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身も蓋もない言い方をすればオールカラーエロ漫画なのですが、これはとてもきれい。話も切なく美しい。okama嫌いにも勧めたい。
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アダルトです。
しかし、女としては萌えない(笑)
ここで萌えるとか云う言葉を使うのが間違ってる?
しかし、この人はものすごい画力だ。
というよりセンスと、女性の裸体にかける情熱が半端じゃない。
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この話は「花札」の絵柄をモチーフにした扉絵もさる事ながら
題名からも解るように「花札」および「古典」の要素を含んだ
非常に面白い作品だと思う
ざっとあらすじ
舞台はまだ狐が人に化け、暗闇には百鬼、ものの怪が潜んでいた時代、平安(多分)。
鬼にさらわれ死んでしまった許嫁を忘れられずに、ススキが生い茂る野原で捉えた狐を、許婚の姿に化けさせて交わろうした男がいた。何故、彼はそんな事をしたのか。
その謎を解くように物語は過去、現在を行き来する。
そこには、彼と許婚、許婚と許婚を慕っていた狐、彼と彼を慕う狐
彼が追う許婚を殺したであろう鬼達の物語がつづられ深みを増す。
一言で言ってしまえば「エロ漫画」なのだけど
切ない「お伽話」でもある。
恋愛と言うものが、いかに一方的な感覚であるか
愛しているという響きが、多用するとどれだけ陳腐になるか
言葉に重さがない事
しかし、言葉で表さなければ他人に自分の事を理解してはもらえない事
何かを失った時、それの代わりになる物がもう二度と現れない事
人は他の誰にもなれない事
古典と言っといて思いついたのが「伊勢物語」の「芥川(鬼一口)」なんだけど
多分中高生あたりでやると思われる
なぜかと言うと落ちも含めて相違点が多いと思ったからだ
深くは言わないけど・・・
あの落ちを知らないほうが鬼一口と言う物語は切なさを増すのだけど
逆に「華札」は落ちを上手く利用し切なさを増幅させている
作者の力量を感じさせる
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これはエロがなければベストセラーでしょ!
緻密な色使いはいつ見てもうっとり。
いやー女の子って可愛いですね☆
お話も好き!画はもっと好き!!
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陰画応報。キツネと人間の恋愛模様。最近のアニメっぽい絵も可愛いが、okamaさんの本領はエロだな、と。植物、白い裸体に絡み付く黒髪、性器といった素材のイコノロジーを超えて生殖本能こそが絵のエネルギーになりうるものだと訴えかけられた。