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少女漫画原作と思えるくらい
甘~い時代小説です
他の作家さんだと被害者にしかなれない二人の主人公(夫と妻)
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ライトな時代小説。
絵師の歌川広重が登場で、沙耶の美人画を描きたいと言ってきたことから、写生会から派生する強請り事件の噂へと繋がります。
現代と違って、噂や評判は広がるものの、実際がどうなのかを直接見る人は少なくて、だから夫婦同心のことはみな知っていても、沙耶や月也本体を個別に見たところで結びつきにくいのかな、だから潜入捜査や囮捜査が成り立つんだろうな、と思いました。
今巻も巻末にかけて、次の事件「色悪」というもののイントロダクションがあります。
余談ですが、作中に出てくるサッパや鉄砲風呂などを、他の場所で目や耳にするということが重なり、「それ、知ってる!でも、どこでみたっけな……」と、わたしの脳ミソが近年稀に見る活発さを見せています。
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この「うちの旦那が甘ちゃんで」は、江戸時代での、武士の夫婦で、こんな甘い新婚生活なの?と、初め読んだ時は、ラブコメディ小説の類と、思いながら読んできた。
今回第4巻。
沙耶も段々、捕物も板についてきた。
危ない捕物には、余り関わらないのだが、捜索などの囮になったりと、活躍。
今回は、写生会の絵姿で、金持ちを強請るという連中を取り締まるという役を仰せつかう。
沙耶は、歌川広重から男装の絵姿を依頼される。
さてさて、断ることも月也は出来ず、それだからと言って、沙耶を写生会に出したくない。
音吉と、牡丹と一緒に、狭霧の店へ。
岡場所の取り締まりについて、奉行所は、吉原の利益の為に取り締まりを定期的にするのだが、、「いつ、取り調べる」と、事前に岡場所ヘ通達している、
岡場所の上りの一部が、「見逃し代」となるのが、実情。
昔から、両方とも良いように采配を振りながら、賄賂で、自分の懐を膨らませる輩もいる中で、月也のぼんやりが、ホンワカしすぎる。(笑)
沙耶が、夫婦で行った「八百善」で、魚臭さが無い事に・・・
この当時は、行燈に、鰯の油を使った魚油であったためであるが、そのために御香を焚いていた事を知らなかった。
今のアロマセラピーの様では、無かったのだと・・・・
さてさて、「色悪」で、弥助と牡丹が、どのような展開を見せてくれるか、5巻を楽しみにしよう!
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人気シリーズ4作目。初めて手に取ったときは全く売れていなかったのに今では大人気作品。自分の先見の明に拍手(笑い)。今作も期待通りの一冊でした。
あらすじ(背表紙より)
美人画で名を売る歌川広重から、男装の絵姿になることを頼まれた沙耶。最初は断るが、受けるようにと奉行所からお達しが出る。最近「写生会」というのが流行り、それをネタに金持ちを強請る連中がいるらしいのだ。沙耶は広重の依頼を受けると同時に、強請りの犯人を捜そうと…。大人気!書下ろし時代小説。
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回を重ねてますます二人の息もあってきた。
作者の筆もだいぶ乗っているようだ。
今回は、火盗改の歌川広重の兼ねてからの絵のモデルとなって欲しいという申し出に答える。
そんな折、若旦那たちが美人画を絵に描く写生会で、若旦那を強請るという事件が多発してるらしいと月也に事件の解明を奉行から依頼。
二人は偽の写生会を作り、網を張る。
男装の沙耶と女装の牡丹の美しさに息を飲む出席者。
今回もボンクラに徹する月也が。。。
物語にますます磨きがかかった4巻目。
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甘ちゃん旦那四作目。
前回からのつながりで、沙耶は絵姿になることに。
といっても男装姿だし、牡丹と一緒なので、
男装の美人と女装の美少年という取り合わせ。
写生会がらみの強請りを捕まえるためでもあったが、
ちょっとあっさりと捕まりすぎだし、
あまりに偶然すぎ。
後半は次の話の前振りと、とにかく話が短すぎる。
ちなみに、湯船、というのは初めて知った。
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「うちの旦那が甘ちゃんで」の4巻。
3、4と立て続けに読みました。
4巻も1冊で1つの話。こちらも、3巻と同様、事件については、ほにゃっとしてて、そんなに面白くはなかったのだけど、相変わらず食べ物の記述が美味しそうで良かったです。
そして、鉄砲舟。
銭湯の歴史で、そういえば聞いたことはあったけど、物語として読むと、心に残るでしょうね。もう忘れないだろうなー。
それにしても沙耶さん、モテすぎでは?笑
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#読了 あっさりと事件が終わってしまったのはいつものこと、と流して良いのだろうか?ともかく、事件の内容などよりは、月也や沙耶、彼らを取り巻くキャラクターの面白さを味わうことが一番なのかも。
毎度毎度、ご飯が美味しそうでいけない。食欲をそそる。簡単そうなのに美味しそうで本当にすごいなー。
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推理もの?としてより.
(ただ今回 チラッと出てきた気になる人があんまり話に絡んでこなかったのを見ると…事件は解決しているようで繋がっていくのかな??)
お江戸グルメ本として楽しんでる.
カツオをむしって食べたい.