花音ちゃんの過去
2017/09/14 18:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
黄尾高校の理科室で、猟奇殺人が発生! 現場に残された謎めいたメッセージを手がかりに、捜査を開始した行衡たち。花音ちゃんの過去が明かに。今回はかなりグロイです。「夜は朝になるんだよ冬は必ず春になるんだよ」
残された文字の意味は…?
2002/05/31 21:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:杏花 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京S黄尾探偵団のメンバーであり、通信制の黄尾高校で同学年のみさお、花音、兄の五月と共に授業を受けるために理科室へと行った行衡。先生から鍵を渡されて入った理科室の中には、感電死した死体があった!! 自分たちのテリトリーで事件が起こったため、探偵団のメンバーたちが動き出す。現場に残されたKの文字を手ががりに行衡たちは捜査を始めるが…。
かなりグロイです。ですが、ギャグは忘れていません。いつもよりちょっと濃い目の作品。
投稿元:
レビューを見る
K-EXCUTION
カノン編?1発目。
前2作を遥かに越えた猟奇もの。結構たくさん人が死にます。なので、全体的にシリアスなシーンの多い1冊だったと。
暗い話ではありますが、グロい話でもありますが、結構さくさく読み進められました。ちなみに。相変わらずミステリ性は求めないほうがいいかと思ったり思わなかったり。
リアルタイムで掃除しながら読んでたせいか(青の封印書き終えた後、Kの処刑場を。眠くなければこれから五木、拉致られる。行きます。)、微妙に前のとの時間があいてますなぁ。
投稿元:
レビューを見る
確かに面白かった。面白かったけど…。でも後味が、悪かった。
なんていうか、ほんともう「あーなんで…こう…!」みたいな(どんなだよ)
「?K―藍田花音」はもう花音ちゃんが痛々しいというか、哀しいというか…。強くあろうとする花音ちゃんが大好きです。
投稿元:
レビューを見る
本編第3弾。「ずるい、きたない、あくどい」が行動三原則の探偵集団「東京S黄尾探偵団(トーキョースーパーイエローテール)」が、勝手に支店として場所を借りている保健室のある学校、つまりは探偵団員が皆通っている高校で、殺人事件が発生した。当然、彼らは推理し、犯人を追うこととなり――。今回は、シリアス調。(2001)
投稿元:
レビューを見る
これは友達に勧められて中学の図書室で借りた本。
中1〜中2の時かな?
かなりはまった。
読みやすいテンポだし、先が気になるんだよね。
でも最終巻は読んでない気がします。
投稿元:
レビューを見る
たぶん作者の中ではストーリーが成立しているんだろうけど、雰囲気と勢いで詳細が省かれてしまっているので、読者は置いてけぼり状態。
ただ、それでも尚読ませるのはキャラクターが魅力的…だからかなぁ。
投稿元:
レビューを見る
久しぶりのS黄尾シリーズは、心にズシリとのしかかる悲しい事件でした。
表紙がいつもより大人しいのはこの為か・・・。
恋愛モノみたいとか言ってごめん。
テーマがあるなら、「過去とどう向き合うか。決着をつけるか」だと思います。
犯人は、K-EXCUTON
‘EXCUTION‘の意味は、死刑執行。連続殺人事件という形で決着をつけました。
仕返しが傷を癒すことはない。絶対に。
というのは、本編の花音の言葉ですが、私もそのとおりだと思います。
そう思いながら、頑張って過去と自分と戦っている花音と犯人の短い会話は、切なくてやりきれない思いが残りました。