読み物として面白かった。
2019/02/20 00:11
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投稿者:ミュー - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の庶民の私には彼らのように暮らすのは経済的にも到底無理だけど、コンテスの美意識やセオリー的なものを自分の生活の中でしっくりくるようアレンジして実践してみようと思った。
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美意識や美的感度は間違いなく上がる一冊。そして、自分の生活を反省してしまう。しかし、本書の内容を日本の住宅や生活環境で実践していくことはかなり難しいのではないだろうか。一人暮らしならまだしも、家族がいればより一層難しくなる。本書の内容を実践しようと、家族に押し付けてしまうと嫌がられて家庭内が険悪な感じになってしまいそうである。フランス人男性ならともかく、日本人の男性に理解してもらうのは、かなり苦労するであろう。また、本書の内容を努力して実践しても、たぶん夫からは気づいてもらえないし努力を賞賛されないどころか煙たがられるだろう。
人付き合いに関しての記述は、やりすぎると気取ってみえるし、本書の内容はほどほどに実践する位がちょうどよい。
誤字・脱字が多く気になる。
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フランスの伯爵家に嫁いだ著者の
フランスのハイクラスの女性たちのレポート。
名誉はあるものの
経済的に社会的にも特権があるわけではない。
それでも自分の責任下で伝統と美学を重んじ
それに恥じない言動をするというのは
大変だし面倒くさそう。
しかし、生活の細部にまで
明確な哲学を持って生きている様子は
苦笑いしつつも、美しく憧れを感じてしまう。
特に、社交の場面で相手を思いやり、遜らず
背筋を伸ばしている様子は見習いたい。
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フランス伯爵家末裔の男性と結婚した日本人女性の著書。貴族の精神や伝統を頑なに守り続ける姑や義姉に鍛えられ大変そう。意識の高さや美学に驚き、また呆れることも多々。
上質な装いのルール、美しく住まうルール、美しい食卓のルール、毎日を上質に過ごすためのルール、の4章構成。
要は「品格を持って生きる姿勢がエレガンスを生む」ということらしい。
日本の価値観とは絶対相容れないことも散見されるが、精神性など参考になる部分も多く、時々読み返したい。
1〜3章までは衣食住に関する記述だが、最後の4章精神性についてが一番参考になった。
「人に依存しない。どんな時も甘えない」「親しき仲でも頼み事はしない」「人付き合いは必要以上に踏み込まず距離感を保つ」
は心がシャンとなった気がしました
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今の生き方、暮らし方に、違う視点をと思い、手にしてみた。
エレガンス、品格、美学。
聞くと背筋がピンと伸びる。けれど、日々の暮らしの中で、これらの言葉は自分の心地良さに負けてしまっている。
フランスの伯爵夫人、貴族の方々の美意識やプライド、生き様を眺めつつ、他人事のまま読了。
それでも、背筋をピッと伸ばし、エレガンス、美学、品格を意識はしていこう。