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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごく真っ当なことしか言わないこんなコラムがずっと続くこんな世の中なんて……。
と、ちょっとぼやいてみた。
《相撲》
自分は断然朝青龍派なので、白鵬はあんまり好きじゃない。
ただ、貴乃花親方はブログなど読まないので、
ちょっと応援していた時期があった。
想像以上の拗らせ男子のようです。
《荻上チキ》
今回これを読んでいちばん感銘を受けた方の名前。
これまで名前くらいは見たことがある、程度だったのだけれど、
こういう人がインタビューをするなら、まだ日本の雑誌も捨てたものとは限らない。
《時期》
前作「言葉尻とらえ隊」からすると時代が進んだおかげで、
世の中に言葉尻が溢れてきている。
コラムが捗るわけです。
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投稿者:ほにゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
当時の時事ネタがなつかしくて、あったあった、と楽しめる1冊。見開き1ページでひとつの話題なので、電車で読んだり隙間時間の読書にぴったり。途中でいつでも栞をはさんで、振りかえることなく続きを読み始められるのがいいです。
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投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
週刊文春を読む時は必ず、この連載をチェックしているが、まとめて読むとまた面白い。
ただ、地名に誤字を見つけてしまった。
校正しっかり!
物の見方はさまざま
2020/10/07 11:53
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投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとした空き時間に読むのに最適でした。
相撲、流行語、言葉の使い方など、いろいろな話題があり、懐かしい出来事や知らない言葉を知ることができたりと楽しく読みました。
そんな見方もあるのだなあと思ったり、わかるわかると頷いたりしました。
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週刊文春で連載している能町さんのエッセイ、3年半分をまとめたもの。
最近のは大体読んでるんだけど、読みそびれたのもあって、面白くページをめくる手が止まらない。
1つのコラムは文庫見開き1ページ~1ページ半でサクッと読める、から、どんどん読める。
のに、読んでも読んでも終わらない!
それなりに厚めの文庫ではあるけど、最近の技術で文庫の紙が薄くなっているのかと思うレベルで、読んでも読んでもまだある!みたいな(笑)。
ラストに収録されているのは、連載休止を高らかに宣言する名文。
こんだけ掲載誌をディスり倒しているのに、そのまま載せる週刊文春もさすがというか……。
能町さんの担当者も雑誌の編集方針に疑問を持っていて、敢えてスルーしたのかと疑ってしまう。
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【「週刊文春」人気連載、文庫オリジナルで登場!】議員、力士、芸能人から容疑者まで幅広い発言をチェックし、毎週とらえ続けた「言葉尻」&「炎上ワード」約三年半分を一挙大放出!
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某週刊誌のコラムをまとめたもの。
2014年6月〜18年2月にかけての約4年分。
“揚げ足取り”と捉えるか、“鋭い視点・着眼点”と捉えるかは。人それぞれ。
自分は、後者。
時事ネタが多いので、「ああ、そういうこともあったなぁ」と。
言葉の違和感を感じ取る。そして、そこに流れる時代の空気。
独自の視点で切り込む。
「新流さん」の項は、とにかく笑った。自分が感じていた違和感を、こんな風に解説してくれたこと。
見開き1ページで書かれていた前半のほうが、限られた字数内でまとめようとしているので、鋭く切り込んでいる感がある。
軽快な語りと切り口、そして、絶妙な皮肉を込めた文章でまとまっているから。
各コラムで、結びの文で、皮肉を交えてまとめているのは、さすが。
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芸能ネタが多く、今読むと懐かしいものが多い。
能町さんが、だんだんと文春に嫌気がさしていく様がわりと赤裸々に書いてあって、おもしろい。
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能町さんのブログウォッチャーぶりと人の言葉への引っ掛かりかた好き。久保みねヒャダからファンになって購入したけど一気に読んだ。最後の文春に啖呵切って休載したうえ後日しれっと戻るところとか最高。あの文を載せられるのも戻れるのも、能町さんの仕事の真摯さなどによるものじゃないでしょうか。
てか、加藤紗里さんをここまで上げられる人いないでしょ。
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ご存じ、週刊文春連載のエッセイをまとめた一冊。
残念ながら、「ネタ切れ感」を覚えてしまった(^ ^;
元々、世の中の色んなもんに噛みついて
毒を吐くコラムではあったが...
日々の暮らしから「ふと感じた違和感」とかではなく、
無理繰りネタを探して噛みついてる感(^ ^;
そのためか、愛も毒も浅い印象(^ ^;
例外として、大相撲に関することと、
「言葉」に関することには「愛」を感じる(^ ^
その他の「芸能人のブログについて」などは
「わざわざやってる」感じがして...(^ ^;
あくまで個人的な感想なので、的外れかも知れません。
でも、もうこの続編が出ても、読まないだろうな...(^ ^;
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週刊文春で連載しているのは、知っていたが、こうやってまとめて読むと、能町さんって、すごいね。表現は柔らかいけど、理論的だし、公平だと思う。それで面白いんだから、本当に文章を書くために生まれてきた人だなあ、と。
内容が発表された時に話題になっていることだから、今読むと、えーっと、そういうことあったっけ?くらいの記憶になっているものもあり、これ、あと5年もすればもっと増えるだろうから、なんかもったいない気もする。ナンシー関みたい。
個人的に一番驚いたのは、貴乃花の文章ですね。
いや、その意味不明さ、大仰な表現、文法的誤り、どれをとっても書こうと思って書ける文章じゃない。すごすぎる。やってることもめちゃくちゃで、家族が大事、力士は特別な存在と言いながら、家庭も部屋もぶっ壊しちゃうんだから。弟子に自分が信じてる宗教の教祖の名前をつけるっていうのもいかがなものかと思う。まあ、貴乃花にはびっくりだ。いくら何かに特別秀でていても、それ以外のこともしないとだめだな、基礎学力って大事だな、とつくづく思う。
お笑い芸人のセクハラも、心底不快だった。能町さんは、時々グサリとやりながらも、徹底的にやっつけるようなことはしないのだが、それにしても酷くて、これでウケてると思っているとは、あまりに時代遅れで、暗澹たる気持ちになった。
毒蝮三太夫の暴言がいかにバリエーションに富んでいるかを引き、「芸としての暴言には愛以前に知性が必要」(P23)なんて名言だ。
戦争で死んだ人の写真をSNSにアップして、「目を背けないで」という人たちに、「目を背けずにいられるのは異常なことです。むしろそれに慣れてしまったら、人間として何かが欠落してしまう。ふだんから残虐な写真を見る必要なんか全くない。」「目を背けてはいけないのは事実であって、写真自体ではない。」(P33)。本当にその通り。
文章だけでなく絵も上手いんだからすごい。
また能町さんの本を読むと思う。
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議員、力士、芸能人から容疑者まで幅広い発言をチェックし、毎週とらえ続けた「言葉尻」&「おさわがせ炎上ワード」約3年半分を一挙大放出! 『週刊文春』の連載「言葉尻とらえ隊」を選抜・改稿して文庫化。
10年も経っていないのにずいぶんと昔の話のように思えるが,内容は面白い!
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サクッと読めて、クスッと笑えたり、考えさせられたり。
能町さんの他の本も読んでみようと思った。
やたら相撲の話が多いなと思ったら、あとがきに経緯が書いてあって納得した。