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武藤敬司の半生記。
プロレスラーとしては輝いてても、全日に移籍して以降社長業で苦労してて、リアルな反面切なく感じた。
また、現在進行形だからかWRESTLE-1についての記述は一切なかった。
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スポーツ報知のwebサイトで連載
された同名の記事をまとめ、200ページを超える加筆を
加えて再編成したもの。誰もが「天才」と認める平成を
代表するプロレスラー・武藤敬司の35年が、ボリューム
たっぷりに描かれている。
いわゆる通常のプロレス本と一線を画しているのは、ス
トーリーの基軸に武藤の必殺技「ムーンサルトプレス」
を置いていること。デビュー時から使い続けていたこの
技は武藤敬司を超一流プロレスラーの座に導いたが、代
わりに日常生活すら困難となる深刻な疾患を産み出した。
酷使された膝は完全にボロボロの状態。普段の武藤敬司
が移動に車イスを使用している、というのは、ファンの
間では有名な事実。武藤が文字通り身を削ってまで使い
続けたこの技を各所で絡めることにより、「評伝」が「
物語」にまで進化してしまっているのだから凄い。
これはもう、福留崇広という記者の構成力と文章力の勝
利。僕は武藤敬司が天才プロレスラーであることに全く
異論は無いのだが、好きかキライかで言えばキライなタ
イプ。故ジャンボ鶴田同様、持って生まれた身体能力に
頼るファイトスタイルに心を揺さぶられた記憶が無い。
そんな僕が、この本を読み終わる頃にはちょっとした武
藤ファンになっている、という事実。この書き手もまた、
「天才」なのかもしれない、と言ったら褒めすぎ(^^;)
かもしれないが。
先頃人工関節を入れる手術が成功し、新日本プロレスの
MSG大会でグレート・ムタとして復帰したばかりの武藤。
相変わらずの天才ぶりを発揮し、米国の観客を魅了した
のは記憶に新しいところだが、もう武藤が月面水爆で宙
を舞う姿は二度と観られない。この本を読んだ所為で、
その事実が急に寂しくなったのだが、プロレスのリング
からまだ「天才」は奪われていない、という“もう一つ
の事実”には感謝すべきだと強烈に思った。
掛け値無しに凄いノンフィクション。
ちょっとでもプロレスに引っかかりを覚える人は、絶対
読むべき!
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凄まじい熱量で話題となったWeb連載が加筆・修正されて書籍化。プロレスという“終わらない大河ドラマ”の小説版を読んでいるようで最高に面白い!やはり武藤敬司というプロレスラーは本物の天才だ。自分が楽しんで見てた全日本プロレス時代のリング外があんな惨状だったというのは何とも複雑。でもそこで出てくるカシンのコメントは100点w
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武藤敬司さんのプロレス人生が、関係者の談話も含めて読み応えたっぷりに描かれています。
人となりや考え方もよく伝わってくる本だと思います。
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あらためて「天才」だと認識。
でも、そこから興味がなくなったんだよな。
プロレスに。
そのへんの答え合わせをしている感じです。
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天才 武藤敬司のプロレスでの軌跡を、本人の語り口調のような文章でつづる書。新人時代からぶっ飛んでた存在だったこと、アメリカでの成功、日本での活躍やムタの存在など、忌憚なく語っているように感じる。
やはりこの人は、縛られることなく自由なマインドを持った人だったんやなぁ。非常に読みやすく、また、心情が伝わり、良書。