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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
教養のある人から見たとのと、ない人かが見たものは、もはや全くの別物なんじゃないかなという気になりました。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
教養は人を豊かな人生にしてくれるなと思いますね。美術品でも、知っているか知らないかで、おなじ絵画も見方が変わる。
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もともとは授業のネタとして読んだのですが、
かーなーり面白い。
絵画を見る時にも、ぼけーっと見てたらもったいない。
読み解くつもりで鑑賞すれば、
どんどん見えてくる。
不思議なもので、書かれているのに、
意識しなければ全く見えない。
本当に脳みそって不思議だ。
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西洋美術の鑑賞の仕方なんてサッパリだったけど、なるほど、こうして観るのか、と鑑賞の仕方を説明してくれた本書に感謝。アトリビュート、シンボルの説明や神話や宗教の説明は正直ありがたかった。
ただこれらを美術館で実際に鑑賞出来るかは難しい。きちんと教養を身につけていくか解説がないと難しいだろうな、とも思う(それだけ奥が深い)。
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西洋絵画の歴史を概説し、キリスト教の宗教画やギリシア神話のシンボル・アトリビュートをエピソードを交えつつ解説し、実際に絵画を読み解いてみるという構成。
他の章は気にならなかったものの、ギリシア神話の章は前提知識が無いとちょっと読み進めるのが辛いかもしれない。
絵画は「読む」ものであるという意識と価値観がやはり強いのだなと感じた。
歴史や描かれた時代背景を知ることはしていたけど、その象徴が何を意味しているのか、どういう意図があるところまで意識しながら鑑賞できるとより面白みが生まれる、という取っ掛かりを得るのに良い一冊だった。
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初歩的な感想になってしまうが、西洋の美術はギリシャ神話やキリスト教(聖書)なしには語れないのがよくわかった。
昔の人々が、なんかよくわからないものをわかるようにしよう、という試みからフィクションが誕生し、現代にまでそのエピソードが残ってるという事実が既にすごい。
もちろん今みたいなデジタルなものはなく、口承や文字や絵、彫刻で伝えられてきた。
神話も聖書も、人間が考えたフィクションなので登場人物はみんな人間くさいし、それを描く芸術家もまた、人間。
芸術家だってやっぱお金が必要だから偉い人に気に入られたいっていう思いもあるし、いやいや、もっと現実を描こうよっていう動きもあっただろうし、なんか人間ってどの時代も面白いなぁと感じた。
芸術鑑賞って高尚なものかもしれないけど、そんな構えずに気楽に楽しんでいいんだなと。
私は人間のドロドロした部分に触れるフィクションが好きなので、芸術鑑賞にもそういう見方を取り行こうと思う。