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娘や息子が成長し、スマホを持つようになったとき、どのように子どもと向き合うか、スマホトラブルをどう対処するかが分かる本。
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幼児の時からスマホを使うことが増えてきた。乳幼児のスマホ利用の現状を紹介している。また、家庭でのルールの作り方も詳しく述べられている。スマホに負けない子育てとしてアドラー心理学から自己肯定感をつける方法も紹介している。
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2020年12冊目。
ポイント読み。
スマホ依存者はお酒やギャンブル依存症と同じ…衝撃的だった!もっと軽く考えていたかも。
しかもスマホはすぐに手に取ることが出来るので厄介。自分達の時代と違って、24時間スマホに縛られている…便利ってしんどいなぁ。
子供にスマホを与える時、よくよく考えてしっかりと約束をしてから渡さないと…
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①スマホは悪ではない。コミュニケーションが広がる(海外の友達ができるとか)、情報収集や勉強の場としてのメリットはある。
ただ、SNS、オンラインゲームなど友達や誰かとずっと繋がっている状態は
自主性、自尊心といった自分の人生は自分で決める能力に欠け、トラブルや依存性といった問題が出てくる。
②子どもがスマホを持つときにはルールを決める
・使用時間のルール
・自分の意見をネットで発信するときのルール
・トラブルや困ったことがあったときのルール
などなど
→その際に「スマホを使う危険性」について説明して子ども達に理解、納得してもらう。
③スマホは「自分の人生にプラスにしてくれるただのツール」であること自覚し、
スマホに惑わされることなく、上手にスマホと付き合っていけるように教えていく。
ポイントとなるのは
「自己肯定感」「主体性」「自己選択」の3つの感覚を日々の生活で鍛えることが大切。自分で考えてスマホを使える子どもになれば、スマホ依存にはならない。
最終的にはアドラーの心理学に落ち着く。結構どんな依存性も、「自己肯定感」「主体性」「自己選択」という強い意思があれば予防できる。
子どもがスマホを持つようになったときに再読したいです。
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乳幼児だけでなく、幅広い子育て層に向けて書かれて参考になった。
スマホ依存は生活の質や成績が下がるが、
もっとも恐ろしいのは自分で考える力の低下だとあって私自身につきささった。
まさにわたしのこと。中学からネット依存で、考えることも面倒くさくなっていて、文章を書く力を低下してる。twitterやigの文章さえも作るのに時間かかる。
乳幼児は、可塑性がとても高く 未発達で 体も心もぐんぐん成長するなか、
電磁波だけでなくスマホの影響はとても大きい。
“特に0〜3歳は、不可逆的な影響があります。不可逆とは、元に戻れないことをいいます。大人になって覚えたことならばあとでもう1回取り消すこともできるのですが、0〜3歳の時の脳の状態に戻ることはできません。”
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我が家は4歳の男の子と1歳の女の子がいますが、家事している間などにアマプラや知育系アプリで遊ばせています。上の子に使わせていると、自分でいろいろな機能を試して、親でも知らないような使い方をしていたりします。そしてどんどんのめり込む。。
スマホが便利であることは間違いないものの、本書に書かれているようなリスクや弊害をまずは認識するということ、そしてその上でどのような向き合い方をすべきなのか、(親も一緒に)考える・話し合うということ、これが大事なのかなと思いました。
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snsの音がなると社会不安が高まるようになる。24時間夏休みもなく、学校の友達とつながることになる。2秒で返信しないといけないストレス。
購入したものを子どもに貸し出す
ルールは買う前に親子で決める
話し合いをビデオで撮っておく。
スマホの危険性を話しておく。
スマホを貸し出す前に、自己肯定感 主体性 自己選択 の感覚を育んでおくことが大切。時間を自分でコントロールする力を育んでおく。自分がどう生きるかを自分で選ぶ力。それらがないと、スマホを与えるのは危険。
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スマホとどう付き合っていくかは、どんな人生を生きていきたいか。
スマホにたくさん触れることで、連絡がとれて、そこから繋がりが生まれるかもしれない。でも、私は何を見たいのか、感じたいのか、子どもに伝えたいのか。自分とスマホの付き合い方、そして子育て観を改めて考えさせてもらえる一冊だった。
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子育てをしていく上で、スマホとの付き合い方に悩んでいたら一読をお勧めしたい本。
すぐに読める。
・スマホで問題になること
①家庭内DV
親→子
子どものプライバシーが侵害される
②家庭内暴力
子→親
☆スマホ18の約束
・スマホで起こる子育ての悩み
①ネット依存
時間の浪費、時間のコントロール権
スマホの使用時間と成績の関係は比例
自分で考える力の低下(情報を鵜呑みにしがち)
②人間関係のトラブル
LINEすぐに返信しなくては、など
不登校につながったり
③ネットいじめ
感情が高ぶり、
すぐに送信できてしまうところが危険
スマホによって学校の人間関係が
365日24時間続いてしまう
④被害やトラブル
課金、性的画像の流出
・スマホを買い与える前にルール作りが必要
①1日何時間まで使っていいか使用制限を
中学生なら30分未満、
高校生も1時間未満
②LINEはどうする?
LINE以外の方法で連絡する手段を持った方がよい
③フィルタリングをインストール
・乳幼児のスマホの影響は吉と出るか凶と出るか
まだわからない。
ただし、乳幼児にスマホを使わせるリスクは、
スマホが親子のコミュニケーションを阻害すると言うこと。
親子が心をチューニングして気持ちを合わせて
安心感安全感を得ていくことで、
基本的信頼感につながるが、
スマホに任せると、それができなくなると言う懸念もある。
0〜3歳の時期は脳に不可逆的な影響(元に戻れないこと)がある。
6歳くらいまでスマホは使わなくてもよいのでは?
・スマホの危険なところは生きる根源を奪う
スマホ依存
スマホに振り回されない子どもに育てるためには
自己肯定感
主体性
自己選択の感覚を普段から育んでおくことが大切
自己肯定感をつけるためには
安心感、安全感を与えること(愛着アタッチメント)
ないと愛着障害になる可能性が高まり
自己破滅的な行為にたびたび及ぶかも。
乳幼児期から
「愛されている」という感覚を繰り返し提供する
「心の安全基地」
(この人が自分を守ってくれる人、
この人がいたら、安心できる、
困ったことがあったら、この人のところに行けば救われる)をもつ
自己肯定感を育てる5つの方法
①怒鳴らないこと
②肯定的な言葉、勇気づけの言葉をかける
③傾聴する
④失敗にくじけないレジリエンスを育てる
⑤自己選択の機会を設けてセルフコントロール力を養う
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教育学者の筆者が、2018年に執筆したもの。今から6年前、そしてコロナ前ということで、状況はかなり違う面もあります。ただ、このわずか6年の間に出さえ、いかにICTが生活にものすごい勢いで浸透してきたかが分かります。紹介されているデータは更に古いので、それを加味して読む必要がありますが、考えさせられる内容でした。
【1 スマホ出現という大きな社会変化】
・2013(H25)年を境に急速に普及。H29年で13歳以上の56.8%がスマホ利用。
・H28年で中学生の51.7%が所持。スウェーデン93.5、フランス91.3等と比べると低め。
・H28年の利用内容は、コミュニケーション84.9%、動画視聴78.1%、ゲーム72.4%、等。
【2 スマホで起こる子育ての悩み】
・スマホ依存が子どもの反抗期が激しくなる原因の第1位。
・高校生の約2割が平日にも5時間以上使用している。
・既にスマホ依存になっている子からスマホを取り上げてはいけない(依存前なら有効)。暴力に発展する。
・時間をコントロールできない→自分をコントロールできない→生活の質が下がる。
・学力が低下(仙台市小中学生データ)。LINE使用でより顕著に低下。自分で考える力が低下する。
・コンピューターが処理できるような「IT的な脳」と人間がもつ繊細な「非IT的な脳」。文科省も最近「非認知能力」と重要視している。
・ネットいじめ、トラブルが激増。
【3 子どもとスマホどうつきあわせる?】
・常習的になってしまわないようなルールを決めてあげるのは親の義務。①時間制限をする、②LINE等SNSについての決まり、③フィルタリングにインストール
・「スマホ18の約束」を参考にする。
・ルール設定 ①具体的に話し合って、話し合いの様子を動画に撮っておき、証拠を保存する。②親子ともにすぐに見られる場所に、紙に書いて貼っておく。③ルールを変更したい時には、親に申し出て話し合いをするよう最初に決めておく。
【4 乳幼児とスマホ】
・スマホデビューは、小学生10%、中学生40%、高校生50%。スマホ利用開始時期は0歳8.4%、1歳18.9%、2歳19.7%、3歳13.2%。6割が3歳までに使用を開始している状況。親も危惧しつつ、楽だからつい与えてしまうのが実情。
・1999年にアメリカの小児科学会が、「2歳未満の子どもについては、テレビ視聴を避けるように促すべきものである」という声明を発表。2004年には日本小児科医会も「2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう」等の提言を出している。
・スマホが親子のコミュニケーションやアタッチメント(愛着)を阻害することも。
【5 スマホをめぐるトラブル解決法】
・依存前には親がスマホを預かるのは有効。依存後は絶対無理に取り上げないことが重要。必ず家庭内暴力に発展する。カウンセラーなど第3者が入って話し合うことがよい。
・メンタルクリニック受診も一つの手段。
【6 スマホに負けない子育て】
・自己肯定感、主体性、自己選択の感覚を普段から育んでおくことが大切。
・自己肯定感を高めるために、①怒鳴らない(完全呼吸をしてクールダウン)、②肯定的な言葉、勇気づけの言葉をかける、③傾聴する、④失敗にくじけな���レジリエンスを育てる、⑤自己選択の機会を設けてセルフコントロール力を養う