量は最強。個々の内容は短め
2021/12/13 12:47
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投稿者:シュヴァルツ - この投稿者のレビュー一覧を見る
何と言っても見た目のインパクトが凄い。文庫判で約700ページとなると、威厳のある感じがしてきます。
肝心の内容は、13の章に分かれているので読みやすくはあります。が、一つのネタに割かれるスペースは半ページ分くらいなので、要点だけかいつまんだ形になっています。質より量、という印象を受けました。
とはいえ、1000円+税でこのボリュームというのはなかなかのものなので、知的好奇心を満たすにはピッタリでは無いかと思います。
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浅香光代のチラリズムが一番いらない雑学だけど一番ウケそう。。
ヤブ医者は面白い。逆なんだね。
■風邪はなぜ引くか?
→中国では大気の動きである風が人体に何らか影響を与えるとされていた。邪気を体内に引き込むから風邪という病になると考えられていたため
■二の腕
もともと肘から手首までを二の腕
今の二の腕は一の腕とよんでいた
誤用から今の形になった
■ヤブ医者とは
兵庫の養父(やぶ)という地方にいるもともと名医を指す言葉だった
評判が高すぎて自称やぶからきた医者を語る人が続出し腕の悪い医者の代名詞となった
■なぜセカンドが秒なのか
1時間を60進法で分割して1番目に生まれたのが分→ミニッツ
2番目に生まれたのが秒だからセカンド
■グッドバイは
ゴッドピーウィズユーの短縮系
■ちくる
→口を逆さにしたものに「る」がついた
■銀行が金行ではない理由
→bankをどう訳すか協議した
→当時は銀が最も多く流通していて、
中国が銀本位制を採用していたから
破天荒とは
誰もなしえなかったことをすること
チラリズムという言葉を作ったのは
浅香光代笑
■社会の窓
戦後のラジオ番組社会の窓から
→本来は隠れている部分を除くと、その人間の大切なものが見える、という発想から
韓国では南大門が開いている、と言うらしい
■ブランド
焼印を表すburndから来ている
自分の牛と他人の牛を取り違えないようにしていた焼印が起源
■ねこばば
猫糞から
→うんちしたあと砂をかけて隠す
→悪いことをして隠して立ち去る様
■天地無用
→上下ひっくり返してはいけない
■すっぱぬく
すっぱ とは忍者のこと
■丼たい感じの真ん中は水を汲む鶴瓶
→井戸に鶴瓶をおとしたドブンという音とどんぶりが似ていたため
■孫の手はもともと美しく若い仙女「まこ」に由来する
■郵便マーク
〒は明治にゆうびんはていしんと呼ばれていて、その頭文字であるカタカナのテ
■チャック
→巾着をもじった日本語
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言葉、生物、歴史、スポーツなどの雑学がぎっしりと詰め込まれている。こういった本は暇つぶしにちょうどいいので、とりあえずカバンに入れておくといいのだが、文庫本サイズで687ページと分厚いため普段持ち歩くにはちょっと大きすぎる。では電子書籍ならいいかというと、やはりページ数が多いので、適当に開いて適当に読むのも難しい。内容ではなく数で勝負というのは分からなくもないが、じっくり読むような本でもないので、500ぐらいに抑えてカバンに放り込んでおけるようならよかった。いっそのこと、あの教養本に対抗して365の雑学でも面白かったかもしれない。