0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sas - この投稿者のレビュー一覧を見る
物を持たないためには、どのような方法論があるのかと軽い気持ちで読み始めました。
最後は、人は変わることが出来るかどうか、また生き方にも通じるようなありがたいお話しも教わることができました。
投稿元:
レビューを見る
もっと禅的な知識を求めていましたが、日常のミニマルな思考術。本当に必要なものはあまりない。選択肢が多い方が不自由になる。物に執着。持たない→捨てる→買わない。自問自答と基準を持つ。10を求めずに、1で足りることを知る。知足。そして心を整える。
既に実行出来ているような内容が多い。
次の本はもう少し知識よりの本が欲しい。
投稿元:
レビューを見る
大徳寺派の住職が、寺の生活などを紹介し、「持たない生き方」をすすめ、ものだけではなく、感情や人間関係にまで言及している。「私」という字をヒントに、自分の中にたまってしまったちりやほこりを取り除くことが「禅」考え方であると説明しているのは印象深い。幸せは自分の中にある、今を大切に、と説いている。
投稿元:
レビューを見る
お寺の住職さんが書いた小説。 人と比較するのではなく自分は自分。物に執着ぜす、考えはシンプルにそして持ち物もシンプルに。
投稿元:
レビューを見る
何かと悩むことが多い今の社会において、古き良き日本の伝統である禅的な考え方はすごく響く人が多いんじゃないだろうか。
一日是好日
日々自分にできることを精一杯やればそれでいい。人と比べる必要はない。
投稿元:
レビューを見る
幸せは自分の心の中にある
持たない暮らし
いまのわたしにちょうどぴったりの本
『所有とは執着』
『持たないことは心の整理整頓』
持たない生き方実践しよう!
『仏様は私という自分の中に隠れている』
いつも私のなかに仏がいることを
忘れないようにしよう!
いつも手元に置いておきたい本。
みないとつい忘れてしまうから。
投稿元:
レビューを見る
今年の6月頃からミニマリスト生活に魅力を感じ日々行動しているのですが、この著書でも言われている「物がないほうが豊かに過ごせる」は本当にそうだなと共感しました。
部屋にたくさんのモノが溢れていた時は心に余裕がなく、すぐにイライラしたり人間関係も上手くいかない時期がありました。けど、モノが減ることにより同じ部屋なのに広く感じたりモノに縛られることがなくなるので精神的に自由を感じることができ、執着から解放されたような気さえしました。
これからも自分なりのものの見方で探究を続け、自分なりのオリジナリティーに溢れた持たない生活をしようと思います。
投稿元:
レビューを見る
読了感がとてもよかったです。
禅宗のお坊さんたちのような暮らしはわたしたちにはできないかも知れませんが、考え方やスタイルを少し近づけることはできるのかもしれないと思います。求めすぎない、人と比べない、などついつい忘れてしまいがちな幸せの近道を思い出させてくれる本です。
投稿元:
レビューを見る
この地球全体が自分の庭くらいの感覚で生きているからです。そういう感覚を持てば、別に何も必要ありません。 自分の家があり、庭があるといっても、公園に行けば、もっと広い庭があります。
→この感覚は面白い。地球全体の中で生きている。そう思えば、自分の所有物にしなくても、ショップに置いてあるものも地球みんなの所有物としてみることができ満足できるのではないか。
自分にとっては本をこの視点で考えることができるようにしたい。書店はみんなの本棚。どうしても繰り返し読みたいものだけ購入する。本屋的にいいのかどうか分からないけど!笑
昔、薬師寺の高田好胤さんという有名なお坊さんが、「最大の努力をするのに、最小の利益で納得できる人間を菩薩という」と言っていました。
→やるのは自分、評価をするのは他人なのだから、自分の影響の範囲外。だからこそ、10やったことが1評価されること自体有難いことなのではないか。むしろ評価を気にせずにできることがあるのであれば、それは夢中になっている証拠であり、とてもありがたいことであると思う。
実は、「仏」様は、「私」という自分の中に隠れているのです。
「人の間」と書いて「人間」。孤独というのは、人間として生きていないということになるからです。
→禅の考え。面白い。特に一つ目の表現が面白いなと思った。自分の中に仏がいるのに、欲=ほこりやちり、がつもりすぎて見えなくなる。見えなくなるから自分の外に仏を探す。そうするといつまで経っても仏を見つけることはできない。自分を磨くことが唯一の近道!
投稿元:
レビューを見る
禅宗というと、「質素倹約」「簡素で厳しい」
というイメージがあるが、
自分の頭の悪さのせいか、私は以前からこの
「シンプル」という価値観が大好きだ。
「本来無一物」というのは、他の仏教の本でも
知っていたが、今回、改めてその意味を勉強すること
ができた。
とてもありがたいことだ。
本来自分の所有物というものはなく、
この体さえもこの世だけの借り物だという考え。
要らないものは、潔く捨てる。
そもそも初めから「持たない」
「後ろ向きな感情」も
「余計な人間関係も」ふやさない。
極力シンプルに。
今はやりの断捨離にも通じるのだろうか。
遠くにいる仏様よりも、
近くにいて、耳に痛いことも言ってくれる
観音様を大切にする。
修行僧の生活の紹介もとても参考になった。
やはりこれからの自分は、こっちの方向かなと思った。
投稿元:
レビューを見る
人と比べない
物を持つことは執着を持つこと
心を整える4つの方法
・深呼吸
・お風呂 シャワーに入る
・掃除する
・自分なりのリフレッシュ法を、知っておく
幸せは自分の中にある
投稿元:
レビューを見る
食べ物を無駄にしないのえらい。3時半に起きるとかすごすぎる。物をもつとそれだけ執着が増えるというのはもっともだと思う。極端だけど見習ってもっと物減らしたい。
投稿元:
レビューを見る
「禅的」持たない生き方
それって本当に必要か、考えるべきことか、人との関わり合いはどうかを問い直させる本。私たちは普段、特に深く思考することなく物を買ったり使ったりしているがそれはなくてはならないものかを考えた方が、幸せにつながるのではないかと筆者は考える。
「物を持つ」とはつまり「執着する」ことである。精神的にも物理的にもそして良くも悪くも物を持つことは執着することなのだ。執着があるということは本来無一物という禅的考え方からは遠ざかり、無駄な反応が増えることになる。だから、あえて持たない、制約を加えることで無駄な反応や悩みを減らすことができる。自由民主主義が絶対とされる現代において、「制約」があることは苦労することだと思われるが、むしろ制約の中から自由は生まれるのだと本書を読むと納得できる。あって当たり前だと思っているものは実はそうではない。身の回りの物や人に感謝をする環境や機会を整えることが幸せにつながってくる。
自分が考え直そうと思ったのは、「お金」「一日是好日」「自分の心」の3つである。
まず、お金の使い方を見直そうと思った。お金は自分のものだけでなく人の為にも使うものである。これを忘れている人が多い。マレーシアの人たちは日本人より金銭的に貧しい人が多いかもしれないが、宗教的な理由もあり募金や人にお金を使う人たちが多かった。対して自分はどうだろうか。人の価値は肩書きやスキルではなく、その人の生活そのものや生き方に現れる。お金はその中で重要なものの一つ。自分が持っているものをどれだけ他人に分け与えられるかで人の価値が決まると言っても過言ではない。もっと人の為にお金を使える人になりたい。
次に「一日是好日」。これは日々のこと、自分ができることを一生懸命やっていればそれで良いとする考え方。人生は積み重ね。無駄な反応を捨て、日々を一生懸命過ごすことで苦しさの中から楽しさを見出していきたい。
最後に「自分の心」を見つめ直すということ。社会変化が激しい時代の中で楽しく過ごす為には安定した心が大事だが、これをやっている人はそう多くない。心はいつの間にか疲弊しているもの。定期的に見直す習慣が必要である。「人と比較していないか、長所や短所は何だったか、それを活かしきれているか、リラックスできているか、快は100%か」などを問いかける時間を意識的に設ける。また、自分がリラックスできる方法を身につけておく。座禅や呼吸法、入浴、掃除、運動など疲れていると感じた時に素早くリセットできるスキルほど大事なものはないかもしれない。
「生きること自体は苦である」。2冊の禅に関する本を読んでわかったこと。これを受け入れた上でどう幸せに生きるか。自分のことを知ることがどれほど大切か。当たり前からどう幸せを見つけるか。これらが分かっただけでも読んだ甲斐があったと思う。
投稿元:
レビューを見る
禅の教えを踏まえて、とても分かりやすくモノ、コトに執着しない生き方について解説しています。
本来無一物、これを念頭において執着しない生き方ができればと思います。
投稿元:
レビューを見る
食器用スポンジも使わないという暮らし方が驚き。
確かに可愛いスポンジを買ったら、見合う可愛いスポンジ置きを買って…物を1つ買えばどんどん物欲や執着が出てくる。
制約がある方が生きやすいというのは若いうちは分からなかったかも。
各世代の読書感想を聞くのもおもしろそう。