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我が青春のなんたら。
読み逃してた短編もあったので改めて…こっちのがアニメ化向きなんじゃないかとか思いつつ。
いや文句あるわけじゃないんだアニメ…もっとこう…思い切って設定の部分は置いてけぼりにしちゃえばよかったんじゃないかなぁとか、せめてシーンの繋ぎはちゃんとしようぜとか、諸々あるだけで…文句だ…
ちょっとまた本編からは外れるんだけれど、読みながら考えていたことについて。
アニメ、漫画小説含めエンタメ諸々、あまりにも受け手の成長を怠りすぎたんじゃないだろうかと思っている。
啓蒙、という表現はなんだか苦手なのだけれどそういうことで、
ただ放っておいても受け入れられるもの、を使い捨ててきたところがあるんじゃないか、と。使い捨ての天才? ありゃずしんときた。
ファンはひとに付く、というのは悪いことではないと思うんだけれど、極端なキャラ萌えの時代はそろそろ終わりにしておかないと、物語を受け止める力はどんどん失われていくんじゃなかろうか。
客には客の佇まいというものがあるように。
読み手には読み手の矜持があるべきで。
まぁ要するに、
面白がりたけりゃ、ちったぁ努力しろよ、ということだ。
☆4