0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容的には、いきものがかりのリーダーの自伝になっています。いきものがかりの結成過程が興味深かったです。
投稿元:
レビューを見る
こういう青春もあるんだなと思った。
「いきものがかり」のリーダーの回顧録。ミュージシャンの世界の常識などは知らないのだが、手際よく補足説明を入れながら書き進めていくのでテンポよく読める。
これはビルディングス・ロマンでもあるけど、もっと限定的に「上京物語」なんだと思う。
しきりに自分たちのことを「田舎者」と称するのだが、これは謙遜とか自虐とかそういうのではなく、率直なんだろうと思う。
厚木や海老名という新宿から1時間以内の地域で田舎って…、というのが客観的な印象なのかもしれないが、私には率直な述懐に見える。同じ神奈川県央民として。
高校時代には「普通に近郊都市」だと思っていても、いざ自分が進学なり就職なりをすると「田舎だったんだな」と気づく。辺鄙とか僻地とかっていう意味ではなく、人間関係のあり方が「田舎寄り」なんだよね。
彼ら3人の言葉に出さない結束、団結感にはそういう背景があるんじゃないかなと感じた(書かれていないけど)。
書かれていることに戻る。
「すべてに終わりがあるんだという意識のもとで絶対に書きたい。永遠があるかのような幻想は言葉として書きたくない」
というような熱血な主張とかが途中で差し込まれるのが、ちょっと意外でもあるし、この本にメリハリをつけていてよいです。
投稿元:
レビューを見る
いきものがかりの歌が好きだったけど、それぞれの歌ができるまでに沢山の時間や人の手がかかっていることを知って今まで以上に歌詞が心に響くようになった。
「ぼくらのゆめ」、読後にはぜひこの曲を聴いて、いきものがかりの軌跡に想いを馳せてほしいと思う。
投稿元:
レビューを見る
今更ながら読み終えました。
インディーズの頃から10周年過ぎたあたりまでのお話。とにかくメジャーデビューから10年間は走り続けていたんだなと。