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良い本です
2024/08/29 11:30
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
池井戸潤さんらしい、良い設定です。物語はものすごい勢いで進んでいきます。結末はアッというものになっていますよ。
なぜここまで熱いのか
2023/10/23 21:01
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投稿者:狂ったチワワ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の技術
人の思い
諦めない心
家族のような会社
日本人が好きな要素をここまで盛り込んで表現する作品は他に無い。
間違いなく作者はヒットメーカーである。
濃紺に勝虫
2021/10/31 23:51
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投稿者:やさし - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほんとうに爽やかで痛快でよかった。ドラマも見てなかったけど見たくなりました。息子が仕事に熱中してがんばっているシーンの、自分のやることをやっているという感じ、時間は飛ぶようになくなっていくけど研ぎ澄まされるような感じが、いい。会社の岐路で社員さんみんなで話しあうシーンも感動。いいシューズをつくって、それをはく選手を支えること。ここではシューズだけど、そこを何に入れ替えても当てはまるんだと思う。それぞれの人がいいものをつくって届けていけばこの世界はもっとよくなるってことを言いたいんだなと思った。
期待を裏切らない池井戸作品
2020/05/28 16:01
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投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラマ化もされた池井戸潤原作の長編小説です。あらすじはドラマにもなっているので割愛します。文庫本で700ページを超える長編ですが、池井戸氏の過去の作品からの期待を裏切らないストーリーの展開と伏線の張り方に、どんどん引き込まれます。
ち密な業界リサーチを経た状況設定や、苦境に立たされる中小企業vs世界的な大企業という対立構図、主人公となる足袋製造会社の社長とその従業員、その社長を助けるかつて倒産を経験した経営者や、超ベテランシューフィッターなど魅力的な登場人物も満載です。
苦境に陥った主人公が経営する中小企業が、いずれは逆転するんだろうと分かっていてもハラハラして読み進みました。
世の中すべての中小企業がこの小説のように逆転してチャンスを掴めるわけではないということは分かっているけれども、でもそういう希望を持たせてもらえる小説だなと感じました。
某スポーツメーカーの厚底ランニングシューズの競技への使用可否をめぐるニュースが報道メディアで取り上げられています。シューズの技術開発をめぐる世界を舞台にしたこの小説が実際の世界を先取りしている印象で、池井戸氏の着眼点には驚かされます。
私好みの零細企業起死回生の成功物語。
2019/10/24 09:41
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私好みの零細企業起死回生の成功物語。足袋業界自体がじり貧状態にある零細足袋企業を中心に主役企業は、怪我で有力選手から外れつつあるマラソンランナー、画期的な技術を開発し特許まで取ったが開発費で倒産して死蔵特許を抱えて隠れ住む元会社社長、会社の営利優先主義に反抗して辞職したシューフィッターなど、表面的に見るなら「負け組」に相当する人々が主役。主役企業はまだ倒産寸前でもないし、融資停止や貸しはがしといった悪意ある攻撃に遭ってる訳では無いが、このままではいずれじり貧で自然死を免れないとの判断から新規事業に賭けるが、その事業は先代社長も手掛けて倒産寸前に至った事業でもあった。こうした作品の場合、徹底した悪役がいた方がメリハリがついて良いのだが、本作品では「出る釘を打つ」敵はいても徹底した悪役は居ない。あくまでも所謂「負け組」が力を出し合い将来の展望を切り開いていく展開になっている。にも拘らず、大きな感動を呼ぶのは人と人との信頼関係を信じて地道な努力を惜しまない姿であり、「老舗」や「暖簾」などの言葉に象徴される日本的企業風土の良い面が表現されているからだと思う。山あり谷ありの企業経営、人生、この物語はまだまだ続くし、これからも山あり谷ありの道を進むしかないのですね。
池井戸作品の中でも大好きな一冊
2019/10/15 13:46
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初ストーリー追って一気読み。味わいつつ二度読み。文庫化されてまた再々再読。何度読んでも面白く、読み飛ばしていた発見がある。池井戸潤さんの本は、ほとんどTV化されているけれど、個人的には本もちゃんと読むべきと思う。斜陽産業となった老舗足袋メーカーが、奮起してランニングシューズメーカーとして再起をかける。そこまでの紆余曲折が現在の経済状況と重なって描かれていて面白く。結末は痛快。
いつもの安定感。
2019/08/10 23:34
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投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすがの池井戸さん、読み後がとても気持ちいい。
彼の作品は読んで後悔することがまずないので、
安心して購入することができます。
今回も厚いな本、と感じつつも一気に2日間で完読。
寝る前に読むのが習慣だけど、少し寝不足気味。
でも心地よい解放感には満足です。
世の中、仕事でもプライベートでも理不尽なことが多々あるけれど、
彼の作品を拝読すると癒され、また元気と希望をもらえます。
今回も同じ感覚、お勧めです。
陸王
2019/07/26 21:28
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
一度テレビドラマをみたのであらすじはわかっていましたが、読んでみると最古瀬まで興味深くよむことができました。こはぜ屋が陸王とともにどうなったのか、5年間で負債をかえすことができたかわかりませんが、続編があっても良いと思いました。
マラソンのような作品。一生懸命やったからこそ得られるなにかを丁寧に描く
2019/07/21 03:01
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『陸王』は、埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長が、斜陽産業で売上が下がることはあっても上がることはない中、会社存続のために足袋製造の技術を生かしたランニングシューズの開発を思い立ち、様々な人の支援を得ながら遂にトップランナーに認められるシューズの開発に成功するというサクセスストーリーですが、その話運びはマラソンのようです。故障を抱えて復帰のために走法を変える必要に迫られて、それでも頑張る茂木選手に共感して、彼のためのランニングシューズを開発したいと「こはぜ屋」の開発チームが奮闘します。もちろん様々な壁にぶち当たって、挫折しそうになったりするのですが、最後まで踏ん張って完走するマラソン選手と「こはぜ屋」の開発チームの姿が重なるように描かれていると思いました。
これまでの池井戸潤の作品には主人公がいきなり背水の陣を引かねばならない程の危機に陥り、強大な敵と戦って、最後には正義が勝つみたいな話運びが多かったように思いますが、この作品にはそれほどの強大な敵も登場しませんし、スタートも緩やかです。ライバル社からの嫌がらせや協力者の裏切りはあるものの、悪役は小物で、裏切る人は本当に已むに已まれず、良心の呵責に耐えながら自分の会社の存続のためにそうする感じで、スリリングなドラマ展開は皆無と言えます。新規事業を立ち上げるなら普通にぶつかるであろう困難とそれをひとつひとつ乗り越えていく地道な努力が丁寧に描かれていて、それによる感動を生み出しています。
また不肖の息子の商品開発を通しての成長ぶりもすてきですね。一生懸命やったからこそ得られるなにか。それが素晴らしい。
やめられないとまらない
2019/07/09 14:50
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマはあえて見てなかったので、楽しみにしてました。
いやあ、池井戸潤は読ませるなあ。
700ページもあるから、さすがに一気にとはいかないけど、
読み始めると、まる2日ほどで、手放さずに読んでしまった。
ゆうべなんて、眠くなるまでちょっとだけ読もうと思ってベッドに持って入ったんですよ。
いつもの私なら、3分で眠くなるのに、これ読んでたら、いつまでも眠くならない!
翌日に差し支えるので、無理にやめて、寝ました。
主人公の役所広司とランナーの竹内涼真ぐらいしかドラマのキャストは知らなかったのですが、
ゲンさんは自然に志賀廣太郎の顔を思いうかべて読んでいました。
読み終えてから、ドラマのホームページを見ると、どんぴしゃりだったので、
思わず笑ってしまいました。
早いご回復をお祈りします。
中小企業でも…
2024/08/20 23:56
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
中小企業って、すごい技術を持ってるところが多々あるとは聞いていました……けど、こういうお話を読むと、日本ってすごい技術大国なんだなあ、とあらためて思いました。小説というカタチですが、すごくリアリティ有りました。
池井戸さんのいつもの感じ
2019/07/31 07:39
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
弱小企業が途中まで色々うまくいかず、でも最終的には大成功を収めるという池井戸さんのいつものパターン。でも、やっぱり主人公が成功していく様子は読んでいて嬉しいし、敵をぎゃふんと言わせることができた場面を読むと痛快。
期待を裏切らない池井戸作品
2024/12/31 20:58
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投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラマ化もされた池井戸潤原作の長編小説です。あらすじはドラマにもなっているので割愛します。文庫本で700ページを超える長編ですが、池井戸氏の過去の作品からの期待を裏切らないストーリーの展開と伏線の張り方に、どんどん引き込まれます。
ち密な業界リサーチを経た状況設定や、苦境に立たされる中小企業vs世界的な大企業という対立構図、主人公となる足袋製造会社の社長とその従業員、その社長を助けるかつて倒産を経験した経営者や、超ベテランシューフィッターなど魅力的な登場人物も満載です。
苦境に陥った主人公が経営する中小企業が、いずれは逆転するんだろうと分かっていてもハラハラして読み進みました。
世の中すべての中小企業がこの小説のように逆転してチャンスを掴めるわけではないということは分かっているけれども、でもそういう希望を持たせてもらえる小説だなと感じました。
某スポーツメーカーの厚底ランニングシューズの競技への使用可否をめぐるニュースが報道メディアで取り上げられています。シューズの技術開発をめぐる世界を舞台にしたこの小説が実際の世界を先取りしている印象で、池井戸氏の着眼点には驚かされます。