上時澄がメインになったスピンオフです。
"天人"は、特殊能力を持っているせいであらゆる功罪相半ばで、苦労が多そうです。
時澄は前作ではダークな役回りで好感度も最低レベルwでしたが、篠束に矯正されて頭痛持ちのハイスペックで紳士な政治家に変身してて、思わずカッコいいと思ってしまったのでした。
頭痛と不眠に悩まされている時澄の担当医になったのは、眼鏡美人な精神科医の和基。紳士な時澄と野獣な時澄に翻弄されてて、ものすごく健気でした。
覚醒してしまった時澄に、己の責任とはいえあそこまで自己犠牲してとことん向き合うなんて、ひ弱そうに見えて芯の強さはハンパないです。時澄への愛の深さを感じました。
時澄は前回非道な悪役だったので、頭痛の苦しみに寄り添ってくれていた和基だけにはこのまま優しくラブラブでいて欲しいと思ったんですけどね…和基との初めてのキスシーンには痺れまくったんですけどね…
紳士から病み魔人に戻ってしまった時には、どうなってしまうのかとハラハラさせられ、思わずストーリーにのめり込んでしまいました。
篠束や西賀、そして十市兄弟が重要な役回りで今回もいっぱい絡んでいて、天人の物語としても興味深く掘り下げてあって面白かったです。
エロ的にも、紳士時澄とダーク時澄で、二度美味しい仕上がり!
でも自己中かそうじゃないかの違いだけで、結局どっちの時澄も和基を想う気持ちは一緒だった気がします。
和基の献身愛は本当にすごかった…二人とも救われてよかったです。
こうなると、気になるのは十市兄弟ですよね~?
この二人のスピンオフもぜひぜひプリーズ!
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スピンオフ。中盤以降は、前作を読んでないとわからない。丁寧に綴られる前半の非ファンタジー社会人BL部分が良かった。
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政治家×精神科医のお話し。
「視淫に溺れる」のスピンオフで、本編でバリバリに悪役だったあの人が攻として登場します。
めちゃめちゃダークな展開でハラハラドキドキしました!!
本編での出来事により、穏やかになった攻ですが、原因不明の頭痛と不眠に悩まされ、受の勤務するメンタルクリニックを訪れます。
受は攻と接するうちに、攻の孤独や苦しみに寄り添い、助けてあげたいと思うようになります。
やがてたどり着いたパンドラの箱。良かれと思って開けた先には………。
攻を丸ごと知って支えたい・受け止めたいと、
まさに命懸けで攻を愛そうとする受。
そんな受にもまた人に言えない力があり、
ずっと孤独に生きてきました。
序盤は攻受ともに痛々しかったのですが、パンドラの箱を開いてからは破滅に向かう攻と、それでもそばにいようとある決断をする受が悲痛でした。
本編での主要人物もほとんど登場します。本編での攻と受の絆がより強固になり、お互いを大切に思い信頼し合ってるのが伝わってきます。
今後はたまに6人で集まったりなんかもありそうなラストでした(≧∀≦)