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哲学の歴史的経緯や位置付けの違いについて浅く説明されている。深く学ぶ前に全体感を知るにはちょうど良い。浅く広く書かれておりキーワードが多く、話題が行ったり来たりすることもあって関係性が複雑なため、自分でメモを書いて整理しながら読むと正確な理解ができると思う(付箋を貼るだけでは関係性の整理までは難しいので箇条書きなどで書き起こすのが良いだろう)。
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コンセプトの通り、哲学の基本知識をざっと理解出来る作りで一冊目にはぴったりだった。
印象に残ったのは、哲学者と哲学研究者の違いについての記述である。
自分も「そもそも」と問い考え続ける姿勢で生きていきたいと思った。
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哲学について、「どういう学問なのか?」ということや、古代〜現代哲学の位置づけなど、ざっくり全体像を把握することができました。入門編としてはなかなか良い本でした。ここから少しずつ哲学についていろんな本を読んでいきたいです。
構造主義などの細かい特徴の把握はまだぼんやりしていますが、哲学を学ぶ意義は理解できました。
現代は「答え」を求めるのではなく「問い」を立てながらでないと、ビジネスも日常生活も生きていけない時代。大部分では生活にゆとりはできるが、ぼーっと流れに身を任せていたらあっという間に過ぎていそう。
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さくさくっと読めて、軽くて、少し軽すぎるため次の哲学書に手が伸ばしたくなるのは、意図した仕掛けなのかと思うほどの、最後の推奨ブックリストまで一気読み。
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なるほど、哲学というものがどうしてこうもつかみどころのないものなのかがわかったようには思う。だいぶ以前にこういう本を読んだ時に、詰まるところ考え方を考えさせてくれるのが哲学なのかと少し分かったような気がしたのだが、それがわかったところで、理解や実践が先に進むわけでもなく、ずるずると恐らくもう5年くらいは経ってしまったように思う。
まぁ過ぎ去ってしまった時間を惜しんでも仕方ないし、まずは巻末のおすすめの本を読んで一冊でもその内容を“分かった!”と言えるようにしてみたいものだ。